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新人から見たDITAの現状

私は DITA 関連サービスの営業を始めて3ヶ月目の新入社員です。まずは商品知識の習得という事で、日々XML や DITA の勉強を続けております。

そんな中で、気が付いたことがありました。DITA について調べようとすると、海外(特に英語圏)の情報は集まるのに、日本の DITA の情報はほとんど集まらないのです。公開されている DITA の導入事例の数も、日本とアメリカで大きな開きがあります。国土の差や企業数の差を考慮しても大きな開きです。また、DITA に関するコミュニティ(Yahoo や LinkedIn 等)も英語のコミュニティは頻繁に更新されているにもかかわらず、日本のコミュニティはほとんど更新されないか、同じ人が更新を続けているという状況です。何故このような差が生まれているのでしょうか。色々と調べてみました。

そもそも、DITA は企業がドキュメント作成の効率化とコストカット、及び品質の維持を目的として導入するものですので、個人の消費者によるコミュニティの盛り上がりは期待できません。その為、DITA に関わっている、もしくは DITA に関心のある企業の方が積極的に発言・情報公開をしなければ、DITA のコミュニティは盛り上がる事はないでしょう。

DITA を企業内で導入するだけならば、情報公開もコミュニティの活性化も必要はないはずです。ですが、DITA 関係者の間からは「DITA の導入促進にはコミュニティの活性化が必要だ」という声がしばしば上がっています。何故、DITA に関する情報公開やコミュニティの活性化が重要なのでしょうか。それは DITA の導入において使用するエディタが Word から XML エディタに変わるだけではなく、文章作成からパブリッシングに至るまでの「仕組み」が変わることを意味するからです。

極端な事を言えば、エディタを変えるだけなら、既存のエディタを置き換えて使う人が個人で勉強すればいい話です。ですが、DITA 導入は仕組みを変える事ですので、エディタを変えるだけでは済みません。エディタの使い方はもちろん、既存のドキュメントの変換、ライターの育成、そしてデータ管理の方法など、導入に際してやるべきことはたくさんあります。当然、相応の費用と人員、そして情報が必要になります。

費用と人員は企業内で用意できると思いますが、情報はどうしたらいいのでしょうか。そこで DITA のコミュニティです。コミュニティで情報交換(シェア)を行うことで自身の知りたい情報が得られるだけでなく、DITA の知識を持った専門家とコンタクトをとる事も出来るでしょう。逆に自分たちが持っている情報を公開することで、これからDITAを導入しようとする人の参考にしてもらう事もできます。

先に日本の DITA コミュニティが盛り上がりを見せていないと書きましたが、理由はいろいろあると思います。機密事項になっている為に公開出来ないといった企業の事情もあれば、コミュニティはいらないから情報だけ欲しいという場合もあるでしょう。あるいは、自社が何をしているのか競合に知られたくないという思いもあるのかもしれません。

ですが、海外の DITA カンファレンス(DITA North America, DITA Europe)では多くの企業が自社の DITA 導入事例、そして導入の経過まで公開しています。それらの企業が不利益を被っているという事はありません。それどころか、日本人でも知っているような大企業も(自社の PR も兼ねて)事例を発表しています。つまり、先に上げたようなコミュニティが盛り上がらない理由というのは、ほとんどが杞憂である可能性が高いのです。海外の事例公開の多さは、秘密主義である必要はない事、情報をシェアすることが損にはならない事を示しています。

私は、日本でも海外同様に DITA 関連のコミュニティが盛り上がる事、そして DITA 事例の公開が進むことを期待しています。それは自社の利益になるだけでなく、DITA を導入する企業全ての利益ともなるからです。




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XMetaL の FAQ を DITA 化しました

DITA のオーサリングで好評の XMetaL ですが、FAQ のページコンテンツを DITA 化しました。

ざっくりと概要を書くと
* 複数のバージョンの XMetaL の FAQ で部品共有できるものは共有する
* keyref 属性の有効利用
* 条件処理の有効利用
* トラブルシューティング情報タイプの導入
* 体裁を部分的に変更するための特殊化
です。

結果として、管理するトピック数をおおよそ半減することに成功しました。

詳しくは「DITA 採用事例(XMetaLのFAQをDITAで作る)」をご覧ください。




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海外出展レポート XML London 2015 その2

