伊那谷の箕輪町中曽根集落の中心にある桜の名木「権現桜」。
樹齢は1000年を超えるといわれるエドヒガンザクラ。樹高は約15 m、周囲6.7 mの大樹で長野県の天然記念物にも指定されています。
樹勢が良く整っていて年間を通し見応えのある大樹ですが、やはり桜が開花しているときの眺めは格別です。
桜の満開時期は毎年4月中旬から下旬。また、開花時期の夜にはライトアップもされ美しい眺めを更に際だたせてくれます(残念ながら手元にライトアップ時の写真はありませんでした…)。
権現桜という名称の由来は、樹下の祝殿に権現様が祀られているからとのことです。
枝が大きく東西に分かれ、分かれた枝で花の色味が異なっているその姿から地元では夫婦桜とも呼ばれ親しまれています。
アンテナハウスブログ「I love Softwera2!」で連載の「e-na 伊那谷 旅便り」を再構成してWeb「e-na 伊那谷 旅便り」にまとめました。