月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(25)―図形の配置 6パターン

前回(月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(24)―番号付き箇条書きの項目を、相互参照先に指定する)は、寄り道してしまいましたが、今回は、元に戻り図シリーズの続きです。

図シリーズ、これまでの2回は
図シリーズ1 (22)―Wordの図機能の概要 
では、図の種類を説明しました。
図シリーズ2 (23)―図の種類・配置・表示・管理
では、「オブジェクトの選択と表示」について紹介しました。その中で配置の変更として、行内文字列の折り返しについて説明しました。

今回は、文字列の折り返しの6種類の配置パターンを紹介します。図を選択して右クリックして表示される「レイアウトオプション」のアイコンを選択すると、次のようなメニューが表示されます。

レイアウトオプションメニュー

レイアウトオプションメニュー

この画面の中で、6種類の図のレイアウトオプションを実際に指定した結果を一つにまとめたのが次の図です。

6種類のレイアウトオプション

行の中の文字の進み方は共通です。常に左端から右端まで書き進み、右端が行末(行の折り返し)となっています。
・四角では行が図を囲む四角形を跨いで配置される。
・上下では図の四角形のある行の範囲では、図の左右に文字が配置されない。
・背面では図と文字が重なり、図が文字の背面に配置される。
・前面では図と文字が重なり、図が文字の前面に配置される。

狭く内部のときの文字の配置の違いについては、図の形状だけでは分かりにくいようです。

図の形状ではなく、図に設定されている折り返しの線によって文字の配置が変わります。折り返しの線は、図を選択して右クリックして表示されるメニューから「文字列の折り返し」⇒「折り返し点の編集」で変更できます。

折り返し点の編集コマンドを選択する

折り返し点の編集コマンドを選択する

折り返し点を変更した結果で、「内部」のときの文字の配置が変わっていることが分かります。

折り返し点の変更で文字の配置を変える

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◆前回:(24)―番号付き箇条書きの項目を、相互参照先に指定する
◆次回:(26)―図形の移動
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