第134回 「中小企業のスキャナ保存を考える。何が導入のポイントか!?(1)」

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
本ブログの記載内容は、公開日時点での法令等に基づいています。
その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

 

中小企業のスキャナ保存を考える。何が導入のポイントか!?(1)

H27年H28年の連続緩和で今まで見向きもされなかったスキャナ保存に少しずつ注目が集まっています。
弊社が帝国データバンク様と独自に税務会計部門様170名に調査したことろ様々なことが解ってきました。

検討したい国税関係書類は
1位 請求書
2位 領収書
目的や課題
1位 倉庫費用や現状倉庫の容量限界
2位 電子化による検索性の向上
3位 過剰な証憑保管管理からの脱却
4位 二重三重のコピー保管

導入予定時期
直ぐに  2
半年以内 5
1年以内  10
2年以内  2

というものでした。

では書類の量を見てみましょう!

請求書の月間件数として
~100        15
101~300      8
301~500     11
501~1000     3
1001~3000    4
3001~5000    0
5001~        2
でした。

月間500件を超えるところが結果として導入意欲が高い事が分析より見えてきています。

次回は、導入する際の費用感を見てゆきましょう!

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・詳しくは、 https://www.antenna.co.jp/scansave/ をご覧ください。
・問合わせは、 sis@antenna.co.jp まで




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ソフトウェア&アプリ開発展(SODEC)に出展

~ソリューション・システムコンポーネント製品に愛をこめて~

5月10日より開催される「第26回ソフトウェア&アプリ開発展」に、アンテナハウスはシステムコンポーネント製品、ソリューション製品を出展します。
ご来場される際には、是非とも弊社ブースへお立ち寄りください。


【開催概要】
開催日程:2017年5月10日(水)~5月12日(金)
開催時間:10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
開催場所:東京ビッグサイト
ブース№:東11-31
http://www.sodec.jp/


今年の私たちは、去年とはちょっと違います。
去年よりひとつ年老いた(いぃえ)ひとつ年輪を重ね、そして気が付きました。

自分たちのできること、製品の機能を全面に押し出すばかりではなく、潜在顧客の声なき声に耳を傾けること。課題解決こそがモノづくりの原点だったのでは、と。

ということで、今回も出展のテーマを勝手に作らせていただきました。

「皆さんがやりたいことの課題解決にご協力します!」

とはいえ、私たちのできることは限られています。
突然、AI に囲碁を指させたり、月面探査機を飛ばしたりはできません。

私たちの得意技(ソリューション・システムコンポーネント製品)は、

  • 文書レンダリング技術
    ワープロ、表計算、図形、Web ファイル形式等のあらゆるデータを、高精度で相互変換する技術の開発と商品化をします。
  • PDF 技術
    PDF を電子配信の時代の紙に相当する基盤技術と考え、PDF の表示、生成、編集、変換・再利用など PDF 技術の開発と製品化を推進します
  • XML 文書を利用した組版技術
    W3C の XSL-FO 仕様に準拠し、世界中のお客様にご利用いただける大容量・多言語データに最適な自動組版技術と、独自開発した PDF 出力エンジンで、アクセシブルなタグ付き PDF や印刷用の PDF/X、長期保存 PDF/A などさまざまな PDF 形式で出力ができます。

これらの分野で課題を抱えている方、解決策も模索している方は、お気軽に足をお運び下さい。
解決できるまで、とことん、お付き合いをさせていただきます。
万が一何の解決にならなかったとしても、気晴らしの話し相手くらいにはなれます・・・。

それまで待てない、今すぐ何とかしたいという方は、下記お問い合せ先へご連絡下さい。
どこへでも駆け付けます !

お問い合せ先
アンテナハウス株式会社 S1営業グループ
sis@antenna.co.jp
https://www.antenna.co.jp/system/

今年のアンテナハウスは、ちょっと違うかも・・・。




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5月のセミナーご案内

~日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社様はいかにしてスキャナ保存を導入したか~

スキャナ保存対応ソフト 『ScanSave』 担当営業です。
本日は、5月に開催されます ScanSave を導入された日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社担当者様による事例紹介セミナーについてご紹介致します。
本セミナーでは、なぜスキャナ保存を検討されたのか、どうして弊社 ScanSave を選択されたのか、どのように証憑書類(請求書月2,000枚)を電子化されているのか等々を、営業担当でも、販売会社でもなく、日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社の担当者様に 直接お話頂くセミナーです!

