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「PDFスイート4」をオンラインショップで先行販売開始

本日より「PDFスイート4」をオンラインショップで先行販売開始しました。「PDFスイート」は、アンテナハウスの主要なPDFデスクトップ製品をパッケージしたもので、今回発売の最新版の同梱製品は次の通りです。
・「書けまっせ!!PDF4 Professional」(V4.3)
・「瞬簡/リッチテキストPDF6」
・「スイート・ツール2」(PDFスイートのみに同梱)
 
「瞬簡/リッチテキストPDF6」は、先日、単体販売を開始したものです。
 
「PDFスイート4」の目玉は、スクラッチから作り直した「スイート・ツール2」です。PDFでレポートや仕様書を完成させるための編集作業を簡単に行うようにしました。従来は、主になるPDFに他のファイルからページ単位で取り込む方式でしたが、今度は、複数のPDFをファイル単位でくっつけたり、あるいは、ページ単位で結合する処理を簡単にできるようにしました。
 
SuiteTool2.png
「スイート・ツール2」の画面
 
同じようなコンセプトの製品としては、「DocuWorks」(富士ゼロックス)があります。PDFをつかって「DocuWorks」の操作性を実現するのはなかなか難しいですが、これを目指したいと考えています。
 
○「PDFスイート」のWebページ
https://www.antenna.co.jp/pds/
○オンラインショップの製品ページ
※新規
https://web.antenna.co.jp/shop/html/products/detail.php?product_id=177

※バージョンアップ
https://web.antenna.co.jp/shop/html/products/list.php?category_id=31
※無償バージョンアップ
https://web.antenna.co.jp/shop/html/products/list.php?category_id=132


AH Formatter V5.2 改訂1版をリリース

XSL-FO, CSSによるレイアウト指定に対応する自動組版ソフト Antenna House Formatter V5.2の改訂1版をリリースしました。
 
改訂版は、保守サービスとしてリリースしているもので、小さな機能改善と障害修正を行っています。
 
今回の改訂では次の改善を行っています。 
1.MIF出力オプションで次の機能を追加しました。
o 画像ファイルを埋め込むか、外部参照とするか選択できるようにしました。
o basic-link をFrameMaker® のハイパーテキストに変換するようにしました。
2.設定ファイルのformatter-settings の子要素の次のものについて、指定を取消すことができるようにしました。
o list-style-type
o script-chars
o space-after-punctuation
o space-before-punctuation
o space-between-digit-and-punctuation
o space-between-punctuation-and-digit
3.適用可能な複数のページマスタが見つかったときに、レベル2の警告を出力するようにしました。
4.axf:punctuation-trim に任意文字列を指定できるように拡張しました。
  
この他障害の修正をおこなっています。
改訂内容詳細
 
保守期間中(無償含め)のお客様は、最新の評価版をダウンロードして、お持ちのライセンスデータを適用することで、評価版を正規・改訂版としてお使いいただくことができます。
 
評価版のダウンロードはこちら


「瞬簡/リッチテキストPDF6」販売状況 2010/12/21

○Amazon
「瞬簡/リッチテキストPDF6」 10,921円 発売予定日・予約受付中 12月25日
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9-%E7%9E%AC%E7%B0%A1-%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88PDF6/dp/B004DULQBU

○ムラウチドットコム
「瞬簡/リッチテキストPDF6」 9,543円 発売予定日・予約受付中 12月24日
http://www.murauchi.com/MCJ-front-web/CoD/0000011820632/
○楽天ブックス
「瞬簡/リッチテキストPDF6」 12,600円 1~2週間以内に発送
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E7%9E%AC%E7%B0%A1%EF%BC%8F%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88PDF6-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%EF%BC%88%E6%A0%AA%EF%BC%89-4959313269702/item/6887639/
 
○ベクターValue More
「瞬簡/リッチテキストPDF6」 9,607円 ※納期予定:予約商品
http://www.valumore.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=226476&ref=2
 
