タグ別アーカイブ: Office サーバー サイド オートメーション

「ホスティング型プライベートクラウド界隈でOffice Server Document Converter が推し」だという噂

1. プライベートクラウドサービスってなんですか?

「プライベートクラウド」とは、クラウドサービスを「パブリッククラウド」「プライベートクラウド」の2種類に分けた中の1つです。
「プライベートクラウド」はさらに「オンプレミス型プライベートクラウド」「ホスティング型プライベートクラウド」2つの種類に分けることができます。

何を今更とおっしゃる方も多いと思いますが、プライベートクラウドの境界線あたりでちょっとした事案があったことを御存じでしょうか。
事案と言っても、誰かがよそ様の土地に勝手に踏み込んだとか、無理やり境界線を引き直して一触即発の緊張が走るという類のものではありません。
元締めが「そのくらいかまへんやろ」と利用者の便宜に応えていたところ、善意の拡大解釈の結果とでも言いますか元のルールもありやなしやで境界線が曖昧模糊に。
ひょっとして儲け話を逃してるんではと元締めが気づいて、慌てて境界線を元の位置まで戻した。
その気で案件を進めていたSI諸氏は梯子を外されて大慌て、という話。

2. 2019年8月1日にマイクロソフトから以下のアナウンスが発表されました

2019年10月1日、マイクロソフトは、アウトソーシング権と専用ホスト クラウド サービスに関するライセンス条項を改定します。
(中略)
2019年10月1日より、ソフトウェア アシュアランスとライセンス モビリティ権が付属しない状態で購入したオンプレミス ライセンスは、パブリック クラウド プロバイダーが提供する専用ホスト クラウド サービスに展開できなくなります。

*「専用ホスト クラウド サービスに関するマイクロソフト ライセンス条項の改定」[1]より引用

さすがに抜粋だけではわかり難いので、2019年8月に出された「FAQ_for_customers_Microsoft_outsourcing_rights_updates_JP(よく寄せられる質問)」[2]の概要に、改定の背景が説明されていますので以下に引用します。

現在、マイクロソフトのアウトソーシング条項では、オンプレミスのお客様が、従来の外部委託者からリースされ、従来の外部委託者によって管理されるハードウェアにマイクロソフトのソフトウェアを展開することが可能となっています。専用ホストによるクラウド サービスの出現により、従来のアウトソーシングとクラウド サービスとの境界線が曖昧になるとともに、クラウド サービスでもオンプレミス ライセンスを使用できていました。

ここまでの状況が下の図です。
本来「パブリッククラウド」の中に含まれる「ホスティング型プライベートクラウド」を「プライベートクラウド(=紫の点線で囲まれた範囲)の境界線が侵食しています。

こうした状況はライセンスの扱いが各社の環境ごとに解釈されるグレーな状態を生むにいたり、オンプレミス/従来のアウトソーシング サービスとクラウド サービスの区別を明確にし、「マルチテナント クラウド サービス」と「専用ホスト クラウド サービス」間のライセンス条項の一貫性を高めることを目的として、マイクロソフトはオンプレミス ライセンスのアウトソーシング条項を改定することにしました。

現在の状況が下の図です。
「オンプレミス」と「クラウド サービス」を明確に縦切りにして、本来の境界線に戻しています。

3. Office Server Document Converter(OSDC)が解決します

さて、共有クラウド環境でオンプレミス ライセンスの使用を計画していたユーザーと提案を進めていたSIerには寝耳に水。
今回のライセンス条項の改定に対応する方法は概ね3つ考えられます。

  1. Services Provider License Agreement (SPLA)を購入する
  2. パブリック クラウド プロバイダー以外のサービスに乗り換える
  3. サーバサイドでマイクロソフト ソフトウェアを使用しない

1番はマイクロソフトの意図に沿った選択ですが、予算的にライセンス料の負担を再検討する必要があります。
2番はクラウド プロバイダーの変更と再構築に伴う工数的な負担が予想されます。また、パブリック クラウド プロバイダー以外も今後は対象になる可能性は否定できません。

