AH Formatter V6.2 製品発表会のお知らせ

アンテナハウス株式会社は、XML/HTML 自動組版ソフトのベストセラー『AH Formatter』をバージョンアップした『AH Formatter V6.2』を 2014年2月28日に出荷開始いたしました。これにともない、3月7日(金)に製品発表会を開催いたします。どなたでも無料で参加できますので、是非、『AH Formatter』の進化を知っていただきたく存じます。

製品発表会の詳細は次のページでご覧いただけます。
Formatter Club「AH Formatter V6.2 発表会」

今回のバージョンでは、MathML 描画エンジンが完全に書き換えられ、数式の組版がより一層強化されました。このとき、MathML の対応バージョンも AH Formatter V6.1 までの MathML 2.0 から 3.0 へ更新しました。
MathML 3.0 を含む MathML のサンプル(zip)出力結果 PDF

MathML 組版結果例
– MathML 組版例 –

また、ご要望の多かった次の機能などに対応いたしました。

  • フォント構築ファイルの設定でフォントフォルダのサブフォルダ内のフォントも検索が可能になりました。
  • font-variant に指定できる値が追加されました。
  • ボックスシャドウに対応しました。
  • テキストシャドウに対応しました。
  • 行グリッドに対応しました。
  • 複数ページに渡る脚注が可能になりました。
  • 表の各段に独立に行番号を振ることが可能になりました。
  • ページ分割されたセルでの表示内容が指定可能になりました。
  • tab-size プロパティに対応しました。
  • rgba() 関数が利用可能になりました。
  • トンボに見開きの背表紙の幅を指定可能になりました。
  • GUI 上に表示されるページサイズの単位が指定が可能になりました。
  • GUI で使用する表示上の言語の切り替えが可能になりました。
  • CSS で評価される @media の種別を指定できるようになりました。
  • PDF レイヤの指定が可能になりました。
  • PDF の埋め込み時に埋め込まれる PDF 内にあるリンクなどの注釈が保持可能になりました。
  • PDF へ埋め込むマルチメディアのプロパティが追加されました。
  • 組版の設定の既定値の見直しを行いました。
  • PDF 出力の設定の既定値の見直しを行いました。

行グリッドを使った組版例
– 行グリッドを使った組版例 –

既に『AH Formatter』をご利用の方も、自動組版にご興味をお持ちの方も、是非この機会に製品誕生から 14年目を迎えた『AH Formatter』の性能に触れていただきたく存じます。

・追記(2014年3月10日):
「AH Formatter V6.2 発表会」で配布した資料を公開します。『AH Formatter』の機能をご理解いただくのにお薦めです。是非、ご覧ください。
『AH Formatter V6.2』の数式組版と多言語組版の解説(PDF)
『AH Formatter』従来の機能と V6.2 で追加された新機能の紹介(PDF)




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