カテゴリー別アーカイブ: OEM 製品

Android 向け pdfview の動作環境 ~その2~

pdfivew が対応する Android のバージョンは、1.0.1 版から
「Android 4.0 (API Level 14) 以降」
となっています。

Android のバージョンは端末のカタログスペックなどにも登場するので、良くご存じかと思います。下記に Android バージョン別のシェアがあります。
http://developer.android.com/intl/ja/about/dashboards/index.html
Android 4.0.以上であれば、95%程度のバージョンがカバーされます。

「API レベル」はあまり耳にしないかもしれませんが、Android のAPI を識別する番号です。例えば Android 4.0.3, 4.0.4 では OS のバージョンは異なりますが、API レベルは同じ15です。API レベルが同じであれば API の互換性が保たれます。こちらにバージョンと API レベルの一覧があります。
http://developer.android.com/intl/ja/guide/topics/manifest/uses-sdk-element.html#ApiLevels

pdfview は API レベル14 以上であれば動作しますので、Android 5.x や6.0 でも利用できます。これらをターゲットとしてアプリケーションを開発すれば、マテリアルデザインなど最新の機能を利用した PDF ビューアーアプリケーションを開発することも出来ます。ぜひご利用ください。

☆すぐにお試し可能な評価版もございます。

詳しくは下記アンテナハウスのホームページをご確認ください。
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/

【お問合せ先】
アンテナハウス株式会社
OEM営業グループ
e-mail:oem@antenna.co.jp
tel:03-5829-9021


Android 向け pdfview の動作環境 ~その1~

Android 対応 PDF 描画ライブラリー pdfview は1.0.1版になり、対応する動作環境が増えています。今回はこのお話をしたいと思います。

pdfview はネイティブコードとして開発されています(以前の記事 その1その2 を参照ください)。1.0.1 版では対応するCPU アーキテクチャに x86 が追加され、

  • armeabi-v7a
  • x86

と互換性のある機器で動作するようになりました。
これで、クアルコムのSnapdragon、NVIDIAのTegra、テキサス・インスツルメンツのOMAP、サムスン電子のExynos などこれまでの ARM アーキテクチャに加えて、Intel の Atom も加わり、かなりの範囲の Android 端末がカバーされるのではないかと思います。

さて、対応するアーキテクチャが複数になりましたが、アプリケーションの配布はどうすれば良いでしょうか。それぞれのアーキテクチャ対応したバイナリを配布する必要があります。
実は、アーキテクチャ毎のバイナリを1つの apk ファイルにまとめて配布すれば良いです。実行時にAndroid プラットフォームが対応するネイティブコードのバイナリを自動的に選択してくれるのです。
ただし、apk ファイルサイズが増えますし、サイズには上限があるので、これを超えると個別に配布する場合もあるようです。しかし、通常は1つにまとめる方が管理上も簡単ですし、推奨の方法とされています。付属するサンプル PDF ビューアーはこのように構成されていますので、参考にしてください。

☆すぐにお試し可能な評価版もございます。

詳しくは下記アンテナハウスのホームページをご確認ください。
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/

【お問合せ先】
アンテナハウス株式会社
OEM営業グループ
e-mail:oem@antenna.co.jp
tel:03-5829-9021


PDF ビューアー開発だけではない!~ PDF Viewer SDK 利用例のご紹介(2)~

前回 のつづきで、「PDFViewerAPI 」について PDF ビューアー開発以外の利用例をご紹介したいと思います。

PDF テキストの抽出

PDF を表示するには、PDF ファイルのページデータに書かれた描画用の命令を走査しながら、文字、線や曲線、イメージといったデータを読み取り、位置を計算しながら指定されたフォントや色や模様で描画する、といった処理をおこないます。

つまり、PDF の表示ができるということは、どの位置にどんな文字があるか分かるということになります。PDF ビューアーで文字列を検索したときにハイライトすることができるのはこの情報の応用です。 ハイライトの場合は、文字列を指定してその領域を調べる処理です。逆に領域を指定してその範囲に含まれる文字列を調べることも、同じ情報があればできることがわかります。「PDFViewerAPI 」でも領域を指定してテキスト抽出をする API をご利用いただけます。

