縦書き/右綴じを見開きレイアウトのPDFへ

日本語の縦書きの文書の場合、大抵は右綴じで製本され、文章を右から左に読み進めていきます。

縦書き 右綴じ

PDFを見開き表示にする場合、Adobe Readerなどでは読み上げ方向の設定で「右から左へ」にすることで、縦書き文書を見開き表示しても正しいページ順で表示されます。

PDFには「開き方」の設定が可能で、『瞬簡PDF 編集 4』では「PDF保存設定」の「開き方」の「綴じ方」設定項目で「右から左へ」を設定してPDF出力することで、Adobe Readerの読み上げ方向の設定で「文書に基づいて方向を推測」としている場合に、自動で「右から左へ」の状態で表示します。

パソコンの場合はこれでよいのですが、iPadやAndroidのタブレット端末などの場合、見開き表示はできても「右から左へ」の方向の表示に対応していないアプリが結構あります。PDFを閲覧できる代表的なアプリでさえ対応していないものがあります。(見開き表示さえも対応していないアプリもあります。)

スマートフォンの小さな画面ではあまり見開き表示することはないと思いますが、9インチ以上のタブレット端末では横向きに持って見開きで見たいケースはあるかと思います。

例えばコミックや文庫本などをスキャンしたPDFなど。特に漫画の見開きのコマ割りは見開きで見たいですね。

右綴じレイアウトに対応していないアプリの場合、奇数ページと偶数ページが逆になります。このため縦書きの文章を読み進める場合、内容に集中するのが大変です。

iPad Android タブレット

こんなときにご利用いただきたいのが『瞬簡PDF 編集 4』のレイアウト機能とページ順の入れ替え機能。

レイアウト機能とは、1ページに複数のページを割り当てる機能で、今回の場合1ページに見開き用に2ページ分を配置します。

PDFのレイアウト機能

PDF保存設定:レイアウト機能設定画面

この機能だけでは左綴じの順番でレイアウトされてしまいますので、ページ順の入れ替え機能を利用します。
ファイルを選択して右クリックすると「奇数・偶数ページを入れ替える」というメニューが表示されますので、これを選択します。

奇数・偶数ページを入れ替える

メニュー:奇数・偶数ページを入れ替える

POINT:ページ構成によりますが、表紙がある文書はページ入れ替えをする前に「白紙挿入」機能を利用して白紙ページを先頭に挿入すると、見開きが実際の文書と同じ様に調整できます。また、総ページ数が奇数になる場合はページ入れ替えをする前に最終ページに白紙ページを挿入すると、最後のページが右側に空白をはさまずレイアウトできます。

すると、一発で奇数ページと偶数ページが入れ替わります。

瞬簡PDF 編集 作業スペース:ページが入れ替わる

瞬簡PDF 編集 作業スペース:ページが入れ替わる

この状態で「名前を付けて保存」を選択して「名前を付けて保存」ダイアログを表示ます。

※この時、「ページレイアウト保存を行う」を必ずチェックします。

「保存」でPDFを出力します。

出力したPDFをAdobe Readerで表示すると見開きで縦書きに適したレイアウトで保存されていることがわかります。

出力したPDFをAdobe Readerで表示

出力したPDFをAdobe Readerで表示

これでタブレット端末で縦書きの見開きを快適に読むことができるかと思います。

※ページ送りが横方向のアプリで、右綴じに対応していない場合、ページ送りが読み方向と逆になります。

出力した見開きPDFをiPadで表示

出力した見開きPDFをiPad miniで表示

『瞬簡PDF 編集 4』にはこのほか、PDFの余白を切り取ったり、スキャナーから取り込んだ文書など画像が含まれるPDFの画像部を圧縮してPDFを軽量化する機能など、タブレット端末で見るのに適したPDFを作成する機能が豊富です。
『瞬簡PDF 編集 4』の詳細はこちら




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瞬簡PDF 編集 4.0.1 アップデータの公開

瞬簡PDF 編集 4.0.1 アップデータ公開

昨日(2013年5月8日)に『瞬簡PDF 編集 4』のVer.4.0.1 アップデータの配布を開始しました。

こちらも今回の改訂で Microsoft Office 2013(Word/Excel/PowerPoint)に対応しました!

画像を含むファイルからのPDF作成で、埋め込まれている画像によっては出力したPDFのファイルサイズが大きくなったり、出力に時間が掛かったりする不具合がありましたが、この不具合を修正しています。

使いやすくなった点としましては、作業スペースから編集したPDFを出力する際、ドラッグ&ドロップでデスクトップなどに保存する場合に、操作手順によってはうまく出力できなかったり、PDFの圧縮やセキュリティ設定など『PDF保存設定』で設定した項目が反映されないなどの制約がありましたが、今回の改訂ではこれらを反映して出力することができるようになったので、より直感的にPDFの出力ができるようになったと思います。

その他、いくつかの不具合修正や改善をしていますので、『瞬簡PDF 編集 4(Ver.4.0.0)』をご利用のお客様はぜひ Ver.4.0.1 へのアップデートをおこなって下さい。

『瞬簡PDF 編集 4(Ver.4.0.1)』の改訂情報の詳細とアップデートファイルの配布はこちらから




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瞬簡PDF 作成 6.0.2 アップデータの公開

瞬簡PDF 作成 6.0.2 アップデータ公開

先月下旬(2013年4月23日)に『瞬簡PDF 作成 6』のVer.6.0.2 アップデータの配布を開始しました。

今回の改訂で Microsoft Office 2013(Word/Excel/PowerPoint)に対応しました!