さて、残された3番ですが、マイクロソフト以外のOfficeスイート製品を思い浮かべたならば、少々お待ちください。
ドキュメント管理システム、特にドキュメントの変換を主たる機能としているのであれば、アンテナハウスのOffice Server Document Converterをご検討ください。
製品の機能詳細をご覧いただいたうえで、迷わず3番目を選択することをお勧めします。

Office Server Document Converterの最大の特色は、マイクロソフト・オフィスを使わずに、サーバー上でエクセル、ワード、パワーポイント・ファイルをPDFにダイレクト変換することです。
また、Office サーバーサイドオートメーションの危険性やクラウド上で使用する際のライセンス問題を気にすることなく、高度な互換性を実現します。
もちろん、OpenOffice や LibreOffice をインストールする必要もありません。
まさに今回の課題を解決するのに最適なソフトウエアです。
まずは 評価版 (https://www.antenna.co.jp/sbc/trial.html)をお試しいただき、変換精度と変換速度を実感してください。

そう言えば、昨年後半からクラウドサービス絡みの案件が増えてきていますね。
それは「噂」か? いえいえ、数字が語っています。

関連情報

■Office Server Document Converter v7.1は、改訂版「OSDC v7.1MR1」を2020年03月04日にリリースしました。
https://www.antenna.co.jp/sbc/
■「マンガでわかる!!OSDCでオフィス文書の変換にOfficeは必要無し編」
https://www.antenna.co.jp/system/PDFCase005.html
■クラウドサービスに関するマイクロソフト ライセンス条項の改定はOffice Server Document Converterが解決!
https://www.antenna.co.jp/sbc/ms_license_mobility.html

参考資料

[1]専用ホスト クラウド サービスに関するマイクロソフト ライセンス条項の改定
https://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/news/updated-licensing-rights-for-dedicated-cloud
[2]日本語FAQ (PDF) : よく寄せられる質問
https://download.microsoft.com/download/d/e/d/deda4016-ca2b-4fea-9888-1e71f7b08ee4/FAQ_for_customers_Microsoft_outsourcing_rights_updates_JP.pdf




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Office Server Document Converter v7.1改訂1版リリースのお知らせ

早いものであれから三か月。
Office Server Document Converter(OSDC) v7.1を昨年12月にリリースしたと思ったら、早くもメンテナンスリリースの時期となりました。
早いと言えば、今年は花粉が飛ぶのも、春一番が吹くのも、桜が咲くのも(まだ近所では咲いていませんが)例年より早いそうです。
この分だと、今年はクリスマスが来るのも早くなりそうですね。今から待ち遠しいです。

そんなわけで、お待ちかね! OSDCv7.1MR1(改訂1版)リリースのお知らせです!

https://www.antenna.co.jp/sbc/#pagelink01

とは言いましたが、今回はメンテナンスリリースなのでバージョンアップのような目立った機能追加、大きな改修はありません。期待を持たせて申し訳ありません。
メンテナンスリリース(MR)とは、主に障害対応と軽微な改善を製品に反映させるもので、年に数回定期的にご提供するものです。(各製品により異なる場合もあります)
定期的にというところが重要で、予め計画されたスケジュールにのっとって、ユーザーの皆様から届けられるご指摘と「愛に裏打ちされた」苦言を、忘れることなく製品に反映させ続けています。

OSDCは、Microsoft Word/Excel/PowerPointファイルを弊社独自エンジンで解読し、
ページアップ(組版)をまねてページを作成します。そのため、MicrosoftのOffice製品で作成したページとの互換性に関しては、文書内容によりバラツキが生じます。これらをオリジナルの表示に近づけるために、日々コツコツと変換機能の向上を目指している結果がメンテナンスリリースとなります。
決してバグ修正ではありませんので、よろしくご理解を願います。

改訂内容の詳細は、改訂情報をご覧ください。ご報告をいただいた「バグ」、いいえ「障害」はきちんと対応をさせていただいております。

また、現在お使いの製品をバージョンアップさせたい、最新MRに切り替えたいというご要望がありましたら、お気軽にご連絡ください。
年間保守サービスをご契約いただいていれば、無償でバージョンアップが可能です。
保守サポートサービスについては、ソリューション・システムコンポーネント製品保守サービス仕様をご覧ください。

