アンテナハウスはAH Formatter のAFP(MO:DCA形式)オプションを開発しています。本オプションは、AH Formatterで組版した結果をAFPアーキテクチャを採用する高速・高性能プリンタに出力するための機能を提供するものです。
AFP(Advanced Function Presentation)はIBMが開発したプリンタ用のアーキテクチャです。その後、2004年にカラーマネジメントの共同サポートを行うAFP Color Consortiumを結成し、さらに、2006年にIBMはAFPのアーキテクチャ全体をAFPコンソーシアムに譲渡しています。現在、欧米の主要なプリンタ・メーカがAFPコンソーシアムに参加して一大勢力となっています。AFPのページ表現形式がMO:DCAです。
IBMはインフォプリント事業をリコーに売却して、現在は、リコーの子会社であるインフォプリント・ソリューションズがAFPプリンタ事業を推進しています。
アンテナハウスは、本オプションを使ったPOD(Print On Demand)ソリューションについて、来月8日から10日に開催される「第14回 デジタルパブリッシングフェア」のインフォプリント・ソリューションズ・ジャパン様のブースでご案内させていただく予定です。
○参考資料
・AH Formatter
・Advanced Function Presentation
・AFP コンソーシアム