二度の要件緩和により、スキャナ保存制度のセミナーが弊社に限らず各地で開催されておりますし、事例も公開されております。しかし、今回のように実際にお使い頂いている企業様、それも実際にお使いの担当者様が直接語る機会というのはめったにありません。
参加を希望される方は、下記をご確認の上、詳細・お申込み URL よりお申し込みください。

※本セミナーにつきましては、今後満席になる事が予想されることから、早目のお申込をお勧め致します。また、詳細お申込み URL の下に、日鉄住金パイプライン&エンジニアリング様の事例パンフレットを添付しております。セミナー受講前に、掲載されておりますアウトラインをご確認頂きますと理解が深まります。


導入企業が自ら語る! スキャナ保存制度導入事例紹介セミナー
~日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社様はいかにしてスキャナ保存を導入したか~
開催日時: 2017年5月11日(木)13:00~17:00
場  所: 東京都新宿区百人町2-27-6 関東ITソフトウェア健保会館
参 加 費: 無料
定  員: 100名
詳細・お申込みURL:http://www.kokuchpro.com/event/0511_jireiseminar/
事例パンフレットURL:https://www.antenna.co.jp/scansave/pdf/jirei_nittetusumikin.pdf


皆様のご来場、心よりお待ちしております。




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第133回 「H28年スマホ緩和で「特に速やか」が新しい入力方式になったと勘違いしていませんか?(3)」

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
本ブログの記載内容は、公開日時点での法令等に基づいています。
その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

H28年スマホ緩和で「特に速やか」が新しい入力方式になったと勘違いしていませんか?(3)

1)タイムスタンプに係わる要件整備で、スキャン当日に付与が必要であるものが、受領から翌日起算の3日以内に付せば良いとされました。
2)スキャンを行った際に保存すべき大きさ情報が、A4以下であれば不要とされ、JPEG内のExif情報中の内縦横ピクセル値や階調情報等を保存することで良いとされました。
3)相互けん制要件緩和として、受領事務とスキャン事務をそれぞれ別の者が行うこととする要件が不要とされ、受領者以外の別の者が電子化ファイルの確認を行うことで良いとされました。

これらの要件から、スマホ利用の際のリスクは何かお分かりでしょうか?
それは反対解釈で見えてきます。

1)タイムスタンプは、受領から翌日起算の3日以内に付さなければ「受領者等が読取る際の緩和要件」は使えない
2)スキャンを行った際に保存すべき大きさ情報が、A4超える場合は書類の大きさ情報が必要。
3)相互けん制要件受領事務とスキャン事務をそれぞれ別の者が行うこととする。

と読めていますでしょうか?

スマホの問題点は
・書類の大きさ情報が取れないので、何だかの措置が必要になります。
・受領者がスマホで撮影して、経理等に紙を回付する必要が出ます。

如何でしょうか?

詳しくお知りになりたい方は、メール下さい。
お待ちしております。

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・詳しくは、 https://www.antenna.co.jp/scansave/ をご覧ください。
・問合わせは、 sis@antenna.co.jp まで




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4月のセミナーご案内

スキャナ保存対応ソフト 『ScanSave』 担当営業です。

本日は、4月に開催されます2つのセミナーについてご紹介致します。
4月のセミナーは、経費精算、会計システム、そして ScanSave による証憑書類(領収書・請求書等)の電子化をテーマとしております。いかにして立替精算を効率化するのか、いかにして紙の領収書や請求書の保管に係る面倒な手間を減らすのか・・・。

その答えを是非、4月のセミナーで見つけていってください。

どちらのセミナーも事前のお申込が必要となります。ご興味のございますセミナーがありましたら『詳細・お申込みURL』をクリックの上、お申し込みください。
ご希望の方は、セミナー終了後に個別相談も承ります。奮ってご参加ください。