「OfficeドキュメントのPDF変換に、Officeスイートのインストールは必要なし!」
クラウド環境でもMS-Officeのライセンス問題を気にすることなくお使いいただけるOffice Server Document Converter。詳しくは、「マンガでわかる!!OSDCでオフィス文書の変換にOfficeは必要無し編」をご覧ください。

まずは 評価版をお試しいただき、変換精度と変換速度を実感してください。




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Office Server Document Converter の新機能(予告)第2弾~EXCELのシートを出力する方法がいろいろ選べるようになりました~

昨日に引き続きまして、近日発売予定の「Office Server Document Converter v7.1」の新しい機能についてご紹介します。
発売前にネタバレして大丈夫なのかとのご心配は不要です。
なぜなら、既にでき上がっております(・・・・ほとんど)。
出来上がっているのになぜ出さないのかについては、企業秘密とさせていただきます。

昨日はPowerPointのノートレイアウトの出力でしたが、本日はExcelのシート出力についてです。

現状のOffice Server Document Converterの機能には、「-xlssheetorderselect」があります。

  1. 指定したシートを順番に出力する機能。
     -xlssheetorderselect

    シート番号 : 「,」で数値を出力順に指定します。「-」で数値範囲指定も可能です。

    任意のシートを選択して出力することができます。便利な機能です。
    ところが、シート番号を指定するのが面倒くさい、入力を間違いやすい、もっとホイホイ選べないの、という貴重なご意見をいただきました。
    そこで、Excel上でホイホイ選択したシートをそのまま出力してしまう機能を新たに用意しました。それがこちらです。

  2. Excelファイルを保存した際に選択されたシートだけを出力する機能。
     -xlsselectedsheet

    1)  Excelで選択状態のシートだけを出力した例。
    Sheet1のみ選択しています。

    xlsselectedsheet1

    「-xlssheetorderselect 1」と同じ結果になります。

    2)  複数のシートを選択して保存したExcelを出力した例。
    Sheet1、Sheet3、Sheet5、Sheet7を選択しています。

    xlsselectedsheet2

    「-xlssheetorderselect 1,3,5,7」と同じ結果になります。

    3)  複数のシートを選択して保存したExcelを出力した例。
    Sheet1、Sheet2、Sheet4、Sheet5、Sheet7を選択しています。

    xlsselectedsheet3

    「-xlssheetorderselect 1-2,4-5,7」と同じ結果になります。

    PDF、MTIFFに出力した場合は、シートは1個のファイルに合冊されます。便利な機能です。
    ところが、PDFをバラバラに出力できないの、後から分冊アプリを使うのは二度手間なんですけど、という貴重なご意見をいただきました。
    そこで最初からシートをバラバラに出力してしまう機能を新たに用意しました。それがこちらです。

  3. ExcelファイルをPDFに変換する場合に、シート単位で出力する分冊機能
         -multivol -start (開始シート)-end (終了シート)

      -start/-end を指定しない場合は、最初のシートからまたは最後のシートまでが変換対象になります。

    1)  Excelを各シート単位で分冊したPDF形式に変換した例。

    Sheet1からSheet3を指定して出力した例。

          -multivol -start 1 -end 3

    multivol1

いかがでしたでしょうか。便利な機能です。
発売が待ち遠しいですね。もうしばらくお待ちください。近日発売です!

Office Server Document Converterは、皆様の貴重なご意見をこれからも製品開発に生かして行きます。

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Office Server Document Converter の新機能(予告)~PowerPoint(PPTX)ファイルのノートレイアウトを出力~

近日発売予定の「Office Server Document Converter v7.1」の新しい機能についてご紹介します。

パワーポイントを使ってプレゼンをする際に、発表の要点をメモ書きしておくために「ノート機能」をお使いの方は多いと思います。
複雑怪奇な専門用語を噛んでしまったり、万が一「真っ白」になってしまった場合の用心に便利です。
以前は手元にメモを用意したりしてましたが、これですといかにも「カンペ」を読んでいる感じはしないので見た目はスマート、自分も安心です。
スライドだけでは説明しきれない情報を盛り込んでいる場合も多く、また自分自身の備忘録にもなり、後から資料として活用する際には重要な補足データとなります。
また、スライドの詳細説明や会議の議事録をメモしておくことにも使える便利な機能です。

