クラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」の編集画面について、簡単にお話しします。以下の画面は、今後も改良で変わることがあることを、ご了承願います。
CAS-UBにログインして、執筆中の本を選ぶと、次のような画面が出ます。
CAS-UBの編集画面。全体
この画面は、CAS-UBで作られた最初の電子書籍「はたらく人のための転職の実学」を編集するときの画面です。
縮小した画面で見づらくて恐縮ですが、上のほうに使える機能の一覧があります。
左側は、本の目次に相当する部分です。いまは章に相当する部分が一覧に並んでいますが、節の部分に移動したのが、次の画面です。
CAS-UBの編集画面。節の部分
これは、「2.3 正しい転職チャンネルを選ぶ」を表示したものです
左上に、本の章・節といった構成がツリー構造で表示されています。このツリー構造を使って、本の中のあちこちに飛んで行って、文章を編集したり、章や節を追加・削除したりできるわけです。
画面右側の「正しい転職チャンネルを選ぶ」以下は、実際にCAS-UBで入力された文章が表示されています。
「はたらく人のための転職の実学」は、すでに販売を開始しています。詳しくは、
CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
をどうぞ。
トレーニングセミナーのスケジュール、申し込み方法などは、
CAS-UB トレーニングセミナーのご案内
をご覧ください。
CAS-UBについての詳しい説明は、
http://www.cas-ub.com/
をご覧ください。
CAS-UBのセミナーを開催します
先日、発表会でお披露目したクラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」。
8月からは、実際に体験して、EPUB, PDFといった電子書籍を作るハンズオンのトレーニングセミナーを開催します。
CAS-UBを実際に使いながら、本の編集、制作を行っていただきます。
場所が狭いので、各回、5名と少なくて恐縮ですが、人気が出てくれば、もっと広い場所で開催したいと思っています。
スケジュール、申し込み方法など、詳しくは、
CAS-UB トレーニングセミナーのご案内
をご覧ください。
すでに、CAS-UBで作られた電子書籍「はたらく人のための転職の実学」も販売されています。
詳しくは、
CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
をどうぞ。
CAS-UBについての詳しい説明は、
http://www.cas-ub.com/
をご覧ください。
クラウド型汎用書籍編集・制作サービス CAS-UBを発表
昨日、クラウド型汎用書籍編集・制作サービス CAS-UBの発表会を開催し、正式に発表させていただきました。
開発チームの面々は、無事、終了するかどうか戦々恐々でしたが、大きなトラブルもなく一安心でした。
CAS-UBは、ブラウザさえあれば、文章を書いて、EPUBやPDFの本を作れるクラウド型のサービスです。
Wiki(ウィキ)という、ネットでは有名なサービスで使われる書き方を使っています。
Wiki記法を使うと、見出しや箇条書き、文字サイズや文字の装飾といった、HTMLでできることが、HTMLより簡単に書けるようになっています。
CAS-UBでは、入力した1つの文章から、EPUBとPDFのどちらの形式の電子書籍でも作れるようになっています。
文章を書いて保存しておけば、何度でもEPUBやPDFを作ることができます。
すでに、CAS-UBで作られた電子書籍も販売されています。
詳しくは、
CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
をどうぞ。
まだまだよちよち歩きのシステムですが、今後はどんどん発展させていくつもりです。
ご意見を賜りたいと思います。
CAS-UBについての詳しい説明は、
http://www.cas-ub.com/
をご覧ください。
CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
CAS-UBで制作した初の書籍「はたらく人のための転職の実学」のEPUB版とPDF版をDLmarketで販売開始しました。
○EPUB版:
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/151754/language/ja
6.8MB、税込み680円。
○PDF版:
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/149718/language/ja
3.1MB、税込み680円。
いづれもDRMは設定していません。
本書は、4月1日にPDF版のみで発売した「きれいにスッパリ転職するための本」の内容を改訂して第2版としたものです。
なお、国際電子出版エキスポにて販売しましたBOD(Book on Demand)による書籍と内容は同等のものです。BOD版は四六版208頁で税込み1,260円で販売しています。
○CAS-UBのPRWebページ
http://www.cas-ub.com
○アンテナハウスEPUB情報ページ
https://www.antenna.co.jp/EPUB/
PDF Viewer SDKと他のライブラリ製品との組み合わせによる応用
稟議・承認、受発注伝票処理を紙ではなくPDF上で管理しようとするシステムの開発の検討がされております。PDF Viewer SDKを利用した表示、註釈付加や、セキュリティ変更権限、別途用意されたスタンプ権限を用いて、業務の流れに沿った承認で、業務を遂行するシステムの提案ができます。
*スタンプ機能は、弊社製品PDF Tool APIをご利用下さい。
PDF表示・書き込み、編集の応用
PDF Viewer SDK V3.0以降からは、PDFViewer Ctrlを追加して、ページ編集・操作機能を他社に比べて強化し、より開発がし易くなっております。開発者はこれらの機能を利用して、お客様の業務遂行に合ったシステム開発を効率良く行うことが出来ます。
● PDF Viewer SDKは、Webアプリケーションにより、インターネット経由で、配信されて、ブラウザ画面を構成し、学年、学科、科目などから必要なPDFテキストや問題用紙などを検索して、表示・印刷や、文字列を書き込み・返信などができるサービスの構築に利用されております。
ブラウザ上のテキスト、問題用紙の表示・印刷、書き込み・返信操作は、HTML+JavaScript+PDF Viewer SDK(ActiveX)で実現しています。
PDF Viewerを組み込んだ閲覧辞典
今日から応用分野を紹介させて頂きます。
きんざい様から出版されていますCD-ROM版の辞典です。PDFViewer APIを利用して開発した専用の検索表示アプリケーションとPDF記事をCD-ROMに格納します。CD-ROMから直接、アプリケーションを起動し、①のメニュー画面により、PDF記事の検索操作を行ないます。
専用に作りますので、非常に操作性を高めることができます。
①メニュー画面
PDF Viewer SDKの紹介
アドビシステムズ社によって開発されたPDFはご存じのように、紙に代わる電子の紙として、世界中で、標準フォーマットとして広く利用されております。
PDFファイルを表示・印刷するには、アドビシステムズ社が無料で配布している「Adobe Reader」が一般的に利用されております。
コンピュータの機種や環境に依らず、PDFデータを表示・印刷することができるので、インターネット上での文書の配信等に広く使われています。
情報の伝達という意味ではPDFは非常に便利なものといえます。
文書管理システムにおいて、扱われるデータとしてPDF形式が、多くなっております。
PDFをWordやExcelで再編集!! グラフのはずが表に変換!?