Tony Graham はこのカンファランスの XSL FO チュートリアルセッションで XSLT と XSL-FO の実践のためのコツとヒントについての発表も行いました。

およそ 400言語に翻訳されている世界人権宣言(UDHR)の様々な言語のユニコードテキストを用いて、FO を作成するサンプルなどを紹介しています。

発表資料はこちらからダウンロード可能です。
https://www.antenna.co.jp/AHF/ahf_jirei/pdf/2015/tips-and-tricks.pdf

トニーグラハムの経歴
Tony Graham は1991年よりマークアップに関わり、1996年からは XML に、そして1998年からはXSLT/XSL-FO に従事している。現在 W3C の Print and Page Layout Community Group の議長を務めている。以前は W3C の XSL-FO 仕様を策定する XML Print and Page Layout Working Group (XPPL) の招待エキスパートであり、また同時に XSLT のエキスパートであり、stf スキマトロン テスティング フレームワークの開発者であり、Antenna House focheck XSL-FO 検証ツールの開発者であり、XSpec および Juxy XSLT テストフレームワークのコミッターであり、「Unicode: A Primer」の著者である。
Tony の XML と SGML のキャリアは日本、USA、イギリス、アイルランドで培われ、また扱った言語は英語、中国語、日本語、韓国語で、教育界、自動車産業、出版、ソフトウェア、通信機器業界など様々な分野に関わっている。
2014年11月より、アンテナハウス(株)にシニア・アーキテクトとして勤務。 AH Formatter、 クラウドオーサリングサービス、その他関連製品に携わり、XSL-FO, XSLTのコン サルティングサービスを担当している。

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アンテナハウス海外サイト
http://www.antennahouse.com/
http://rainbowpdf.com/




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海外出展レポート XML London 2015 その1

6月6-7日、 ロンドンで XMLカンファランス (http://xmllondon.com/) が開催されました。弊社からは、アイルランド在住のTony Graham がプレゼンを行いました。

“RELAX NG(リラクシング)” と “Schematron(スキマトロン)” を組み合わせて XSL-FO のマークアップの妥当性をチェックする方法について、述べました。
RELAX NG は、構造的な検証を処理し、Schematron は RELAX NG では表現できない制約条件を処理します。

この機能は oXygen XML エデイタのアドオンとして、Schematron と RELAX NG を使って XSL-FO の詳細な検証を行う” focheck “として開発されました。focheck (オープンソース)は、GitHub よりご利用可能です。Oxygen の追加のアドオンフレームワークとしてインストールすることが可能です。もちろん、oXygen とは独立して focheck の RELAX NG と Schematron を使用することも可能です。

focheck – Validate XSL-FO and Antenna House extensions in oXygen or standalone
https://github.com/AntennaHouse/focheck

AH Formatter は、組版結果をより精度の高いものに仕上げるため、XSL 1.1標準の他に弊社独自の拡張機能を実装しています。この拡張機能の妥当性も RELAX NG と Schematron の組み合わせにより、チェックすることが可能となっています。

アドオンフレームワークの使用方法について、日本語のリードミーもご用意しました。是非お試しください。

明日はXML London で Tony Graham が行ったもう一つのプレゼンについてお伝えします。

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OEM製品のご紹介

今回は、OEM(組込み、生産・販売する方式)にてご提供できる製品のご紹介をさせていただきます。

PDFProduct

PDFのハンドリングできる製品を上記にイメージ化してみました。

各製品の概要としては、以下のようになります。

各製品の詳細に関しては、それぞれのリンク先にてご確認ください。
ご契約方法に関しては、大きく分けて以下の三種類をご用意しております。

  1. デスクトップライセンスデスクトップ製品へ組込み、再頒布いただけるライセンスです。
  2. サーバーライセンスサーバー製品へ組込み、再頒布いただけるライセンスです。
  3. ASPライセンス不特定多数のユーザー向けサービスシステムへ組込みいただけるライセンスになります。

ご契約内容に関しては、お打ち合わせをさせていただき、ご要望に添えるよう柔軟に対応させていただいております。

是非、評価版にて性能をご確認の上ご相談いただきたく、よろしくお願いいたします。




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☆Android対応 PDF描画ライブラリー pdfview☆

こんにちは!
アンテナハウスでは、Android 対応 PDF 描画ライブラリー Antenna House pdfview 1.0.1版を2015年6月3日にリリースいたしました。

お客様が開発される Android アプリケーションへ、PDF ファイルの表示・閲覧機能を組み込むことができる PDF 描画ライブラリーです。是非 Android アプリ開発にご利用ください!!