ペーパーレス経理で業務効率UP! スキャナ(スマホなど)を利用した証憑電子化と紙原本廃棄
開催日時: 2017年4月11日(火)14:00~17:00 ※明日開催です!
場  所: 東京都新宿区百人町2-27-6 関東ITソフトウェア健保会館
参 加 費 : 無料
定  員: 80名
詳細・お申込みURL:http://www.kokuchpro.com/event/0411_ebonsho/

SBIビジネスソリューションズ様、オービックビジネスコンサルタント様との共催セミナーです。本セミナーでは、

  • スマートフォンを利用して外出の多い従業員の立替精算と電子化対応を手際よく済ませたい
  • スキャナから取り込んだ証憑書類を効率的に電子化し、いかにして決済業務を効果的にコストダウンさせるか

というスキャナ保存制度を活用したペーパレス経理における難問に対して、

H27年・28年電帳法規則改正で要件緩和した「スキャナ保存」の解説
電子決済ワークフロー「経費Bank/承認Time(クラウドサービス)」(要件確保)と基幹業務システム「勘定奉行」(電子証憑管理)を活用した決済業務の効率化デモ

を行い、理論とデモで問題解決の緒を掴みます。


【仕事が変わる! ひろがる!】 スマホを利用した証憑電子化・会計連携ソリューションスキャナ保存最新動向・事例紹介セミナー
開催日時: 2017年4月25日(火)13:00~17:00
場  所: 東京都新宿区百人町2-27-6 関東ITソフトウェア健保会館
参 加 費 : 無料
定  員: 80名
詳細・お申込みURL:http://www.kokuchpro.com/event/AHseminar0425/

CEGB様、PCA様との共催セミナーです。
本セミナーでは、

  1. スマホを使った経費精算システム『X-MAN』
  2. 会計システム『PCA会計DX』
  3. スキャナ保存制度対応パッケージ『ScanSave』と帝国データバンクの電子証明書

の3つをご紹介し、スマホによる経費精算、低価格での証憑の電子化・原本廃棄、会計システムを含めた連携による業務の効率化をご紹介します。
当日は一貫しての連携デモを行いますので、より具体的に業務の効率化をイメージしやすくなります。貴社抱える問題の解決策、その取っ掛かりを掴んでいってください。

皆様のご来場、心よりお待ちしております。




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第132回 「H28年スマホ緩和で「特に速やか」が新しい入力方式になったと勘違いしていませんか?(2)」

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
本ブログの記載内容は、公開日時点での法令等に基づいています。
その後の法令改定により要件が変わる可能性がありますので、最新の法令などをご確認下さい。

H28年スマホ緩和で「特に速やか」が新しい入力方式になったと勘違いしていませんか?(2)

「受領者等が読取る際の緩和要件」の3要件とは何でしょうか?

ヒントは、タイムスタンプ、大きさ、相互けん制です。

これがすんなり出てこない場合は、問題ですよ!

では、答えです。

1)タイムスタンプに係わる要件整備で、スキャン当日に付与が必要であるものが、受領から翌日起算の3日以内に付せば良いとされました。
2)スキャンを行った際に保存すべき大きさ情報が、A4以下であれば不要とされ、JPEG内のExif情報中の内縦横ピクセル値や階調情報等を保存することで良いとされました。
3)相互けん制要件緩和として、受領事務とスキャン事務をそれぞれ別の者が行うこととする要件が不要とされ、受領者以外の別の者が電子化ファイルの確認を行うことで良いとされました。

皆さんはいかがでしたか?
しっかり押さえておられましたか?

さて、これらの要件から、スマホ利用の際のリスクは何かお分かりでしょうか?

