カテゴリー別アーカイブ: XML-DITA

海外出展情報 その2

Tekom 2018

The European Association for Technical Communication  (欧州技術通信協会)は、11月13日から15日までドイツのシュトゥットガルトで開催される TCWorld aka Tekom  という年次の会議を主催しました。Tekom Europe は、世界最大のテクニカルライターの専門家向けの協会です。

Tekom では、PDF が今日使用されている最も一般的なドキュメントフォーマットであり、PDF を中心としたアンテナハウスの製品には常に大きな関心が寄せられています。 アンテナハウスは、AH Formatter V6.6Office Server Document Converter V7.0PDFXML変換ライブラリV2.0web Interface for AH FormatterWeb Interface for OSDC Regression Testing System V1.4 などの製品を紹介しました。

Tekom の参加者のあいだでは、XSL-FO は最適な組版ストラテジーとして選択されていますが、またページ組版としてのCSSにも非常に興味が持たれています。 AH Formatter V6.6 では、CSS の機能が改善されました。また、Formatter と CSS の併用に興味がある開発者のために、弊社ウェブサイトで CSS ページ組版入門 第4版 を公開しています。またプリントオンデマンド版がAmazon.co.jp から販売開始されました。

アンテナハウス(海外サイト)
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海外出展情報 その1

DITA Europe

昨年の11月5日から6日にかけて、アンテナハウスはオランダのロッテルダムで開催された CMS/DITA Europe でスポンサーとして参加しました。 第14回目にあたる Content Management Strategies/DITA Europe であり、2日間にわたって DITA に関する貴重な情報がふんだんに提供されました。会議では、参加者は Technology Test Kitchen と呼ばれるセッションで、発表者が新しい DITA ツールまたは CMS の使用方法を説明した後に、一緒に実地経験を積むことができました。

アンテナハウスは、DITA Open Toolkit 用の Antenna House PDF5-ML プラグイン を使用して、1つの DITA 文書に複数の言語をフォーマットする方法についてのデモを Technology Test Kitchen で発表しました。 PDF5-ML プラグインは AH Formatter と連携して動作するように設計されており、DITA Open Toolkit が提供するデフォルトの PDF プラグインよりも使いやすく、変更や管理が簡単で、尚且つパワフルです。 参加者は、PDF5-ML プラグインに大きな関心を示し、多言語ドキュメントを修正して PDF 出力を生成することがどれほど迅速かつ簡単であるかを体験しました。

セッションの合間には、参加者と席者と出展会社が集い友好を深めるための休憩室が設けられていました この会議の出展会社の多くはアンテナハウスのパートナーであり、また参加者の多くは AH Formatter のユーザでしたので、彼らと再会し、ソフトウェアの新機能を紹介し、パートナーシップを強化すべく今後のプランについて話し合う絶好の機会であったと思います。

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美味しいDITAの作り方セミナー「DITA再利用の原理とシステム活用」その2

ふたつめのセッションは「DITA運用編:再利用と協働制作を支援するCCMSとSchematron(スキマトロン)の活用法」と題し、アートダーウィン社が講演しました。
DITAの特性に応じたCMS製品(CCMS)が持つべき機能を、DITA専用CMSを使って具体的に解説し、さらにSchematron(スキマトロン)を使って、誤ったトピックライティングを矯正し、再利用を促進させる手法を実演を交えて解説しました。

DITAセミナー04出典:アートダーウィン著「再利用と協働制作を支援するCCMSとSchematronの活用法」から

ご参加された方々は皆さん熱心で、懸命にメモを取っていらっしゃる方もいらっしゃったのが印象的でした。
最後にアンケートにお答えいただいたのですが、80%以上の方に「期待以上に有意義だった」あるいは「期待通り有意義だった」とおっしゃっていただけました。

美味しいDITAの作り方セミナーは今後も続けていきたいと考えていますので、DITAに興味のある方は是非ご参加ください。

DITAセミナー

セミナーの様子

<< 「その1」




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美味しいDITAの作り方セミナー「DITA再利用の原理とシステム活用」その1