最近では、様々なサービスで料金明細が PDF 形式のデータで配布されるなど、個人でも PDF 形式の帳票データに出会う機会が増えました。業務ではもっと多くの PDF 帳票データが利用されていると思います。このようなデータが増えてきて、元データが入手できず PDF しかない場合が多いためか、PDF 形式の帳票データからテキスト情報を取り出したい、または、その情報に元にファイルの分類などの何らかの処理をしたいといった要望が増えています。

これらの PDF データは、システムから直接出力されたものであることがほとんどで、テキストデータを含み、定型帳票であれば位置も変らないことが多く、テキスト抽出処理に適しています。(※)
開発アプリケーションで「PDFViewerAPI 」のテキスト抽出 API を利用すれば、こういった処理の自動化に役立てることができます。同様の状況でお困りの方はぜひご検討ください。

以上、簡単ですが PDF ビューアー開発以外の利用例のご紹介でした。

※  スキャンされた画像 PDF の場合は、テキストデータが含まれていない、含まれていても OCR 処理で付加されたテキストで誤認識や位置が一定しないなどの問題があるので、このような処理には不向きです。

PDF Viewer SDK はWindows 10 動作確認済み!
評価版をご用意しておりますので、ぜひこの機会にお試しください。

製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/oem/ViewerSDK/
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/oem/ViewerSDK/trial.html

Android 向けPDF 描画ライブラリー『Antenna House pdfview 』もご用意しております。すぐに実行できるPDFビューアーサンプルアプリ付き!
こちらもぜひお試しください。

製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/trial.html

お問い合わせ:
PDF Viewer SDK、pdfview は OEM 販売となります。OEM ご相談窓口へお問い合わせください。


PDF ビューアー開発だけではない!~ PDF Viewer SDK 利用例のご紹介(1)~

Antenna House PDF Viewer SDK は PDF のビューアー機能を組み込んだ独自のアプリケーションを開発いただくための Windows 向け開発キットです。 PDF の表示が主な用途なのですが、実はこれ以外の用途でもよくご利用頂いております。その例をいくつかご紹介したいと思います。

PDF ファイル印刷

ビューアー開発以外で一番多いのが PDF の印刷です。

通常は PDF リーダーの印刷ダイアログから手動で行います。複数のファイルをまとめて印刷する場合には、一般のユーザーの方はファイルを複数選択してから右クリックメニューから印刷したり、ファイル結合してから印刷するなど工夫されているようです。 しかし、業務で印刷を自動化したり、大量のファイルを一括印刷するようなシステムを構築するには、プログラムから印刷が指示でき、もう少し細かな印刷の制御も必要になってきます。

『Antenna House PDF Viewer SDK 』 に含まれる 「PDFViewerAPI」 は DLL 形式のライブラリで、表示に加え PDF の印刷機能を C/C++言語の API で提供します。

印刷用 API では、上位アプリケーションから、プリンタやプリンタの印刷設定(※1)や用紙サイズ、用紙へ合わせる、倍率指定、水平/垂直方向の位置(上下・左右・中央揃え)などの指定ができます。また、ページを指定して印刷できますので、印刷ページや印刷順、印刷枚数など、上位アプリケーションから自由にコントロールすることができます。

既存の PDF リーダーの印刷機能を再利用することが難しいためか、印刷用途でお使い頂くことが多いようです。PDF 印刷のシステム化でお困りの方はぜひご検討ください。
ご利用にあたっては Adobe 社の Acrobat や Adobe Reader などのソフトは必要ありません。

また 次回、別の利用例をご紹介したいと思います。

※1  印刷関連の Windows API で使用されるプリンタのデバイスコンテキストや、DEVMODE 構造体というプリンタの印刷設定を表す情報を指定します。

※2  Adobe、Acrobat、Adobe Reader はAdobe Systems Incorporated の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。

PDF Viewer SDK はWindows 10 動作確認済み!
評価版をご用意しておりますので、ぜひこの機会にお試しください。

製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/oem/ViewerSDK/
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/oem/ViewerSDK/trial.html
お問い合わせ:
PDF Viewer SDK は OEM 販売となります。OEM ご相談窓口へお問い合わせください。


