2月6日に開催されたPage 2009コンファレンスで、「CSS Printの可能性」というテーマでプレゼンテーションをさせていただきました。
そのスライドをこちらに公開しました。
https://www.antenna.co.jp/XML/xmllist/CSSPrint-Page20090208.pdf
※Page 2009で配布されたものを少し改訂しました。
このプレゼンの内容を若干、文章化したのが次のページです。
「CSSによるプリント・デザイン」
Page 2009のプレゼンの準備やそれ以前にDCの福重社長との話をするなかで、CSSでWebの表示と印刷の統合することに大きな意味があるのだ!ということに気づかせていただきました。ありがとうございました。
なお、Page 2009セッションで「CSSは少ないページ数に有効」とプレゼンしたのに対して、会場参加者から100ページ位のものに使えるかどうか?と質問をいただきました。
その場では「Net PC」では遅くて使えないという意味の回答を致しましたが、実際に測定して見ましたところ、会場で配布しました「CSSによるページデザイン入門」(B5 60ページ)のHTML+CSS3を組版するのに、1分5秒、PDF生成(フォント埋め込み、Web最適化なし)が7秒程度でした。
●環境:AH Formatter V5β版+AcerのAspire One(1万円のネットブック) 1.6GHzCPU+0.98GRAM
PDF Tool V3 をリリース
PDF Tool V3のリリースが遅れていましたが、2月4日よりリリースしました。
詳細Webページ:https://www.antenna.co.jp/ptl/
V3を発売では下記の機能が新しくなりました。
* PDF Referenceに沿ったクラス化を行いました。
* セマンティックスの単純化。
* 新機能
o テキスト透かし挿入
o ファイル添付機能
o ページ(ページオブジェクト)の編集機能
o 空白ページの挿入
o 指定ページの矩形領域へ文字列を出力
o 矩形領域の塗り潰し
o 指定ページの削除
o 用紙サイズの変更、回転
o 画像透かし
o しおりの宛先としてaction(外部PDF、ファイル、WEB)の設定が可能
o 画像のステンシルマスク機能
o 有効期限設定機能
特に、PDF Tool V3は、APIを一新してより使いやすくしています。但し、従来のV2.6とはAPIの互換性がありません。このあたり、既存のお客様にはご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ありません。なにとぞ、ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。
Page 2009 XMLと日本語組版、CSS Print セッション
2月4日から6日開催のPage 2009において、「XMLと日本語組版、CSS Print」セッションが開催されます。
日時: 2月6日 金曜日 16:00~18:00
会場: サンシャインシティ TOKYO ワールドインポートマート5F
詳細情報: 申し込みWebページ
ここで、Antenna House Formatter V5 とCSSを使ったプリント用ページデザインについて報告させていただく予定です。
皆様のご参加をお待ちしています。
ところで、このセッションですが、講師が三人とも小林姓です。小林3兄弟?
2009年にあたって
いよいよ2009年ビジネスが始まりました。
年末に、「世界経済危機 日本の罪と罰」(野口 悠紀雄著)を読んでいましたら、今年のGDP成長率マイナス5%もありうる、日本経済が制御不能な状態に陥るかもしれない、と書いてあって、そら恐ろしくなりました。バブル崩壊後の最も悪い時期でも、GDP成長率はマイナス2%だったとか。それを超える最悪の状態の可能性ありということです。
背景に、アメリカの住宅・石油税制をはじめとする歪んだ制度がもたらしたアメリカの消費過剰による貿易赤字の増大、いままでそれを日本、中国、オイルダラーが金融面でファイナンスしてきたがそれが続かなくなったことがあること。それにしてもトヨタの経常利益2兆円も上記のスキームが作り出したバブルだったとはなかなか恐い分析です。アメリカには時々行きますが、狭い範囲の少ない経験から見ても、確かにそういった側面はあると思います。
アメリカの貿易赤字といえば、一昔前は、日本が悪役でしたが、今は日本よりむしろ中国や中東です。日本だけじゃ済まない話ですし、難しい。
既に、日本の貿易収支は8月に26年ぶり貿易赤字になった後、10月11月も貿易赤字になっています。いよいよ日本も貿易赤字国?
それにしてもこれからの日本経済はどうなるんでしょうか?
こういう暗い話に負けないように、今年はいつもに増して、明るい気持ちとネバー・ギブアップの精神が重要な年のようです。
明けましておめでとうございます
いよいよ、2009年が始まりました。
今年の新たな挑戦のテーマは:
・CSSでプリント!
