月曜日連載! Microsoft Wordスタイル探索(13)―自動生成目次の見出しに番号がついてしまう。番号が付かないように変更するには?

明日は、ちょっと一息・アンテナハウスウェビナー「ゼロから学ぼう! Microsoft Wordのスタイル機能・シリーズ -主にアウトラインと見出しスタイルについて-」です。

明日のデモの準備で「目次の自動生成」をしていたところ、自動生成した目次の「目次」という見出しに番号がついてしまいました(次の図)。

目次を自動生成すると「目次」に番号がついてしまう

「目次」に番号がついたため、もともと文書中にあったすべての「見出し」の番号も自動的に変更されています。これはちょっとまずいので、「目次」の見出しに番号がつかないように変更してみます。 

まず、なぜこのようになるのか、原因を探ってみます。

上の目次を作るに際して、リボン「参考資料」の「目次」メニューで「自動作成の目次2」コマンドを実行したのですが、そのプレビューで「目次」に番号が入っているのが確認できます。

目次の自動生成のメニュー

目次の自動生成のメニュー

自動生成される目次の「目次」という見出しは、どうやら「目次の見出し」というスタイルが適用されるようです。そこで、リボン「ホーム」のスタイルウィンドウを開いて、「目次の見出し」の設定を確認すると、「目次の見出し」で基準とされているスタイルは「見出し1」になっています。

目次の見出しのスタイルは「見出し1」を基準としている

目次の見出しのスタイルは「見出し1」を基準としている

スタイルギャラリーで確認すると、この文書では、見出し1スタイルにはアウトライン番号が自動的につくようになっています。「目次の見出し」スタイルは見出し1スタイルの設定を継承しているためアウトライン番号がつくようです。

見出し1スタイルは、見出し用のアウトライン番号がつくようになっている

見出し1スタイルは、見出し用のアウトライン番号がつくようになっている

そこで、「目次の見出し」スタイルの設定を変更します。スタイルウィンドウで「目次の見出し」を選択し、右クリック・メニューの「変更」をクリックして、「スタイルの変更」ダイアログを表示します。そこで、基準にするスタイルを「見出し」から「標準」に変更します。

基準にするスタイルを「見出し1」から「標準」に変更

基準にするスタイルを「見出し1」から「標準」に変更

序でに、フォントサイズを16ポイントから12ポイントに、フォントを明朝からゴシックに変更します。

あらためて、目次の自動生成すると次のように「目次」は番号なしとなりました。これでOKです。

今度は自動生成した目次の「目次」という見出しに番号がつかない

今度は自動生成した目次の「目次」という見出しに番号がつかない


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11月16日(火曜日)16時からの「ちょっと一息・アンテナハウスウェビナー」の録画がYouTubeで公開されております。


※画像をクリックするとウェビナーのアーカイブページに移動しますので、そちらからYouTubeをお進みください。
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