OEM製品のご紹介

今回は、OEM(組込み、生産・販売する方式)にてご提供できる製品のご紹介をさせていただきます。

PDFProduct

PDFのハンドリングできる製品を上記にイメージ化してみました。

各製品の概要としては、以下のようになります。

各製品の詳細に関しては、それぞれのリンク先にてご確認ください。
ご契約方法に関しては、大きく分けて以下の三種類をご用意しております。

  1. デスクトップライセンスデスクトップ製品へ組込み、再頒布いただけるライセンスです。
  2. サーバーライセンスサーバー製品へ組込み、再頒布いただけるライセンスです。
  3. ASPライセンス不特定多数のユーザー向けサービスシステムへ組込みいただけるライセンスになります。

ご契約内容に関しては、お打ち合わせをさせていただき、ご要望に添えるよう柔軟に対応させていただいております。

是非、評価版にて性能をご確認の上ご相談いただきたく、よろしくお願いいたします。


☆Android対応 PDF描画ライブラリー pdfview☆

こんにちは!
アンテナハウスでは、Android 対応 PDF 描画ライブラリー Antenna House pdfview 1.0.1版を2015年6月3日にリリースいたしました。

お客様が開発される Android アプリケーションへ、PDF ファイルの表示・閲覧機能を組み込むことができる PDF 描画ライブラリーです。是非 Android アプリ開発にご利用ください!!

【製品の特長】
Android アプリで PDF 表示・検索が可能に!

  • PDF からビットマップへの変換を提供。
  • PDF からのテキスト抽出を提供。
  • ネイティブコードとして開発され、C言語API が提供されます。

サンプル簡易 PDF ビューアーが付属

  • すぐに実行可能な apk ファイルが付属。
  • ネイティブコードを Java から利用。
  • Java ソースコードが付属します。
  • ソースコードは開発にご利用頂けます。

アプリへの組み込みにご利用ください

  • 開発アプリケーションへの組み込み。
  • DRM や外部システムとの連携など、独自機能をもった PDF ビューアー開発。

☆すぐにお試し可能な評価版もございます。

詳しくは下記アンテナハウスのホームページをご確認ください。
→ https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/

【お問合せ先】
アンテナハウス株式会社
OEM営業グループ
e-mail:oem@antenna.co.jp
tel:03-5829-9021


Antenna House pdfview のご紹介(その2)

Antenna House pdfview についてのご紹介の続きです。

前回、Antenna House pdfview は Android NDK によりネイティブコードとして開発されていることを説明しました。ネイティブコードを利用することで、長年 PDF 製品を開発し蓄積してきた技術を Antenna House pdfview に生かすことができます。

一方でライブラリは、Android 端末の CPU アーキテクチャーに依存します。
Antenna House pdfview では、現在 ARMv7-A アーキテクチャーに対応しています。

ARMv7-A はスマートフォン、タブレット端末では広く採用されているアーキテクチャーで、 Cortex-A9 等の Cortex-A シリーズ、クアルコム社の Snapdragon のシリーズなどの ARMv7-A 互換のアーキテクチャーがあり、それらのシリーズの各種 CPU が存在します。

日本語版ウィキペディアに ARM アーキテクチャや、各 Android 端末の CPU がまとめられており、参考になります。(正確な情報は端末メーカーなどの情報をご確認ください)

・ARMアーキテクチャ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ARM%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3

・Android 端末一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/Android%E7%AB%AF%E6%9C%AB%E4%B8%80%E8%A6%A7

評価版をご用意しておりますので、ご利用端末での動作をご確認いただくことができます。ぜひご利用ください。

詳しい製品情報は、下記の製品ページをご覧ください。
製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/trial.html
お問い合わせ:
Antenna House pdfview はOEM 販売となります。OEM ご相談窓口へお問い合わせください。


Antenna House pdfview のご紹介(その1)

