カテゴリー別アーカイブ: EPUB

「PDFインフラストラクチャー解説」EPUB本の0.1版を公開

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2005年から2008年にかけてブログで1000日間連載した「PDF千夜一夜」(https://blog.antenna.co.jp/PDFTool/)の記事を、昨年の末から整理して電子本(EPUB,PDF,Web)を作る作業に取り掛かりました。
発行しようとしている本の名前を仮に「PDFインフラストラクチャ解説」という名前にしました。とりあえず、夏ごろに発行したいと考えています。四六版PDFにしますと約120頁程度(見出しだけの頁を含めて全178頁)できました。少々気が速いですが、0.1版としてEPUB版を公開しました。次からダウンロードしていただくことができます。
「PDFインフラストラクチャ解説」EPUB2.0版(0.1版)(無償)
本書はPDFという情報インフラについて多くの人に理解を深めてもらうことができるよう書籍としての完成度を高めたいと思っています。そこで本書は完成するまでの間、無償で配布して皆様のご意見を賜りながら内容を改めて、完成したら有償で出版したいと考えています。
また本書について議論していただくことのできる場所としてfacebookグループ(http://www.facebook.com/groups/PDFinterest/)を開設しました。関心をお持ちの方はグループにご参加いただき、質問、コメント、議論をいただければ幸いです。
この5,6年でPDFがビジネスのインフラの地位を確立し、PDFソフトはコモディティ化して誰でも使えるようになりました。この間PDF技術の中核はあまり変わっていません。PDFはもともとPostScriptという高度な技術がベースでありましたので、最初から完成度が高かったのですが、20年を経てPDFはもうかなり枯れた技術になっています。そういう意味で安心感があります。


海外展示会出展レポート(その2)

TEKOM
TEKOMはドイツで開催され、主にドイツ語の技術文書組版に焦点が置かれていますが、もちろんその周辺国の言語も対象となっています。アンテナハウスが出展するのは今年で5回目となります。ドイツ国内のコンテンツ管理システムを販売している企業の半数以上がAH Formatterを出力ソリューションとして利用しています。お客様やパートナー会社の人々とお目にかかれる大変良い機会となりました。
DITA Europe
このカンファランスは名前が示す通り、ほとんどDITAソリューションに焦点が置かれています。19か国から参加した企業で、DITAの経験と今後の計画など情報を分かち合います。ここでもまたAH Formatterを使ったDITA ソリューションの事例が発表されました。
Online London
海外では今年最後に参加のカンファランスとなりました。ほかのカンファランスが出版社や関係企業グループの参加が多いのに対し、Online Londonは広い範囲での集客があります。出版社に加えWeb制作会社、情報技術系の企業からの参加が多いのも特徴です。アンテナハウスはCAS-UBAH Formatterのデモを行いました。参加者は世界中からやってきました。それで気付いたのですがEPUBやタブレットは今や世界中どこにでも広まっています。
カンファランスを通じて、アンテナハウスはグローバル文書組版の市場において、非常に重要な出展企業であることを確信しています。AH Formatterの世界市場における信頼性と評判は不動のものです。CAS-UBは今後最も可能性の高い文書配布のあり方を示し、新しい方向性を持つシステムであることを確信しています。
最後に国内で開催されたAH Formatter 事例紹介セミナーで 関心を集めたアメリカ合衆国財務省:内国歳入庁(IRS)の事例について述べます。
AH FormatterV6で実装されたIRS要求の新機能を使った組版サンプルをふんだんに紹介しました。そもそも所得税制度がなければこのような出版物はいらないのですが、歴史をたどればリンカーン大統領が戦争経費を払うために南北戦争中に所得税制度を作ったのが始まりだそうです。全米世帯が、AH Formatter によって組版された出版物を受け取る事になる日も間近です。事例を公開しましたので続きはこちらをクリックしてぜひご覧ください。
IRS:アメリカ合衆国財務省:内国歳入庁(2010/9/28 – アンテナハウス(株)が落札