・DITA
・SaaS
です。
「CSSでプリント!」(もう少しカッコイイ表現を模索!)が最優先課題です。
DITAは去年から取り組んでいますが、今年は、更なる発展を目指します。
SaaSも去年から取り組んでいますが、あまり成果はありませんでしたが、今年も諦めずに挑戦!
アンテナハウスPDFも課題が沢山あります。もっと会社に力を付けてもっともっと良い製品を提供できるようになりたいものです。
今年もやることが沢山あります。
ともあれ、今年が良い年でありますように。
皆さま 良いお年をお過ごしください。
Vector 2008年売上上位100製品キャンペーン「書けまっせ!!PDF」
オンライン・ソフトのダウンロード販売サイト Vectorは、12月19日より「2008年売上金額ランキング上位100本を全品特価」キャンペーンを行なっています。
http://shop.vector.co.jp/service/special/best100/
アンテナハウス製品では、「書けまっせ!!PDF」が41位に入り、5%OFFのキャンペーンに協力しています。
http://shop.vector.co.jp/service/catalogue/kakemassepdf/
まだお持ちでない方は、ぜひ、この機会にご購入をご検討いただけばと思います。
AH Formatter V5 CSSによる文書レイアウト指定セミナー 2009年2月 広島、福岡で開催
「CSSによる文書レイアウト指定セミナー」の新しい日程表を作成しました。
1月20日(火曜日)に東京・八重洲で第2回目を開催。
2月12日(木曜日)に広島、同13日(金曜日)に福岡で開催します。
詳しい内容は、セミナー案内ページをご参照ください。
HTML/XML文書を高品質PDFに出力するために
「CSSによる文書レイアウト指定セミナー」
付録:WordによるDITA編集とPDF化のご紹介
セミナーにご参加いただいた方の特典として、冊子「CSSによるページデザイン入門」を差し上げます。
ぜひ、この機会にCSS3を使ったプリント向けのページデザインがどのようなものか、ご覧になって頂きたいと思います。
AH Formatter V5のページ
CSSによるページレイアウト
今週は、8日東京、11日名古屋、12日大阪の3箇所で「CSSによる文書レイアウト指定セミナー」を開催しました。
来年新しく発売予定の「AH Formatter V5」の事前PRとして、新バージョンの目玉機能であるCSS3を使ったページデザインについて紹介することが目的です。セミナーには東京、名古屋、大阪の合計80名強の方のご参加をいただきました。
CSS3のページレイアウトの実例として、セミナーで配布しました資料の正誤表をCSS3を使って、A4横の用紙にでるようにCSSを変えてみました。
AH Formatter V5は、Webページをページ媒体用に可視化することもできますので、β版でお試しになっていただけると良いと思います。
1.AH FormatterのWebページを開きます。
2.AH Formatterを起動して、正誤表のURLをAH Formatterにドラッグ&ドロップします。
3.そうしますと次の画面のように正誤表がA4横の用紙を使って表示されます。
スタイルシートは次のようになっています。
(1)Landscaleという名前付きのページで、A4横のサイズを指定します。
@page Landscape {
size: A4 landscape;
margin-top: 0;
margin-bottom: 0
}
(2)landscapeクラスに名前付きページ:Landscapeを適用します。
.landscape {
page: Landscape;
}
正誤表のHTMLでは、body要素にclass=”landscape”を指定していますので、A4横の用紙設定となります。なおFireFoxなどのブラウザでは、まだ、まだこの機能は実装されていませんので、ブラウザでは使用できません。
Antenna House Formatter V5 β版の配布を開始
昨夜より、Antenna House Formatter V5 β版の配布を開始しました。β版はこちらからダウンロードしていただくことができます。
AH Formatter V5.0
AH Formatterの発売は2009年2月を予定しています。発売まであと約2ヶ月強ということで、いよいよ最後の追い込みです。
今度のバージョンから、XSL-FOに加えてCSSもサポートしますが、CSSの魅力はなんといっても、直感的でわかり易いというここと、それとWebページのデザインに普及しており、既に利用者が多いこと。
CSS3の@ページの機能強化でページ媒体のデザインにも利用可能になると、CSSの新しい用途が広がることになるだろうと思います。
CSSによるページ媒体向けのデザインの普及のために「CSSによるページデザイン入門」という冊子を作りました。この冊子を使ってのセミナーを随時開催します。
「CSSによる文書レイアウト指定セミナー」
CSSをページ媒体向けのデザインに使ってみようとお考えの方は、ぜひ、セミナーに参加してみてください。