本日は 4月17日に OEM 販売を開始した Antenna House pdfview についてご紹介いたします。

Antenna House pdfview は Android OS 上で PDF ファイルのレンダリング(画像データへの変換)やページテキスト抽出を行うためのライブラリです。 Android アプリケーションに簡単に PDF 表示や検索の機能を組み込むことができます。

Antenna House pdfview は、ネイティブコードとして開発されており C 言語 API  が提供されますが、Java 言語から簡単に利用することができます。

Android アプリは通常 Java 言語で開発されます。ネイティブコードの機能を利用するには、Java の開発コードからネイティブコードを呼び出す必要があり、このための仕組みとして Java 言語には JNI や、取扱いを容易にした JNA などの技術があります。これらの技術は Android アプリの開発でも利用できます。

Antenna House pdfview 製品には Java で書かれた 簡易 PDF ビューアーアプリとそのソースコードが付属しており、JNA による Java ラッパーコードが付属しています。 このラッパーコードを利用すれば、Java 言語で直接プログラミングができ、ネイティブコードを意識せず開発することができます。

以上、Antenna House pdfview のご紹介でした。

評価版をご用意しておりますので、ぜひこの機会にお試しください。

詳しい製品情報は、下記の製品ページをご覧ください。
製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/trial.html
お問い合わせ:
Antenna House pdfview はOEM 販売となります。OEM ご相談窓口へお問い合わせください。


AH Document Viewer iOS, Android のスマホ、タブレット向けドキュメントビューアアプリのご紹介

今回は、「AH Document Viewer ベータ版」を紹介させていただきます。

「AH Document Viewer ベータ版」は、MS Office Document を、スマホ、タブレットなど、携帯端末で表示・印刷を行う iOS/Android 向けアプリです。 表示したいファイルとこのアプリがあれば、ファイルの内容を見ることができます。Microsoft Word/Excel/PowerPoint、JustSystem 一太郎、Adobe PDF ファイルに対応しています。
まだ、Android 版がなく、iOS 版のみの状態です。申し訳ございません。AH Document Viewer ベータ版』は、開発中のアプリであり、ベータ版開示のご案内によって限定的に配布しています。

詳しくは、
iOS, Android向けドキュメントビューアアプリ AH Document Viewer
をご覧ください。

この機会に、ぜひ「AH Document Viewer ベータ版」をお試しください。

本アプリについてのお問い合わせは下記にて承ります。
OEM 営業グループ
メールアドレス oem@antenna.co.jp


『Antenna House pdfview』 1.0.0版を販売開始!

~ Android アプリケーションへ PDF 表示機能を組み込み ~

Android 向けの PDF 描画ライブラリー『Antenna House pdfview』1.0.0版の販売を開始しました。昨年よりβ版を公開しておりましたが、本日より正式リリースとなります。

お客様開発アプリへ PDF の表示や検索機能を提供

『Antenna House pdfview』 は、Android 上で下記が可能です。

  • PDFファイルをビットマップ画像に変換
  • PDFファイルからページテキストを抽出

『Antenna House pdfview』 を組み込むことで、お客様が開発される Android アプリで PDF の表示や検索が実現できます。

対応プラットフォーム

下記のプラットフォームで動作します。
・Android 4.0.4 – 4.4.4 (ARMv7-A アーキテクチャーの CPU)

サンプル PDF ビューアー、ソースコードが付属

サンプル PDF ビューアーが付属しておりますので、お手元の Android 端末で、PDF の表示やテキスト検索の動作をすぐにご確認いただくことができます。

また、サンプル PDF ビューアーの Java ソースコードも提供しております。Java ソースコードは、開発アプリケーションへの PDF 表示機能の組み込みや、独自の PDF ビューアーの開発にご利用いたくことができます。

ahpdfview sample

サンプル PDF ビューアー

詳しい製品情報は、下記の製品ページをご覧ください。
また、評価版をご用意しておりますので、ぜひこの機会にお試しください。

製品ページ:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/
評価版のお申し込み:
https://www.antenna.co.jp/ahpdfview/trial.html
お問い合わせ:
Antenna House pdfview はOEM 販売となります。OEM ご相談窓口へお問い合わせください。


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