DocuWorksとPDFについて

※当記事は2013年6月当時のバージョンをもとに記載されているため、現在の最新バージョンでは変換できない可能性があります。あしからずご了承ください。

お客様から「DocuWorks形式のファイルをPDFに変換したい」というご相談を時々頂くことがあります。聞いてみると保存してある大量のDocuWorksファイルをPDFに変換したいとの考えている方が大半のようです。

「DocuWorks」とはご存知の方も多いと思いますが、富士ゼロックス社製の電子文書と電子化した紙文書を一元管理するオフィス向けドキュメント・ハンドリング・ソフトウェアの事です。使い勝手の話をすればPDFとよく似た規格と言えます。見るだけならビューアーも用意されていますので本当にPDFとよく似ています。

「DocuWorks」を導入するきっかけの大半はご利用になっている複合機の兼ね合いが大きいようです。富士ゼロックス社製の複合機でスキャンしたデータなどは基本的に「DocuWorks」形式になります。そのため、その流れで「DocuWorks」で資料をアーカイブされている事も多いです。

しかし、他社からデータをもらったり逆に他社へデータを送ったりする場合には大抵の場合はPDFだと言われます。そのため、送るときはPDFに変換し、もらった時はDocuWorks形式に変換する手間が発生します。

最近ではタブレットやスマートフォンでもドキュメントを閲覧する機会が増えてきました。もちろん、「DocuWorks」もiPhoneやiPad、Android用の閲覧ソフトはあります。 しかし、DropBoxなどのクラウドサービスを使った場合、PDFはたいていの場合は開くと表示できますが、「DocuWorks」のファイルは表示されない事の方が多いです。

「DocuWorks」と「PDF」を比べてどちらが良いかは使う方次第なので何とも言えませんが、汎用性と言う部分についてはPDFの方に軍配が上がるようです。

「AH PDF Server V3」では「アプリケーション変換」という機能を使えば「DocuWorsk」のファイルを変換する事が出来ます。「DocuWorks」もしくはビューアーは必要ですが、一度設定してフォルダ監視変換を使用すればあとは入力フォルダに「DocuWorks」ファイルをコピーするだけで自動で変換を行う事が出来て便利です。

どのように行うかは資料(DocuWorks_Convert.pdf)をご用意しましたので、一度評価版と共にお試し下さい。

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