7月10日にアンテナハウスとアートダーウィン社共催で「美味しいDITAの作り方セミナー」を開催しました。
このセミナー、テーマを変えて過去に数回開催してきたのですが、毎回好評でして今回もその例にもれず、多くの方に喜んでいただけたと自負しています。

ひとつめのセッションは「DITA基礎編:みんなが知りたい再利用のしくみ」と題し、トピックファイルとは何か、マップファイルとは何かという話から始め、DITAが用意する各種情報タイプ(concept、task、reference、glossary)の概要説明、そして本セッションのメインテーマであるコンテンツ再利用手法(conref、conkeyref、keyref、条件処理、関連テーブル)の解説を行いました。

使用したスライドのほんの一部
DITAセミナー01DITAセミナー02DITAセミナー03
「その2」に続く >>




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oXygen XML Editor 20.0 の販売を開始いたしました!

mb_author

 oXygen XML Editor 20.0 の販売を2018年03月16日から開始いたしました。

oXygen XML Editor は先進のXMLオーサリング・開発機能とグラフィカルな編集プラットホームを提供し、世界各国で愛用されています。
Windows、Mac OS X、Linuxに対応し、ユーザーインタフェースには日本語版も用意されています。

oXygen XML Editor にはDITAで書かれた文章を、HTMLで構成された WebHelp(Webページ)に変換する機能を備えています。

例えば以下のように書かれたDITA文書を WebHelpに変換すると・・
oXygen XML Editor01

 

ボタンひとつで、このようなWebページを作成することができます。
oXygen XML Editor02

 

先ほどのDITA文書をPDFに変換することもできますよ。
こちらレイアウトにはアンテナハウスで開発した pdf5.mlを使用しています。

oXygen XML Editor03

ひとつの文章から、Webページを作成したり、PDFを作成したり、色々なことができます。

oXygen XML Editor の WebHelpは最初からレイアウトのテンプレートが用意されているので、簡単にレイアウトを変更することができます。
例えば、空と雲をモチーフとしたレイアウト。
oXygen XML Editor04

 

テクノロジーをモチーフとしたレイアウト。
oXygen XML Editor05

 

もちろんスタンダードでシンプルな青色をモチーフとしたレイアウトもあります。
oXygen XML Editor06

 

他にも色々なテンプレートが用意されています。
テクニカルな要素は増えますが、自分でテンプレートを作成することもできます。

テンプレートの作成方法(英語)
https://www.oxygenxml.com/doc/versions/20.0/ug-editor/topics/whr_publishing_template_contents.html

WebHelpはレスポンシブデザインで設計されているので、モバイル機器の表示にも対応しています。すごい!

ここまでくると、もはやエディタという感覚ではなく、システムという感覚に近いですね。

oXygen XML Editor 20.0 で追加された主な機能は以下です。

・ DITA

  • 未参照のキー定義をレポートする
    [DITA マップ 完全度の確認]ダイアログボックスに新しく[参照されていないキー定義を報告する]が追加され、 参照されていないキー定義をレポートすることができます。
  • 未参照の再利用可能な要素をレポートする
    [DITA マップ 完全度の確認]ダイアログボックスに新しく[参照されていない再利用可能な要素をレポートする]が追加され、 どこにも参照されない潜在的な再利用可能な要素をレポートすることができます。
    これらは、ID属性を持ち、リソースのみとしてマークされたトピック、または他の要素が再利用されるトピックで定義される要素です。

・ WebHelp

  • 公開テンプレート
    WebHelpレスポンシブ出力のルックアンドフィール(レイアウトとスタイル)を定義します。 これらのテンプレートは、チームと簡単に共有できるカスタマイズパッケージを表します。
  • ビルトイン公開テンプレートギャラリー
    oXygenには組み込みの公開テンプレートが付属しています。 これは、WebHelp変換シナリオの[ テンプレート ]タブで利用できます。 フィルタリングオプションとテンプレートプレビュー画像を使用して、 必要なテンプレートを簡単に見つけることができます。

・・・などなど、これらが追加された機能の一部となります。(追加機能が多すぎて書ききれません!)
詳細はアンテナハウスのホームページをご覧ください。
https://www.antenna.co.jp/oxygen/#v20.0

oXygen XML Editor はバージョンアップの度に、沢山の機能が追加されます。
こちらのページでは oXygen XML Editor 19.0 19.1 20.0 に追加された機能を紹介しています。
https://www.antenna.co.jp/oxygen/new-feature190-200.html