次回は、その点を解説します。

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PDF Server V3.1 についてのお知らせ

メンテナンスリリース3の公開
既に製品ページで公開済みですが、3/22 に MR4 を公開しております。

  • 日付を含むヘッダフッタを利用する場合に 10/31 が 10/1 として処理されてしまう問題の修正
  • ファイル名に “%”s や “%d” などの書式が含まれるファイルが正常に変換できないことがある問題を修正
  • ImageMagick の脆弱性 (CVE-2016-3714) への対応策の適用
  • QRCode の読み取り時に使用する画像の解像度の適正化(96dpi ⇒ 300dpi)

保守期間中のユーザー様であれば無償で更新いただけます。
詳細はこちらからご確認いただけます。

  • 体験版について
    PDF Server には 30 日間、製品と同じ機能を全てご利用いただける体験版を用意しております。
    体験版のお申し込みはこちらからお願いします。

 

製品ページ:

製品お問合せ:システム営業グループ
TEL:03-5829-9021  e-mail:sis@antenna.co.jp




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番外編 「中堅企業が課題を克服して、スキャナ保存本番スタート!」

作成者:アンテナハウス株式会社 益田康夫
資 格:上級 文書情報管理士、簿記3級、行政書士
本ブログの記載内容は、公開日時点での法令等に基づいています。
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いつも ブログをお読み頂きましてありがとうございます。

下記無料セミナーがとてもお薦めです。導入企業が自ら語る点が興味深いです。

 導入企業が自ら語る! スキャナ保存制度導入事例紹介セミナー
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  開催日時: 2017年5月11日(木)13:00~17:00
場  所: 東京都新宿区百人町2-27-6 関東ITソフトウェア健保会館
参 加 費 : 無料
定  員: 100名
詳細・お申込みURL:http://www.kokuchpro.com/event/0511_jireiseminar/
事例パンフレットURL:https://www.antenna.co.jp/scansave/pdf/jirei_nittetusumikin.pdf

 皆様 お待ちしております。

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2016年9月よりクラ・サバ版としてScanSaveネットワーク接続版をリリースし中堅企業様の様々なニーズにお応えしております。

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第131回 「H28年スマホ緩和で「特に速やか」が新しい入力方式になったと勘違いしていませんか?(1)」

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「特に速やか」は「受領者等が読取る際の緩和要件」であり、新しい入力方式ではありません。

領収書等の国税関係重要書類の入力方式は、電子帳簿保存法施行規則3条
5   法第四条第三項 の承認を受けている保存義務者は、次に掲げる要件に従って当該承認を受けている国税関係書類に係る電磁的記録の保存をしなければならない。
一   次に掲げるいずれかの方法により入力すること。
イ 当該国税関係書類に係る記録事項の入力をその作成又は受領後、速やかに行うこと。

ロ 当該国税関係書類に係る記録事項の入力をその業務の処理に係る通常の期間を経過した後、速やかに行うこと(当該国税関係書類の作成又は受領から当該入力までの各事務の処理に関する規程を定めている場合に限る。)。

の通り、いわゆる「速やか方式」と「業務サイクル後、速やか方式」の2つかしありません。

これを「特に速やか方式」と説明している方がいた場合、クスッと笑ってあげて下さい。

さて、あなたは「受領者等が読取る際の緩和要件」の3要件を正確に説明できますか?

次回は、その点を解説します。

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PDF Server の『WindowsServer 2016』対応につきまして

先日製品ページでも公開しておりますが、WindowsServer 2016 への対応についておしらせします。

確認バージョン:

  • PDF Server V3.1 改定4版
  • PDF Server V3.0 改定12版

以上の最新改訂版を使用して、WindowsServer 2016 上で動作確認を行い、各機能が正常に動作することを確認いたしました。
上記以前の改定版をご利用の場合でも変換に支障は無いと思われますが、この機会に最新改訂版のご使用をお勧めいたします。

また、Web オプションについては従来のままではインストーラが動作しないことが確認できため、WindowsServer 2016 へのインストールを可能にした MR1 を用意しております。
これにあわせて、WindowsServer 2016 および WindowsServer 2012R2 への導入に関する補足マニュアルを用意して同梱いたしました。

製品ページ:

製品お問合せ:システム営業グループ
TEL:03-5829-9021  e-mail:sis@antenna.co.jp




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