書面(紙)で回すドキュメントだけでなく、ペーパーレスの時代ではプレゼン資料も重要なドキュメントです。やはり共通のフォーマットで保存しておきたいですね。

ということで、これまではスライドレイアウトしか変換できなかったOffice Server Document Converterに、ノートレイアウトを出力する機能が追加されます。

使い方は簡単。
コマンドラインを例にあげると、以下のオプションを付けるだけです。

-pptnotes

例えば、以下のスライドを変換します。

pptnotes1

「ノート表示/縦方向」で設定し出力した結果です。
下の余白がちょっともったいないでしょうか。でも、オリジナル通りです。

pptnotes2

「ノート表示/横方向」で設定し出力した結果は以下の通りです。
スライドが小さくなってしまいまいましたが、とりあえずオリジナル通りです。

pptnotes3

「ノート表示」でスライドの大きさを拡大すれば出力結果も拡大できます。
ただし、「標準表示」に戻した際にはみ出してしまいますのでお気を付けください。

出力されるノートの範囲は、各スライドの1ページ目のみです。
ノートにてんこ盛りに書き込んで複数ページとなった場合は2ページ以降は出力されません。上の6行までが出力されて、欄外の4行は切れているのがおわかりになりますか。
現時点では制限事項ということで、ご容赦ください。

pptnotes4

クラウド環境でMS-Officeのライセンス問題を気にすることなくお使いいただける「Office Server Document Converter」をご利用ください。
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Office Server Document Converter v7.0 本日公開! ~ OSDC V7.0 リリース カウントダウン 0 ! ~

「Office Server Document Converter v7.0」を無事に本日リリース致しました。
昨日のブログでは、火だるま炎上を予想していましたが、むしろ「真っ白に燃え尽きた」感じです。
「立つんだ○○!」(世代がわかります・・・・)

では、あらためて製品を紹介させていただきます。

【強化される主な機能】

  • SmartArtに対応。
  • OOXMLの数式(Word数式エディタ)に対応。
  • リニアライズドPDFの出力。
  • 大容量のEXCELファイルの1ページ目のサムネイル処理を高速化。
  • Word文書をPDF化する際にアウトライン階層をしおりに反映。しおりを畳むレベルも指定可能。
  • 異体字セレクタ(IVS)に対応。
  • Word文書の段組の段数や段幅の設定を再現。ページ途中の段数切り換えにも対応。

【新しい商品構成】

  • Windows向け32bit版の終了
  • Select版(Word/Excel/PowerPoint)の終了

追加機能と新しい商品構成の詳細は、OSDC v7.0最新情報をご覧ください。
また、新バージョンのリリースに伴い、現行製品(OSDC v6.1/SBC v6.0)の販売を終了させていただきます。保守期間内のお客様に対する改訂版提供期間は、販売終了後5年間となります。
昨日は比較的見栄えの良い機能を紹介しましたが、本日は地味目なものからピックアップします。

○リニアライズドPDFの出力。

いわゆる、Web表示用に最適化されたPDFの出力機能です。
ここに出力結果の画像を貼付けても「だから何?」となりますので割愛します。

PDF出力の際に、以下のパラメータを追加して下さい。

-lpdf

地味です・・・。

○異体字セレクタ(IVS)に対応。

異体字には以前から対応していたのでは?と思われた方、使い込んでいらっしゃいますね。
ありがとうございます。
さいとう さんの 齊 齋 斎 斉 などですね。
これはそれぞれの文字に単独のコードが割り振られている異体字でして、今回対応したのは「異体字セレクタ」です。
異体字セレクタの説明だけでブログ数回分となりますので、詳細についてはこちらを参照してください。

一般的な文書ではあまり有難みは分からないかも知れませんが、人名・地名に関する書類では必須となります。
例えば、こんな感じでしょうか。

不動産や行政関係の業界の方々への朗報です。

○Word文書をPDF化する際にアウトライン階層をしおりに反映。

PDFのしおり、便利ですね。
せっかくWord文書でアウトライン化して目次まで作ったのに、PDFにしたらしおりがベタではつまらない。
そんな声にお応えして作りました。
しかも、しおりを畳むレベルも指定可能です。