  • マスターファイルサポート
  •  DITA再利用コンポーネントビュー
  • PDFとXHTML出力のフロート画像
  • DITAトピックタイプの変換
  • oXygen WebHelp テンプレート

DITAやWebHelpに関する機能がとても充実していますね!

oXygen XML Editor に関してはアンテナハウスまで お問い合わせ ください!(oxygen@antenna.co.jp




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海外出展情報 その2

Xploration 18 は、Xplor International、Electronic Document Systems AssociationR が主催する、プレゼンテーションと展示の両方を提供する会議で、 出席者が電子文書の傾向、ベストプラクティス、規定、新技術について学ぶ場です。 アンテナハウスが Xploration 18 で展示を行ったのは今年で2年目となります。

4月23日、Antenna House はコロラド州デンバーの CMS / DITA 北米会議 に出席いたしました。 この会議は、Center for Information-Development Management(CIDM)が主催し、プレゼンテーション、ワークショップ、展示などを行っています。 アンテナハウスは毎年 CMS/DITA North Americaで展示を行い、今年は多言語フォーマットに関するセッションで [ Formatting languages is easy as pie with DITA-OT and PDF5 (-ML Plugin)! ]  という題目で、展示を行いました。

DITA NA

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海外出展情報 その1

米国アンテナハウスは今月(4月)2週間にわたって3つの異なるイベントに出席して参りました。 4月16日の週に、ワシントン DC で開催された JATS-Con 2018、フロリダ州オーランドで開催された Xploration 18 、そして4月23日は、コロラド州デンバーで開催の CMS/DITA North America に参加いたしました。

JATS-Con は、ジャーナル・アーティクル・タグ・スイート(JATS)を使用している、または学ぶことに関心のある人のための、2日間の会議です。 JATS は、学術雑誌を XML で記載する際に使われるスキーマの1種で、学術雑誌を記述するときの基準となる規格となっています。初回の JATS-Con は 2010 年に開催されました。会議の主催者、National Library of Medicine は Antenna House Formatter のユーザーで、JATS 実装のための XSL スタイルシートを開発しそれをパブリックドメイン(公有化)として提供しています。今年はアンテナハウスは JATS-Con の出席者として参加しました。この会議は、いつもアンテナハウスの多くのユーザーと出会う大変良い機会となっています。

あと2つのイベントについては明日ご紹介いたします。

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DITA Festa 2017 Tokyo (2)

昨日 に引き続き、DITA Festa の話題です。

大人気であったユーザーパネルディスカッションのあとに、DCJ の専門部会である、WebHelp 研究部会の発表を弊社社員が担当しました。

その発表のなかで大きく取り上げていたものが、CIDM のTrend Survey 2017 です。
本日は Trend Survey についてご紹介いたします。

https://www.dclab.com/resources/surveys/dcl-cidm-trends-survey-2017

Trend Survey01

Trend Survey 2017 は米国で行われたアンケート調査で、様々な問いのアンケートに専門家が回答した結果を表しています。1900名の回答者、その職務は製作者、情報アーキテクター、コンテンツ戦略家といった方々が回答しています。
回答者の80%が製品マニュアルを手掛けています。

 

Trend Survey02
3年後にどのようなコンテンツ戦略を予定していますか?

このアンケート結果には、近年のモバイル端末のシェアの増加が反映されて、「モバイルデバイスへのサポートを改善する」が第一位となっています。
続いて、「Dynamic Delivery System を提供する」が第2位となっています。
Dynamic Delivery System とは,コンテンツ全体から必要なコンテンツのみをパブリッシングできるようにするシステムです。
例えば、コンテンツ全体から、PDF を出力する際にはこのコンテンツを使用する、HTML を出力する際にはこのコンテンツを使用する、といったコンテンツの細かい使い分けができます。
DITA はこの Dynamic Delivery 機能を備えています。

 

Trend Survey03
現在のコンテンツの問題点は何ですか?

