PDFServerの監視インターバルとタスクの実行について

本日はPDF Serverの運用TIPSをひとつ。
PDF Serverでインターバルを指定して監視を行う場合、タイマーによって対象フォルダが定期的に監視され、ファイルの変換が実施されることになります。
そのため、対象フォルダに変換ファイルを投入してもすぐに変換が実施されるわけではなく、次の監視タイミングが訪れるまで変換を待つことになります。
PDFServerの利用方法にもよりますが、変換フォルダへ投入して変換されるのをその場で待つようなケースが多い場合、レスポンス重視で監視インターバルを数秒~1秒へと短く設定したくなってくる事と思いますが、ここで注意していただきたい点があります。
単一のタスクを単一ファイルの変換に利用している場合に問題となることはほとんど無いと思いますが、複数のタスクでの運用/一度に大量のファイルを投入する、などの運用が主な場合に極端に短いインターバルを指定すると、次のような問題が発生する可能性があります。
監視のバッティングによる監視タイミングの遅延の頻発
タスク数などにもよりますが、監視処理中に他タスクの監視処理タイマーが発生することで他タスクが待機状態になるため、監視の遅延が発生しやすくなります
結合タスクが途中で分割される
結合が指定されたタスクへ一度に多量のファイルを投入する場合、投入途上で変換タスクが開始されてしまうと、それぞれ個別に結合されてしまいます
このような場合には一度、監視インターバルの見直しをしていただくことをお勧めいたします。
また、PDF Server の運用によっては、プロフェッショナル版でご利用いただける、PDF Server コマンド(コマンドライン実行機能)で回避できることもあります。
この機能は、通常の監視変換との併用ができませんが、他の変換タスクが処理されていない状態ではすぐに変換処理が開始されますので、
・変換処理のバッティングが少ないケースでのレスポンス向上
・結合ファイルの分断抑制
に効果的です。
そんなPDF Serverは、30日体験版(機能無制限)をご用意しております。
まだの方は[こちら]から是非一度お試しください。




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