また、画像を含むファイルからのPDF作成で、埋め込まれている画像によっては出力したPDFのファイルサイズが大きくなったり、出力に時間が掛かったりする不具合がありましたが、この不具合を修正しています。

その他、いくつかの不具合を修正していますので、『瞬簡PDF 作成 6(Ver.6.0.0)』をご利用のお客様はぜひ Ver.6.0.2 へのアップデートをおこなって下さい。

『瞬簡PDF 作成 6(Ver.6.0.2)』の改訂情報の詳細とアップデートファイルの配布はこちらから




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「瞬簡PDFタッチ」 ロックされたPDFに書き込む

最近では、市役所などのウェブサイトから申請書などの書類をPDF形式で入手できるようになりましたので、PDFの申請書にパソコンで直接文字を入力することできます。
しかしこのPDFにロックがかかっている場合があります。これはPDFが勝手に改ざんされないように編集不可のセキュリティをかけられているわけです。
例えば国税庁のウェブサイトにある確定申告書にはロックがかけられています。
このようにせっかくPDFで配布されていてもロックがかけられていてパソコンで入力ができないケースは多いようです。
「瞬簡PDFタッチ」であれば、こういったPDFにも対応できます。
やり方はPDFを開いて書き込んで保存するだけ。
普通の使い方とまったく同じです。ロックされているかどうかを気にする必要はありません。
他社のアプリでこのようなことができるものはほとんど無いと思います。「瞬簡PDFタッチ」で何故このようなことができるのかは内緒ですが、セキュリティを解除しているわけではありません。




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「瞬簡PDFタッチ」 試用版について

「瞬簡PDFタッチ -かんたん手書き入力-」 はタッチ操作と手書き入力に対応したPDF書き込みツールです。
タッチ操作で位置を決め、そのまま切り替えなしでシームレスにペン入力することができます。
今年1月より体験版を配布しておりましたが、今回ご好評につき、法人様向けに試用版を配布することになりました。
体験版で15日だった試用期間が試用版では倍の30日間となり、機能制限はありません。
ただし評価以外の目的で使用することは禁止しておりますので、実務に使うことはできません。
たっぷり時間をかけて評価したい法人のお客様はこの試用版を試されてみてはいかがでしょうか?
試用版のお申込みは下記メールアドレスへご連絡ください。(法人様限定となります)
pdftouch@antenna.co.jp




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AH Formatter V6.0 改訂8版を公開しました。

弊社ではこのたび『AH Formatter V6.0 改訂8版』を公開しました。
この『改訂8版』には、2013年2月26日に公開した『改訂7版』以降に改修された障害が反映されています。詳しくは改訂情報のページをご覧ください。
AH Formatter V6.0 改訂情報
評価版は以下のページよりお申し込みいただけます。
AH Formatter V6 評価版のお申し込み
製品のご購入につきましては、事前に技術相談会を行っております。お気軽にお問い合わせください。
アンテナハウス システム製品技術相談会
5月22日(水)開催の「AH Formatter V6.1 製品発表会」も併せてよろしくお願いします。
AH Formatter V6.1 製品発表会(無料セミナー)




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AH Formatter V6.1 製品発表会 開催のお知らせ

アンテナハウス株式会社は、XML/HTML 自動組版ソフトのベストセラー『AH Formatter』をバージョンアップした『AH Formatter V6.1』を 2013年5月23日から出荷開始いたします。出荷に先立ち、前日の 5月22日(水)に「AH Formatter V6.1 製品発表会(無料セミナー)」を開催いたします。
『AH Formatter』は、50ヶ国語以上の多言語組版の実績がありますが、V6.1 ではさらにインド系文字と東南アジア系文字の組版への対応を拡充しました。更に MathML レンダリングの品質改善も行っております。
製品発表会の詳細は次のページでご覧いただけます。
AH Formatter V6.1 製品発表会(無料セミナー)
皆様、ご多忙中とは存じますが、是非とも『AH Formatter V6.1』の製品発表会にご来場賜りますよう、よろしくお願いいたします。




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AH Formatter V5.x から V6.0 へのアップグレードにつきまして

『AH Formatter V5.x』から現行の『AH Formatter V6.0』へのバージョンアップについてお問い合わせをいただくことがございます。現在、『AH Formatter V5.x』をお使いの保守期間中のお客様は、基本的に無償でアップグレードが可能でございます。
ただし、次のような場合は定価の差額にて有償アップグレードとなります。
・V6.0 で希望するライセンスの種類がすでにお持ちのものより上位である場合
・使用することのできるスタイルシートの種類や機能レベルが上位になる場合
なお、V5.x の保守期間中であっても、『AH Formatter V5』のライセンスファイルは、『AH Formatter V6』ではご利用いただけません。新たにライセンスファイルの発行および適用が必要となります。
お問い合わせや、『AH Formatter V6』へバージョンアップご希望のお客様は、「弊社保守サービス:hosyu@antenna.co.jp」宛にご連絡ください。
お待ちしております。




