e-na伊那谷 旅便り 第52回 伊那谷のクラフトビール

過去 2回、“e-na伊那谷” シリーズではクラフトビール(以前は地ビールと呼んでいましたが、いつの間にかクラフトビールと呼ぶのが定着しています)が取り上げられていますが、ともに『南信州ビール(伊那市のお隣の宮田村)』さんです。

伊那谷のクラフトビール

伊那谷のクラフトビール

『南信州ビール』は、1996年に長野県で最初のクラフトビールメーカーとして誕生したブルワリー(醸造所)で、この辺りでは酒屋やスーパーマーケットのビールコーナーや飲食店でもよく見掛ける馴染みのあるクラフトビールです。醸造の責任者は、非常にアルコールに造詣が深く、つい最近までは同敷地内にある『マルス信州蒸留所』の所長をされていました。その立地と経験を活かして、最近ではウイスキーを熟成させた樽で、ビールの発酵・熟成をさせたものなんてのもリリースしています。

ビールの醸造所自体珍しいものではありますが、2018年~2019年に伊那市にはなんと 2社の醸造所が産声を上げ、醸造を開始しています。

1社は、伊那支店の近くにある『In a daze Brewing(イナデイズブルーイング)』さん。伊那市のお隣の南箕輪村にある『信州大学』で学ばれた方がビール造りをしています。醸造所にはタップルームも併設されており、石窯で焼いたピザもいただけます (*´ч`*)ンマー

伊那谷のクラフトビール

もう 1社は高遠城址の桜で有名な伊那市高遠町にある『PECCARY BEER(ペッカリービール)』さん。こちらは『ORGANIC FARM88』という有機農業をされている農家さんが手がけているビールです (o’ч’o)ンマー

伊那谷のクラフトビール

個性ある方たちが伊那谷で造るビールはやはりいずれも個性的で、ピルスナー(一番よく見掛けるゴールドに輝くビールです)に慣れていると違和感があるかも知れませんが、実はピルスナーは 100種類以上あるビールのスタイルのひとつです。ほかのスタイルのものも、冬の長い夜に暖かな部屋でこういうのがあるんだとじっくり味わえば、好みのものが見つかるかも知れませんし、見つからないかも知れません。ご興味ありましたら、取り寄せて飲んでいただけたら地元民として嬉しい限りです。

それでは皆様良いお年を。





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