6月6-7日、 ロンドンで XMLカンファランス (http://xmllondon.com/) が開催されました。弊社からは、アイルランド在住のTony Graham がプレゼンを行いました。
“RELAX NG(リラクシング)” と “Schematron(スキマトロン)” を組み合わせて XSL-FO のマークアップの妥当性をチェックする方法について、述べました。
RELAX NG は、構造的な検証を処理し、Schematron は RELAX NG では表現できない制約条件を処理します。
この機能は oXygen XML エデイタのアドオンとして、Schematron と RELAX NG を使って XSL-FO の詳細な検証を行う” focheck “として開発されました。focheck (オープンソース)は、GitHub よりご利用可能です。Oxygen の追加のアドオンフレームワークとしてインストールすることが可能です。もちろん、oXygen とは独立して focheck の RELAX NG と Schematron を使用することも可能です。
focheck – Validate XSL-FO and Antenna House extensions in oXygen or standalone
→ https://github.com/AntennaHouse/focheck
AH Formatter は、組版結果をより精度の高いものに仕上げるため、XSL 1.1標準の他に弊社独自の拡張機能を実装しています。この拡張機能の妥当性も RELAX NG と Schematron の組み合わせにより、チェックすることが可能となっています。
アドオンフレームワークの使用方法について、日本語のリードミーもご用意しました。是非お試しください。
明日はXML London で Tony Graham が行ったもう一つのプレゼンについてお伝えします。
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アンテナハウス海外サイト
http://www.antennahouse.com/
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