現在、弊社の「システム製品のご購入時によくいただくご質問」(FAQ)を見直しています。
お客様から主にメールでお問い合わせがあった質問と弊社からの回答の記録を整理してFAQとして掲載しようとしています。
こうした目的で営業担当者がメールでお答えしている内容を整理するといろいろ問題がみつかります。例えば、次のような点です。
1.ライセンスの解釈が曖昧になってしまっている
例)グループ企業でサーバーを共同利用するときのライセンスの扱いをサーバーライセンスにするかASPライセンスにするか
2.割引価格を適用する条件が曖昧になって、ライセンス案内のWebページなどと不整合になっている
例)バックアップシステムに使うサーバーライセンスの割引価格
多くの場合、営業窓口で、用語の解釈を勝手におこなってしまったという問題のようです。規程の解釈や言葉の定義をきちんと見直してネジを締め直さないといけないと考えています。
ところで、バックアップサーバーという言葉はかなり多義的です。
バックアップサーバーというと、「バックアップデータなどを保存して、必要に応じてデータを復元するために用意するサーバー」という意味で、主にデータを複製して保存するサーバーを示すときや、通常運用しているサーバー・システムになにかトラブルが起きたときに、短時間で代わりに使えるように準備する待機系のサーバー・システムを指すこともあるかと思います。この二つでは役割もかなり異なります。このあたりの用語もきちんと定義付けして使わないと混乱を招く危険がありそうです。
9月2日に「システム製品のご購入手続き、ライセンスのカウント方法及び保守サービスなどについてよくいただくご質問」更新しました。