・Word アウトラインレベル出力の設定に関するパラメータに追加
-docpdfbookmarklevel 値
0 : 階層を生成しません。
1-9 : 階層を生成して値の階層で畳みます。

値を色々変えて試してみて下さい。きっと楽しいですよ。

さて、今週初めのブログのタイトルは、「Office Server Document Converter のバージョンアップは何をもたらすのか?」でしたが、その回答をさせていただきます。

ユーザーの皆様には、OSDCの変換対象範囲の拡大と変換精度の向上、そしてより一層の利便性を。
製品担当者には、ストレスと緊張感と、その後に訪れるささやかな達成感、です。

お粗末さまでした。
OSDCに関する詳しい情報は、製品ページ https://www.antenna.co.jp/sbc/ を、ぜひ、ご覧ください。

評価版もご用意しております。
評価版は、https://www.antenna.co.jp/sbc/trial.html から、お申し込みください。




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Office Server Document Converter バージョンアップ先行ネタバレ新機能紹介 ~ OSDC V7.0 リリース カウントダウン1日前 ~

昨日のブログ では、V7.0の機能の詳細はリリース当日(11月21日)にご紹介とお知らせしましたが、明日は担当が火達磨となっている気がしますので、掟破りのフライング上等、先行ネタバレ大会とさせていただきます。

OSDC v7.0 の機能強化は、ユーザーの皆さんの要望を実現することを優先しました。
新機能を目的毎に大雑把に分類すると以下の通りでしょうか。

  1. 一般的なPDFドライバ並みの機能を付与する。
    ・リニアライズドPDFの出力。
    ・Word文書をPDF化する際にアウトライン階層をしおりに反映。しおりを畳むレベルも指定可能。
  2. レイアウトや図形の再現性を高める。
    ・SmartArtに対応。
    ・Word文書の段組の段数や段幅の設定を再現。ページ途中の段数切り換えにも対応
  3. 技術文書や公的文書など専門的な用途に使用できるようにする。
    ・OOXMLの数式(Word数式エディタ)に対応。
    ・異体字セレクタ(IVS)に対応。
  4. その他
    ・大容量のEXCELファイルの1ページ目のサムネイル処理を高速化。

今回は、地味?な印象の 1 を除いて、2 と 3 の中からご紹介します。

SmartArtに対応

Officeのバージョンアップと共に機能が増え、利用されている方も多い便利な機能です。
しかし、ダイレクト変換で再現させるにはいろいろと難題が多く、長年先送りにされてきました。
先送りにする度に新機能も増える切りの無い「いたちごっこ」の末に、ようやく日の目をみました。
一部未対応があったとしても課題を解決しつつ先に進もう!という「英断?」によるものです。

  1. オプション等の設定は必要ありません。
  2. v7.0のSmartArtの変換内容の実装範囲
    ・各スマートアートのデフォルトの図形の形を出力する
    ・図形内のテキストを出力する
    ・カラーテーブル(一部実装)
  3. v7.0では未対応のもの
    ・テキストの属性の変更
    ・個々の図形の変更
    ・スマートアートの構成要素には含まれない、追加された図形やテキスト

変換結果をご覧ください。
※精度が荒く見えるのはweb用に解像度を落としているためで、実物の美しさ(個人の感想です)は評価版等でご確認ください。

OSDC v7.0

 

 OOXMLの数式(Word数式エディタ)に対応。

wordには昔からMathTypeなどの数式エディタが付いておりが、Word 2007より独自開発の新しい数式エディタを内蔵しています。
昨今、Wordを一般的な文書作成だけではなく、技術的な論文・レポートの作成に利用される方が増えているのは、これらの機能の利便性が高まったためでしょう。
数式を別途エディタで作成し、画像化して貼り付けるなどの手間は昔の話・・・・と思いきや、OSDC(SBC)では「Word2007の数式ツールで作られた数式は変換しません、消去されます。」だったのです。
せっかくお手軽に数式が作れるのに何てこった! とのご要望をいただきまして、今回機能強化いたしました。

  1. オプション等の設定は必要ありません。

変換結果をご覧ください。各部品のサイズのバランスが異なりますが、数式の意味するところに影響はありません。
※精度が荒く見えるのはweb用に解像度を落としているためで、実物の美しさ(個人の感想です)は評価版等でご確認ください。

OSDC v7.0

Office2007の数式エディタについては こちら を、数式とMathML全般については こちら を参照ください。

Office Server Document Converter については、こちら をご覧ください。
なお、新機能の紹介ページなどは、新装開店の明日までお待ちください。

行列必至! 請う、ご期待!




