OEM営業では、現在、ソフトウェアメーカ様が製品に組み込んで、複製・再頒布していただくためのコンポーネントライブラリ(ライセンス)を提供しております。
また、お客さまの要望により、機能追加など、柔軟な対応もしております。
本日は、OEMサイトにある製品の中で、PDF作成の、もっともコアに当たる製品「PDF出力ライブラリ」を紹介させて頂きます。
「PDF出力ライブラリ」とは?
PDF構造を理解されている開発者向けに、PDFをより柔軟に、よりきめ細かく、一から作成するための製品です。
機能
PDF出力ライブラリ(PDFCreator)には、次のような機能があり、これらはPDFを出力していく基本的な関数で構成されています。
- ページの定義
- 座標位置指定によるレイアウトの決定
- オブジェクトの配置・決定
- テキスト
- イメージ
- グラフィックス
- 注釈
- 対話フォーム(AcroForm)
など
- しおり
- セキュリティの付加
また、PDF出力ライブラリは、PDF/A、PDF/X形式をサポートしております。
- PDF/A
- ISO19005 で規定される、長期保存用のPDF のサブセットです。
PDF/A-1(ISO 19005-1:2005)をサポートします。
- PDF/X
- ISO15930 で規定される、印刷データ交換用のPDF のサブセットです。
PDF/X-1a(ISO 15930-1:2001,ISO 15930-4:2003)、
PDF/X3(ISO 15930-3:2002,ISO 15930-6:2003)をサポートします。
ひとつの応用としましては、既存のPDFを直接編集(オブジェクトの変更、削除)することはできませんが、PDF ファイルのページコンテンツをそのまま、現在作成中のページの矩形領域に埋め込む(PDFインポート)ことが出来ますので、これを利用して、既存のPDFにオブジェクトを追加した形のページを作成することができます。
さらに、ページコンテンツの他に、ページ上に配置されている注釈、対話フォームなども指定に応じてインポートすることができます。
- 動作環境:Windows、Unix環境もサポートしております。
- 開発言語:C、C++
詳細仕様は、「PDF 出力ライブラリ仕様書.pdf」をご覧ください。
評価版お申込み、お問合せは、oem@antenna.co.jp までご連絡下さい。