まだまだオンライン(Web)ショップには出回っていないようですね。


「瞬簡/リッチテキストPDF6」でPDF変換製品の整理・統合

アンテナハウスでは、本日より、「瞬簡/リッチテキストPDF6」を発売します。本製品は、従来より販売していました「リッチテキストPDF5.2」のバージョンアップ版になります。
 
「リッチテキストPDF5.2」の機能を大きく分けますと、「PDF作成」、「PDF逆変換」(PDFからOffice変換)、「PDF結合・分割ツール」などのPDF変換関連の諸機能になります。この中で、PDF作成とPDF結合・分割については、「瞬簡PDF3」と類似機能を別のGUIで提供していました(次の図)。
 
Before1220.png
※アンテナハウスのPDF変換製品の旧構成
 
そこで、今回のバージョンアップでは、「リッチテキストPDF」の機能をPDF逆変換を中心に絞り込みし、逆変換機能強化を行いました。そして、「瞬簡PDF3」とセットで旧バージョンの機能を網羅するように整理しました(次の図)。
 
After1220.png
※2010年12月20日発売の「瞬簡/リッチテキストPDF6」
 
また、これまでは、OCR変換機能のないスタンダード版と、OCR変換機能のあるプロフェッショナル版の2種類を販売していましたが、今後はOCR変換機能をもつ製品のみとなります。
 
旧バージョンのユーザ様にはなにとぞご理解くださいますよう、また、引き続きご利用くださいますよう、お願い申し上げます。
○「瞬簡/リッチテキストPDF6」のWebページ
https://www.antenna.co.jp/rpd/


テキスト抽出ライブラリーでOffice 2010, AutoCAD 2010, DocuWorks7 新対応

2010年12月10日より、さまざまなアプリケーションのファイルからテキストを抽出する、クラウドコンピューティング時代のサーバ組込用テキスト抽出エンジン「TextPorter V5.1 サーバ版 」のリリースを開始します。
 
■V5.1では次のアプリケーションからのテキスト抽出に新対応しました。
* Office 2010の正式対応
V5.0で暫定的に対応を開始しましたが、V5.1で正式対応となりました。
* AutoCAD 2010対応
V5.0で対応したAutoCAD 2007/2008/2009に加え、AutoCAD 2010に対応しました。
* DocuWorks 7/7.1対応
従来のDocuWorksに加え、DocuWorks 7/7.1に対応しました。
 
■本製品の主な機能
* 主要なアプリケーション・ファイルからテキスト抽出
文書を作成したアプリケーションが無くても、指定したファイル、または埋め込まれたOLEオブジェクトからテキスト文字列を取り出せます。
* さまざまな文字コードに対応
抽出するテキストの文字符号化方式を切り替えることができます。また、テキストファイルの文字符号化方式や改行コードの種別を変換することができます。
* クラウド時代のサーバ組込に最適
テキスト検索、データマイニング等と組み合わせるなど、クラウドコンピューティング時代のサーバに最適です。
■本製品の詳細は次のウェブページをご覧ください。
* https://www.antenna.co.jp/axx/
バージョンアップの詳細についてはこちらをご参照ください。
* https://www.antenna.co.jp/axx/version-up.html


「瞬簡/リッチテキストPDF6」の先行ダウンロード販売を開始します

「瞬簡/リッチテキストPDF6」は、PDFや画像ファイルをWord・Excel・PowerPointや一太郎に変換したり、画像ファイルをOCR処理して透明テキスト付きPDFを作成できる「リッチテキストPDF6」と、PDF作成、複数のPDFを結合、PDFの分割、文書情報、セキュリティ設定・解除などの編集を行うことのできる「瞬簡PDF3」のセット商品です。
本製品は「リッチテキストPDF5.2」の後継製品で、主に次の項目が新しくなりました。
○ 画像をOCR処理して透明テキスト付きPDFが作成可能に!
○ PDFからOfficeファイルへの変換精度を従来より改善!
○ 日英2ヶ国語対応のOCR機能を強化して文字の認識精度を改善!
○ 操作画面を一新しました!より簡単な操作で効率よく作業!
○ 「瞬簡PDF3」と統合してPDF作成機能を強化!
☆「リッチテキストPDF6」の画面
SPR60.png
 