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Office Server Document Converter のバージョンアップは何をもたらすのか?~ OSDC v7.0 リリース カウントダウン 2日前 ~

少々お時間がたってしまいましたが、さる10月29日(月)にアンテナハウスのシステム製品のセミナー『アンテナハウス PDF活用レシピ ~PDFの美味しいクッキング教室~ 』を開催しました。

今回のセミナーのメインディッシュは「PDF Tool API 」でしたが、OSDCも「サイドメニュー」ではありますが、「サーバーサイドのOffice文書変換にMS-Officeは必要なし」と題して製品紹介をしました。
参加された皆さんの目的が「PDF Tool API」ということもあり、OSDCの認知度があまり高くはなっかたのがちょっぴり残念でしたが、そこを逆手にとり、まずは製品を知って特色を覚えて帰っていただき、社内で広めていただくことを目標にしました。

結果として、アンケートでは概ね好評をいただき一安心(皆さん、お優しい・・・)。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。お越しいただけなかった皆様、いつかお会いできることを楽しみにしております。

さて、プレゼンの内容は、OSDCの基本的な特色と利用例、そして「もうすぐ」リリースされる新バージョン(OSDC v7.0)の先行紹介でした・・・。

OSDC1029

・・・あの頃は、まだまだ余裕と思っていたのだが・・・・。

製品リリースは11月21日。明後日です。
目を覚ませ、現実を直視しろ!カウントダウンは始まっている。

頭の中はOSDC v7.0 のバージョンアップのことで一杯。のんびりとブログのネタを考えている余裕はありません。ということで、今週のブログのお題は、「OSDC v7.0 バージョンアップ特集」とさせていただきます。

【OSDC v7.0で強化される主な機能】

  • SmartArtに対応。
  • OOXMLの数式(Word数式エディタ)に対応。
  • リニアライズドPDFの出力。
  • 大容量のEXCELファイルの1ページ目のサムネイル処理を高速化。
  • Word文書をPDF化する際にアウトライン階層をしおりに反映。しおりを畳むレベルも指定可能。
  • 異体字セレクタ(IVS)に対応。
  • Word文書の段組の段数や段幅の設定を再現。ページ途中の段数切り換えにも対応。

【商品構成の変更】

  • Windows向け32bit版の終了。
  • Select版(Word/Excel/PowerPoint)の終了。

新バージョンの機能詳細については、リリース日に改めてブログにて紹介をさせていただきます。

請う、ご期待!

Office Server Document Converter については、こちら をご覧ください。




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Office Server Document Converter(OSDC)はOffice サーバー サイド オートメーションの夢を救うか?

24時間かけて視聴率をすくい終わる頃には秋の声が聞こえ始めるのですが、今年はまだまだ油断できない暑さが続きそうです。ご自愛ください。

さて、Office サーバー サイド オートメーションの代替案は、OSDCで決まりでしょう!というお話です。

デスクトップ環境で使い慣れているMS-Officeの機能を、サーバ上で活用(Office文書の作成と編集、印刷)したいという要望は、ゆく河の流れのうたかたの如く、絶えまなく浮かんでは消えて往きます。

「結論からお伝えしますと Office のサーバー サイド オートメーション (非対話型オートメーション) を、マイクロソフトはサポートしておりません。」と言い切られていますが、推奨もサポートもしないが止めもしないというスタンスは、技術者のチャレンジャー魂に火をつけるのかもしれません。

そこで、実際にサーバサイドでOffice文書を作成する需要があるのかを考えてみました。

サーバ上のファイルをやむを得ず編集する必要があった場合、手元にダウンロードし編集したうえで再アップする方が簡単ではないか。手元にMS-Officeが無いという状況については、また別の話になりますが。
既存の文書にコメントや注釈を書き加えるのであれば、PDFを編集する製品(瞬簡PDFシリーズ)で十分に対応できますし、サーバ上で加工がしたければ最適な製品(PDF Tool API )もあります。
そもそも「生の」office文書をサーバにため込んで「かきかき」する必要はないと思うのですが、いかがでしょうか。