海外展示会出展レポート

前回の海外営業のブログ紹介は9月でした。その後アンテナハウスが出展した海外の7つの展示会をレポートしたいと思います。毎年9月から11月にかけては展示会が多いのですが、今年は特に忙しかったように感じます。お客様との情報交換の大切な機会であり、また次のような事項を知る意味で、展示会出展はもはや欠かせない行事です。
1. 私たちの作ったソフトウェアをどのようにお使いいただいているのか。
2. どのようにしたらお客様やパートナーとより良い関係を向上することができるか。
3. ソフトウェアにどのような機能追加を望んでいるのか。
4. お客様やパートナーとアンテナハウスの製品計画や新製品開発等、情報を分かち合おう。
5. 市場の傾向や要求は何なのか。
Best Practices
出席者の大多数は、すでにDITAソリューションを導入しているにしろ、検討中にしろ、DITAに非常に興味を示していました。DITAソリューションをプレゼンテーションした企業のほとんどが、コンテンツ管理システムに格納してある多言語文書を生成し、AH Formatterを使ってそれを出力していたことは興味深いです。
Journal Article Tag Suite Conference, JATS-Con 2011
ワシントンで開催されたこのカンファラアンスには日本から小林社長、アンテナハウスのUS事務所から3人のメンバーが出席し、小林社長がリリース直前の最新のAH Formatter V6のプレゼンテーションを行い、Float 機能や無駄な空白を避けるためのテキストや画像の自動配置機能など、ジャーナル出版物に最適のFormatterの新機能を披露しました。
Technical Communication UK
このカンファランスではイギリスにおける技術文書に求められる必要要件というテーマに焦点が置かれました。コンテンツの生成と管理をし、コンテンツ収集とレビューにソーシャルネットワークを利用するDITAが非常に重要視されていました。
Frankfurt Bookfair (http://www.buchmesse.de/en/fbf/)
今年は弊社のパートナー会社であるDoctronicのブースで展示し、クラウド型汎用書籍編集・制作システム(CAS-UB)の海外での初のデモの機会となりました。CAS-UBは非常に関心度が高かったです。Bookfairに参加した出版社や出展会社のほとんどが何らかの形で、ePub、eBook、タブレット等をデモしていました。DoctronicはIPAD用のアプリをデモし、タブレットで、より気の利いた出版物をA H Formatterを使って組版して見せていました。Bookfairに参加していた出版社の多くはアンテナハウスのお客様でしたので、顔を合わせるよい機会となりました。
海外展示会はあと3つ紹介させていただきます。また日本でもアメリカ合衆国財務省:内国歳入庁(IRS)の事例をAH Formatterのセミナーで発表しました。続きは明日お伝えしたいと思います。


CAS-UBで『魔性のプレゼンテーション~その美学と作法~』PDF版を発売!

皆様こんばんは。
本日は、「電子書籍制作・編集サービスCAS-UB」を利用し、2冊目の電子書籍のPDF版を刊行したことをお知らせします。
題名:『魔性のプレゼンテーション ~その美学と作法~』
著者:加藤哲義 氏
もともと、11月18日に、EPUB2版を、DLマーケットで出品していたのですが、先ごろ、いろいろあった問題を片付け、PDF版を刊行しました!
PDF版は、ブックリーダー等を想定して作られているので、新書サイズです。iPadなど比較的大きなディスプレイを持つ端末では、PDFリーダーの設定を見開きにしたほうが見易いかと思います。
気軽に、構えず読めることが前提なので、イラストも若手のイラストレーターYAGI様にお願いしています。
着想が独特なので、書店に出ているようなプレゼン論を読み厭きた方や、未だプレゼン経験の浅い学生さんに読んでもらえるとうれしいです。
学生さんの場合は、卒論やゼミの発表会などに、使えるのではないでしょうか。
少なくとも、どういうプレゼンをすればよいか、分からない方、新しいプレゼン論の見方が欲しい方には最適です!
どうぞ、DLマーケットで、中身をご覧くださいませ。
PDF版:http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/176231
EPUB版:http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/173907


