2025年、製品開発のキーワードは「索引」

Microsoft Wordで長文文書を作成して一般配布/頒布用のPDFとするとき、残念な点のひとつに索引の扱いがあります。

どういうわけか、Wordで索引ページを作成しても、索引項目から本文の該当箇所(またはページ)へのリンク(PDFのリンク注釈)を設定できません。近年はPDFをWebブラウザで閲読することが増えているので、索引項目から本文へのリンクが設定されていないと索引の価値が半減してしまいます。

折角手間をかけて索引を作ってもこれでは残念! とお考えの方も多いのではないでしょうか。

この問題については、以前のブログ記事でもお話しました(参考資料1)。問題があればソフトウェアで解決するのが製品開発の使命です。というわけで、このところ、Wordで作成した配布用電子文書の索引ページに自動的にリンクを設定するを重要な開発テーマとしてきました。

その掉尾を飾るのが、本日発売した『アウトライナー 3.3』です。

『アウトライナー』は3.3で、「既存PDFの索引ページを解析して索引ページから本文へのリンクを自動的に設定する」新機能が追加されました。Wordで作成したPDFに限らず他のツールで作成されたPDFを含めて、索引ページにリンクを設定します。

多くの市販PDF編集ソフトを使えば、リンク(リンク注釈)を設定することはできます。しかし、『アウトライナー』が他のPDF編集ソフトと違うのは、索引ページを解析して索引項目に自動的にリンクを設定できること。このような機能をもつソフトは他にあまり見られません。

『アウトライナー』は、評価版(無償)を提供しておりますので、ぜひ一度試してみていただきたいと存じます。

参考資料
1.Wordの索引の問題点「Microsoft Wordスタイル探索(55)Wordで索引を作成するー基本操作、Wordの索引の問題点とその解決策
2.「Microsoft Wordによる索引作成の基本操作と効率アップの方法、問題点と解決策」(2025年4月16日)




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