本日は、瞬簡/リッチテキストPDF6.1の裏技的な機能についてお話したいと思います。
以下は、棒グラフが配置されたPDFの例です。
(画像をクリックすると、拡大ポップアップ表示されます)
[出典:外務省NGO支援策に関する調査結果報告(概要)2003年3月28日]
これを既定値でWordに変換してみると、下記のように「何だコリャ!?」という結果になってしまいました。
この場合、PDFの中身を見るとグラフの目盛り線は単に水平線の集まりで定義されているだけであるため、変換エンジンはこれを優先的に表
として処理するように判断し、このような変換になってしまいました。
それにしても、これでは困ってしまいますね。
こんなとき、瞬簡/リッチテキストPDF6.1の詳細設定機能を使うと、PDFでレイアウトが崩れてしまう場所を画像にして変換する指定ができます。
まず、瞬簡/リッチテキストPDF6.1で変換するPDFを指定します。
次に、以下の○印のところにあるボタンをクリックします。
すると下記のような設定画面が表示されます。
ここから、(1)画像にしたい図があるページに移動し、(2)[画像変換の指定]タブを選択して、(3)表示されたページで画像にする範囲をマウスで選択後、(4)設定を保存して閉じる、という操作を行います。
この後に、再度先ほどのPDFを変換すると、Wordでは以下のような変換結果になります。
いったんこのように変換しておくことで、図を編集しなおす時間を短縮することが可能になります。
可能になります。
さて、短い間でしたが、瞬簡/リッチテキストPDF6.1に関するお話しにおつきあいいただき、ありがとうございました。
これからもお客様のお役に立てる製品開発と改善をたゆまず続けていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
PDFをWordで再編集!! 段組みとテキストボックス、どちらを選ぶ?
PDFをWordで編集しなおしたいと考えますと、できるだけ元の体裁を再現して取り込むことができれば、編集にかかる手間も時間も削減できて便利です。
PDFを再度Wordに戻す場合、手っ取り早くレイアウトを再現するためにWordのテキストボックスに変換する方法があります。
Wordのテキストボックスは、ページ上に四角い枠を座標で配置できますから、その中にテキストを流しこめばレイアウトも比較的簡単に再現できます。
以下は、2段組みされたPDFをテキストボックスでWordに変換した例です。
(画像をクリックすると、拡大ポップアップ表示されます)
[元のPDF]
[テキストボックスでWordに変換した結果]
実際にこのような変換方法を既定値とする変換ソフトは、OCR変換型に多いようです。OCR処理ではページ上で文字列や表のある場所を最初に「領域」と呼ぶ矩形範囲でとらえてから文字認識を行うのが一般的で、「領域」をそのままテキストボックスに置き換えれば変換処理は比較的容易に行えるだろうと推測されます。
実は、瞬簡/リッチテキストPDF6.1でも、DTPソフトで作成したPDFなどレイアウトが複雑な文書をWordに再現するため、変換条件で「レイアウトを優先する」オプションを設けて、選択された場合にはテキストボックスを使用した変換ができるようにしています。
しかし、テキストボックスに頼る変換は、Word上での編集しやすさをスポイルしてしまいます。例えば、本文が横書き2段組みで構成されている文書が左右別々のテキストボックスで変換された場合、左側の段落で文字を削除したり追加したりしても右側の段落には何も影響しませんから、全体で体裁を整えるのがとても大変になってしまいます。
このようなことから、瞬簡/リッチテキストPDF6.1では、段組みを段組みとしてWordの本文に再現できるようこだわりを持って変換を行っています。
以下は、上記のPDFを既定値でWordの本文に変換した結果です。
このような変換だと、段落の文字列はひとつながりで編集できますから、修正も行いやすいですね。
レイアウトの再現は、PDFの情報だけが頼りであるためうまくいかない場合もあり、何年製品を作り続けていても「道半ば」なのですが、この先も変換後の編集しやすさを心がけて、改善を続けていきたいと思います。
なお、その他の変換例につきましては、瞬簡/リッチテキストPDF6.1の変換例のところをご覧になってみてください。
次回は瞬簡/リッチテキストPDF6.1の裏技についてお話しします。