☆「瞬簡/リッチテキストPDF6」ちらし
ちらし(A42ページ)PDF 約1.7MB
 
□直販ショップでのみ先行ダウンロード販売致します。
ご購入(クレジット決済のみ)はこちらから
「瞬簡/リッチテキストPDF」ダウンロード販売ページ
■「瞬簡/リッチテキストPDF6」へのバージョンアップ購入について
リッチテキストPDF旧製品ユーザ様には、お得なバージョンアップ価格を用意しております。
※旧製品のユーザ登録が必要です(https://www.antenna.co.jp/online/
ユーザ登録後発行されるユーザID、ご自身で登録いただいたパスワードでオンラインショップにログイン後、ご購入いただけます。
【瞬簡/リッチテキストPDF6へのバージョンアップ価格(税込)】
・リッチテキストPDF5.2(5.0)プロフェッショナルユーザ様(3,360円)
・リッチテキストPDF5.2(5.0)スタンダードユーザ様(5,145円)
・リッチテキストPDFR1~4(スタンダード・コンプリート)ユーザ様(7,140円)
 
□ご購入(クレジット決済のみ)はこちらから
有償バージョンアップ販売ページ
 
■「瞬簡/リッチテキストPDF6」への無償バージョンアップ
11月1日以降旧製品をお求めの方が対象となります。
「リッチテキストPDF5.2プロフェッショナル」から
「リッチテキストPDF5.2スタンダード」から
 
【ご注意!】
・ダウンロード版はクレジット決済のみです。
・CD-ROM版の販売は12月下旬を予定しております。
・郵送DM許可の旧製品ユーザ様には、12月中旬以降に申込案内を送付予定です。
・ダウンロード版、CD-ROM版のバージョンアップ価格は同額です。
・ダウンロード版購入後、CD-ROM版に変更できませんのでお気をつけください。


「第26回XSLスクール」「第8回XSL-FO指南塾」開催決定

□「第26回XSLスクール」概要
 
◆開催日:2010年12月14日(火)
◆開催内容
XMLデータを組版する為の基礎知識を解説後、XSL-FOによるXMLドキュメントを印刷するためのスタイルシートの作成方法とXSL-FOの仕様について説明します。
「実習形式」のセミナーで、サンプルを参照しながら実際にスタイルシートを作ることで、「XSLT」と「XSL」を理解し、XSLTスタイルシート作成の基本的な技術を身につけることができます。
・講師: (株)アンテナハウス 小林具典
・開催時間:10:00~17:00 (休憩含む)
 http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-school.pdf
 
□「第8回XSL-FO指南塾」概要
◆開催日:2010年12月15日(水)
◆開催内容
W3C勧告のXSL-FOの仕様・記述方法について、日本語の組版事例を添えて詳細に解説をすると共に、AH Formatter V5の新しい機能について解説します。
テキストとして使用する「バッチ組版のためのXSL-FO指南V3.0」は、講師をつとめる藤島雅宏氏が執筆した日本語による貴重なXSL-FO仕様解説書です。
・講師: (有)イーエイド 藤島雅宏
・開催時間:10:00~17:00 (休憩含む)
 http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-FO_shinan.pdf
◆会場:アンテナハウス株式会社 会議室
 東京都中央区東日本橋2丁目1番6号 東日本橋藤和ビル 5階
 https://www.antenna.co.jp/access.htm
◆参加費用:お一人様(税込) 各42,000円
(両方のセミナーを同時にお申し込みの場合:各36,750円)
 準備いただくもの CDの教材を利用して実際にFOファイルを操作します
ので、CDドライブ付ノート型パソコンを持参下さい。
 AHFormatterV5.2を事前にPCにインストールいただきますようお願いします。
 ダウンロードは→https://www.antenna.co.jp/AHF/download/download-v5.html
◆申込みは以下のお問合せフォームまたは申込書にてご連絡ください。
 受付後にご連絡をさせていただきます。
 問合せフォーム→http://www.exism.co.jp/contact/form/forminq.html
 申込書→http://www.exism.co.jp/pdf/XSL-FO_school.pdf
□□次回開催予告□□
◆開催日:2011年2月下旬
◆会場:アンテナハウス株式会社 会議室
定期的に開催を予定しています。
出張セミナーにも対応していますので、詳しくはお問合せください。