このアンケート結果には、検索機能に改善が必要、コンテンツが多すぎて情報が見つからない、上位を占めています。
これらは検索機能についての問題点で、ユーザの求めるコンテンツを迅速に提供できることが強く求められているということです。
技術の進歩でドキュメントはその分増えていきますが、ドキュメントが増えても情報を探す時間を増やしたくはないのです。

この大きな問題を解決するのが HTML によるニーズに沿った検索機能の実装です。
HTML の様々な機能で、コンテンツの問題点をカバーしていけるからこそ、近年はHTML の需要が高まってきています。

続いて見てみると、Dynamic Delivery System やコンテンツ構造化の未対応という問題点があげられています。
これらは DITA で解決できます。

DITA で構造化したコンテンツで、HTMLで構築する WebHelp を作成してニーズに沿った検索機能や色々な機能を実装することでコンテンツの問題を改善していくことができるのです。

Trend Survey 2018 は現在調査中です。
結果が楽しみですね!

https://www.dclab.com/resources/surveys/dcl-cidm-trends-survey-2018

DITA に関して、弊社には DITA 専門の DITA サービス部門がございます。
ご相談がございましたら、DITA サービス部門へお気軽にお問い合わせください!

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DITA Festa 2017 Tokyo (1)

昨年12月、6日と7日の二日間にわたり第15回 DITA Festa が富士ゼロックス株式会社の本社にて開催されました。
スウェーデンの医療機器メーカー「Elekta社」の導入事例や関連ツールの紹介等、今回も盛りだくさんの内容で、120名様を超える方々にご参加いただきました。

そんな中で、最も注目を集めていたのがユーザーパネルディスカッションです。
サトーテクノロジー株式会社、日本電気株式会社、株式会社日立製作所、リコークリエイティブサービス株式会社、ブラザー工業株式会社、横河電機株式会社、そしてローランド ディー.ジー.株式会社の7社からご担当者をお招きして、予定調和なしのガチンコで DITA について語っていただきました。
どこぞのパネルディスカッションは予定調和ありあり、という話を聞いたことがあるのですが、DITA Festa ではそのようなことはやりません(笑)

DITA Festa 2017

アンケート結果を見ても「メリットのみならずデメリットも聞けて参考になった」「各社さまざまな課題があり、個別の状況に合わせたソリューションの選択が重要と感じた」「ユーザー視点での想定外のメリット、デメリットが大変参考になった」「自由な意見交換が良かった」「各社の状況と DITA への取り組み方の違いが分かりおもしろかった」「パネリストのみなさまがとても本音でお話されていてよかった」などなど、大半の方が肯定的な感想を持たれたようです。

あまりにも評判が良かったので、3月あたりにもう一度どこかで… という話もあるとかないとか(^^)

DITA Festa 2017 Tokyo (2) >>




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page2018に出展します

「page2018」に出展します!!

2/7(水)から2/9(金)に開催される「page2018」に今年も出展します。
「page展」は、公益社団法人日本印刷技術協会が主催する印刷メディアビジネスの総合イベントです。
31回目となる今年は「アライアンスNEXT」をテーマに開催されます。
アンテナハウスは、JATS、DITAなど多言語・大容量のドキュメントの自動組版のご説明と、昨年末にリリースされたAH Formatter V6.5のデモ説明を行います。
AH Formatter V6.5はアクセシビリティのPDF/UA出力にも対応した、多言語・大容量組版に適した自動組版エンジンです。
実際にAHFoematterで組版をした事例Sampleもご覧いただけます。
そのほかにも、PDFなど各種データの変換ツールなどデータの再利用に役立つツールをご紹介いたします。

今回は、昨年に引き続き文化会館4Fの展示ホールBになります。
小さいテーブルブースですが、ご来場の際は受付後4Fまでお越しください。
下記お問い合せ先へご連絡いただければ無償の招待券をお送りいたします。

是非、ご来場賜りますようよろしくお願いいたします。

  • 「page2018」詳細
    http://www.page.jagat.or.jp/
  • 会期:2018/2/7(水)~2018/2/9(金)
  • 場所:池袋サンシャインコンベンションセンター
  • ブース:展示ホールB(文化会館4F)

お問い合せ先
アンテナハウス(株)S1システム営業グループ
sis@antenna.co.jp




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