【製品の特長】
Android アプリで PDF 表示・検索が可能に!

  • PDF からビットマップへの変換を提供。
  • PDF からのテキスト抽出を提供。
  • ネイティブコードとして開発され、C言語API が提供されます。

サンプル簡易 PDF ビューアーが付属

  • すぐに実行可能な apk ファイルが付属。
  • ネイティブコードを Java から利用。
  • Java ソースコードが付属します。
  • ソースコードは開発にご利用頂けます。

アプリへの組み込みにご利用ください

  • 開発アプリケーションへの組み込み。
  • DRM や外部システムとの連携など、独自機能をもった PDF ビューアー開発。

☆すぐにお試し可能な評価版もございます。

詳しくは下記アンテナハウスのホームページをご確認ください。
→ https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/

【お問合せ先】
アンテナハウス株式会社
OEM営業グループ
e-mail:oem@antenna.co.jp
tel:03-5829-9021




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本日よりボーナスキャンペーン実施中です!!

7月2日からオンラインショップボーナスキャンペーン実施中です!

景気が良くなって世間では、ボーナスが多く出たとか出ないとか。。。
アンテナハウスオンラインショップも景気よくボーナスキャンペーンを行っています。
通常の価格よりもお求めやすい価格になっていますのでぜひこの機会にご購入下さい。

ボーナスキャンペーンは、オンラインショップのトップページのキャンペーンバナーをクリックして下さい。




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リッチテキストコンバータ USBFDDセット最後の販売のご案内

いつも弊社 オンラインショップ をご利用いただきありがとうございます。

現在、リッチテキストコンバータ20とパーソナル20のFDDセットが在庫切れとなっています。
7月中には入荷予定となっていますが10台のみの入荷となっています。

また、FDDセット販売はこの10台分で最後になります。
入荷状況は、オンラインショップの新着情報に記載します。
早い者勝ちです!!

アンテナハウスオンラインショップはこちらからどうぞ
https://web.antenna.co.jp/shop/html




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<大阪開催>これで出来る! 帳簿・書類の電子化活用 ~領収証・請求書等の「スキャナ保存」の新要件とは~

電子帳簿保存法から最近、アンテナハウス営業Gが力を入れているスキャナ保存について、大坂でもセミナーを開催することが決定しました。

本セミナーの主催はジップインフォブリッジ株式会社様と株式会社NTTデータビジネスブレインズ様です。共催にセイコーソリューションズ株式会社様が参加し、弊社からは講演者として益田が参加します。

【宣伝】

弊社益田講演:「正しく理解!e-文書法と電子帳簿保存法」(13:40~14:10)
トップバッターです。関西方面、大阪近辺でご勤務の方、その日関西方面へご出張の方、ご参加いただければ幸いです。

e-文書法、弊社関連製品へのお問合せ:
TEL:03-5829-9021
e-mail:sis@antenna.co.jp
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『第 19 回 国際電子出版 EXPO(eBooks)』出展のご案内

7月1日から国際電子出版EXPOが始まります。
ついこの間、Page2015を終えたばかりと思ってしまうのは、年寄りの証拠でしょうか…。

さて、今年の展示会は(も)、書籍編集・制作WebサービスCAS-UBと、そのバックグラウンドで機能するアンテナハウスの主力製品AH Formatterをメインに、PDFビューアやその他製品等を展示・紹介します。

メインは御馴染みですが、他にデモが可能なのは、Antenna House リグレッションテストシステム(PDF 高速自動比較ツール)です。地味に需要のある製品です。ご興味を持たれましたら、ぜひ弊社アンテナハウスブース(西ホール8-1)までお越しください!

今年はなんと、土曜日まで開催しています。
(毎年水曜日~金曜日までだった)
平日都合が付かない方、隣接するブックフェアのついでに覗ける方など土曜日を使ってご覧になってはいかがでしょうか。




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