「WebのPDFは重い」が迷信になる時代が来た

GoogleのChrome8がリリースされた。新しい機能として、PDF表示が加わったということで早速インストールして試してみた。
 
確かにPDF表示ができる。そして、「驚くほど速い」。
他のブラウザでは、WebページにリンクされているPDFは、ブラウザにプラグインされているPDF Readerを使って読んでいる。WebページにリンクされているPDFを表示するのはかなり時間がかかる。その時間にはブラウザからPDF Readerプラグインを起動したり、WebからPDFをダウンロードしたり、あるいはPDFをリーダがレンダリングする時間が含まれている。一昔前と比べるとこれらの諸元は全般的にかなり速くなってきているので、個人的には、PDF表示に最近はそれほどのストレスを感じていなかった。
しかしChrome8のPDF表示速度は次元が違う。
 
但し、このPDF表示速度を最大限に生かすには、Web上のPDFを「Web最適化」しておく必要がある。
 
○Web最適化とはなにかについては次を参照。
[Web 最適化PDFの意味、用途、効果]
Web最適化をしたPDFと最適化をしていないPDFを作って、Webサーバにアップロードし、それをChrome8で表示するのに要する時間を計測してみた。試したPDFは1,345頁で、約18MBのサイズのものであるが、環境によっては、1ページ目を1秒以下で表示できることが分かる。
Chrome-Comparison.png
但し、幾つか問題点もある。気がついた問題点を挙げると:
1.PDFの表示オプションが効かない。例えば、URLで、「abc.pdf#page=100」とすると、100ページ目を表示するべきなのだが、Chromeでは1ページ目を表示してしまう。
2.日本語の表示がおかしいところがある。例えば、縦書きに横書きフォントを使っているようでグリフ配置と向きが少しおかしい。
Chome8-tate.png
(Chrome8 による表示画面の一部)
3.注釈の表示は不完全。
多分、他にもいろいろ細かい問題はあるだろう。しかし、どうやらWeb上のPDF表示は重いという先入観を捨てるべき時期が来ているようだ。


FreeType の特許問題終結

AppleのTrueType用バイトコード・ヒンティングに関する特許が2010年5月に期限切れになったようです。
 
Patent #1: US5155805: Method and apparatus for moving control points in displaying digital typeface on raster output devices
Patent #2: US5159668: Method and apparatus for manipulating outlines in improving digital typeface on raster output devices
Patent #3: US5325479: Method and apparatus for moving control points in displaying digital typeface on raster output devices
The TrueType bytecode patents have expired!
 
FreeTypeプロジェクトでは、従来、特許に触れる部分を既定値では組み込まれないようにしていましたが、特許期限切れに伴い、FreeType version 2.4より、この機能が既定値で有効に変更されたとのことです。


DITA 1.2 がOASIS 標準として承認されました

12月1日 DITA 1.2 がOASIS 標準として承認されました。
 
OASISのDITA技術委員会は、DITA 1.2の仕様を委員会承認案として、会員の投票に付していました。投票期限は11月30日でした。既に、11月23日時点で必要な票数が集まっていたようですが、投票期限終了に伴い、正式に承認のニュースが流れました。
 
DITA1.1は2007年8月1日に公開されています。それから約3年と数ヶ月経過してV1.2が正式に公開されることになります。既に昨年来、DITA 1.2の仕様は凡そ固まっており、ツールも対応が進んでいるようです。
 
DITA 1.2で追加された機能は次のようなものがあります。
* Keys とkey 参照
* conref 機能の強化
* Constraint モジュール
* 学習・教育向けの特殊化
* 制限付きの語彙やタクソノミーを定義するための新しいマップの特殊化
* 機械産業向けのタスク
 
なお、DITA 1.2ではDITA 1.1の機能はそのまま使うことができますので、既に開発済みのシステムを修正する必要性は少ないと思います。


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