そうなりますと、サーバ上でユーザーが必須と考える機能とは、Microsoft Officeの印刷レイアウトを再現する汎用性の高いファイル形式(PDF等)に変換することではないか。
ということで、Office Server Document Converter(OSDC)の登場となります。

OSDCは、作成元のアプリケーションを使用せず、且つ、プリンタドライバも使用しない「ダイレクト変換」を採用しています。
また、Microsoft Office、OpenOfficeにも依存せずに、アンテナハウスが30年以上蓄積した独自技術を使って、自力でレンダリングしています。
したがって、Linux環境でもOfficeドキュメントを変換することが可能で、驚くほど高速に変換できるのです。

サーバー上でのOfficeドキュメントの処理において、印刷レイアウトを再現できることが一番重要と考えたとき、Office Server Document Converter(OSDC)で決まりでしょう!

OSDCに関する詳しい情報は、
製品ページ
を、ぜひ、ご覧ください。

評価版もご用意しております。
評価版のお申し込み
から、お申し込みください。

参考資料:http://support.microsoft.com/kb/257757/ja




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Office Server Document Converter は返り点をどこに付けるのか?(夏休み自由研究より)

アンテナハウス商品の中で屈指の長い製品名が「Office Server Document Converter」です。
通常は「OSDC」と略して表しますが、別に恰好を付けているわけでは無く、長くて単語の順番を取り違えて客先で自社の製品名を間違えないようにするためのようです[要出典]。

名は体を表すなどと言いますが、製品名を聞けばその特色が一目瞭然に解るようにと、特色を表す4つの単語を組み合わせています。
単純に上から読めば、Office(事務所)のServer(サーバ)でDocument(文書)をConvert(変換)する製品となるのですが、ちょっと何か違いますね。

英単語に日本語の助詞を補うと、昭和40年代の無国籍アクション映画の「謎の外国語」かバブル期のギョーカイ人が発する「業界用語」みたいで胡散臭いので、英語の助詞とか関係詞を補完してやろうかと思いましたが、学生時代にテストで●点を取った黒歴史が頭をかすめて指が止まりました。「Hey, Siri!」教えて!

昨年、諸事情により改名するまでは「Server Based Converter」と呼ばれていましたが、これはGoogle翻訳で「サーバーベースのコンバーター」と翻訳されるので(マンマじゃないか!)、何となく解ったつもりになれます。

改名にあたり新たに「Office」と「Document」の二つの単語を加えているところが重要なところでして、そもそも「Office」は「Microsoft Office」を指しています。「事務所」などとはとんだ大ボケ。
そして、「Document Converter」と続けることで、変換の対象は文書なのだということをより明確にしています。実際、「Converter」で検索すると動画と音声の変換が上位になるので、このあたりをハッキリさせることは大事です。

つまり、Microsoft Office(Office)の文書(Document)をサーバ(Server)上で変換する製品(Converter)となるのです。
これは「Office Document」を「Office サーバー サイド オートメーション」を気にすることなくサーバ上で変換できるのですよ(すごいでしょう)、と自慢しているわけです。

そうなると「ODSC」で良かったのでは、という声も聞こえてきます。
「Office Document」と続けずに「Server」を間に置いて「Document Converter」となるにあたっては、大論争が繰り広げられたそうですが[要出典]、両論併記することで決着をみました。
実は、Office Server Document Converterの「Server」の後ろに「返り点(レ点)」が隠されているのです。見えませんでしょうか。
「Office Server Document Converter」

このような経緯を経て、「Microsoft Office の文書をサーバ上で変換するDocument Converter」という製品の特色を網羅する製品名が生まれたのでした。

ということで、USのスタッフも交えて命名した「Office Server Document Converter」が、実は「漢文」だったという驚愕の事実が明らかにされたところで、今回はこれまでにしたいと思います。

※「Office Server Document Converter」の名前の由来については諸説ございます。




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