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Server Based Converterを使った、Linuxでのイメージ出力、OpenOffice, LibreOffice対応について

 Server Based ConverterのLinux版で、イメージ出力ができないかという、ご相談を受けてきました。
Windows版では、イメージ出力ができますが、Linux版ではPDF出力はできても、イメージ出力ができないためです。
 これにつきましては、Server Based Converter単体での対応は、現時点では難しいので、GSSBCという製品をリリースします。
 これは、Server Based ConverterとフリーソフトウェアのGhostScriptを有機的に組み合わせることにより、Linux上でのイメージ出力を可能にするものです。
 余談ながら、Windows版のGhostSciprtを使えば、Windows上でもGhostScriptによるイメージ出力が可能です。
 Microsoft Officeの代わりに、企業、自治体等で導入が進んでいるOpenOfficeやLibreOfficeで作成した文書について、Server Based Converterで変換ができないかという、ご相談も受けてきました。
 これにつきましても、Server Based Converter単体での対応は、現時点では難しいので、OOSBCという製品をリリースします。
 これは、OpenOfficeやLibreOfficeとServer Based Converterを有機的に組み合わせて、変換を可能にするものです。
 Linuxでのイメージ出力、OpenOfficeとLibreOffice対応の両方の機能をもつものも、ご要望があれば、リリースしたいと思います。
 GSSBCもOOSBCも、Server Based Converterの利用を前提とした製品で、なにぶんにも、複数のソフトウェアを組み合わせて機能させるものですから、弊社の営業が、個別にお客様とご相談させていただきながら、販売する商品となっております。
 興味をお持ちになられたお客様は、弊社の営業までお問い合わせください。
〒103-0004
東京都中央区東日本橋2-1-6 東日本橋藤和ビル5F
アンテナハウス株式会社
◆ご購入に関するお問い合わせ(祝日を除く月~金曜日9:30~18:00)
TEL : 03-5829-9021
FAX : 03-5829-9023
E-mail: sis@antenna.co.jp
URL : https://www.antenna.co.jp/
 Server Based Converterは、Microsoft Office, PDFなどのファイルを、PDF, Flash, SVG, 各種画像形式にダイレクトに変換する変換エンジンです。
 ダイレクト変換の意味は、たとえば、Microsoft Officeがない環境でも、ファイルさえあれば、それをダイレクトに内容を見える形式に変換できるのです。ダイレクト変換には、Microsoft Officeのライセンスも不要です。
 Server Based Converterは、ダイレクト変換というユニークさが評価され、多くのウェブサービス、パブリッククラウド、プライベートクラウドなどで利用されています。
 Server Based Converterに関する詳しい情報は、
Server Based Converter製品ページ
を、ぜひ、ご覧ください。
 評価版もご用意しております。
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 アンテナハウスのシステム製品につきましては、事前に技術相談会を行っております。お気軽にお問い合わせください。
 詳しくは、
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TextPorter, Server Based Converterのメンテナンスリリースについて

 TextPorter, Server Based Converterをお使いのお客様で、弊社と保守契約を結んでいらっしゃるお客様には、バグ修正を行ったメンテナンスリリース(MR)を配布しております。
 今回、メンテナンスリリースの配布について、以下のように変更させていただくことになりました。
 従来、TextPorter, Server Based Converterのメンテナンスリリースは、おおよそ3ヵ月に1回、配布しておりました。年4回が目安ということになります。
 それを、最新版以外のバージョンにつきましては、おおよそ半年に1回、年2回を目安とした配布に変更させていただきます。
 最新版につきましては、従来通り、おおよそ3ヵ月に1回、年4回を目安とした配布に変更はございません。
 何卒、ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
 TextPorterは、サーバ組込用のテキスト抽出エンジンです。Microsoft Office, PDFなど様々なアプリケーションのファイルから文字列を抜き出します。
 TextPorterは、対応ファイルの多さなどが評価され、ウェブサービス、パブリッククラウド、プライベートクラウドなどで、検索エンジン、ウイルス対策ソフト、企業機密の漏洩を防ぐソフトなどに利用されています。
 TextPorterについての詳しい情報は、
TextPorter製品ページ
をご覧ください。
 評価版もご用意しております。
TextPorter 評価版のお申し込み
から、お申し込みください。
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 ダイレクト変換の意味は、たとえば、Microsoft Officeがない環境でも、ファイルさえあれば、それをダイレクトに内容を見える形式に変換できるのです。ダイレクト変換には、Microsoft Officeのライセンスも不要です。
 Server Based Converterは、ダイレクト変換というユニークさが評価され、多くのウェブサービス、パブリッククラウド、プライベートクラウドなどで利用されています。
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