CAS-UBのセミナー各種

昨日は、アンテナハウスのクラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」を使うと、同じ原稿から、EPUB版、PDF版の電子書籍を同時並行で製作できることを紹介しました。また、PDFで入稿して印刷・製本することで、電子書籍と印刷の両方に対応した出版ができることを紹介し、この出版形態をアンテナハウスでは、「ハイブリッド出版」と呼んでいることも紹介しました。
 今日は、CAS-UBのセミナーについてお知らせします。
 まずは、まもなく、2011年10月26日(水)に開催する第3回CAS-UB紹介セミナー。
 これは、CAS-UBの実演をして、CAS-UBがどんなものか、出版の未来がどう変わっていくかを紹介するものです。現在、開発中の最もホットなCAS-UBを知ることができます。
 もちろん、参加は無料です。
 参加、ご希望の方は、
CAS-UB お知らせ
にある、「第3回CAS-UB紹介セミナー開催」を、ご覧ください。
 次は、実際にCAS-UBを使いながら、本を作る体験学習ができるハンズオン形式のトレーニングセミナー。
 これは、無料で、毎週、開催しています。
 詳しくは、
CAS-UB トレーニング・セミナー
を、ご覧の上、お申し込みください。
 定員が、毎回5名と少数なので、すぐ埋まってしまいます。お申し込みは、お早めにお願いします。
 先週、2011年10月12日から16日まで、ドイツのフランクフルトで行なわれたヨーロッパ最大の、本と出版に関する展示会「フランクフルト ブックフェア」に、ドイツのリセラーさんの協力でCAS-UBを出展しました。
 そのときの模様は、残念ながらまだ報告が上がってきてないのですが、CAS-UBは、今後も、日本国内、海外を問わず、積極的に展示会やセミナーで紹介していきます。
 ぜひ、一度、展示会のブースやセミナーで、CAS-UBを実際にご覧になり、説明を受けてください。
 クラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」について詳しいことは、
アンテナハウスEPUB情報ページ

CAS-UBのPRサイト
をご覧ください。


CAS-UBで本のEPUB版, PDF版を同時に作る

 アンテナハウスのクラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」については、以前、このブログでも紹介しました。
 たとえば、
クラウド型汎用書籍編集・制作サービス CAS-UBを発表
にあります。
 このときCAS-UBは、まだ、実験的なサービスでしたが、9月1日から正式なサービスになりました。この間、多くの方から改良点のお寄せいただき、開発チーム一同、大変に感謝しております。
 いまのCAS-UBは、上記で紹介したときからは、ずいぶん変貌を遂げています。
 現在の画面を出しても、また、すぐに変わってしまうので、出しません。
 というのは、まだまだお客様からの要望がいくつもあり、日々、開発と改良が続いているからです。
 そこで今回は、CAS-UBのマニュアルについて紹介します。
 CAS-UBのマニュアルは、なんと、開発の初期の段階から、CAS-UB自体で執筆し、製作しています。
 CAS-UBを使うと、同じ原稿から、簡単に、EPUB版とPDF版の本を作ることができます。つまり、EPUB版とPDF版を同時並行で製作できるのです。さらに、PDFで入稿して印刷することで、紙の本も作れます。
 電子書籍と印刷の両方に対応した、この出版形態をアンテナハウスでは、「ハイブリッド出版」と呼んでいます。
 CAS-UBのマニュアルもそうやって、EPUB版とPDF版を作っています。
 CAS-UB 関連資料集にある「CAS-UB マニュアル」をご覧ください。
 そこに、スタートアップ・ガイド、チュートリアル、ユーザー・ガイドのそれぞれについて、EPUB版、PDF版があります。自由にダウンロードできますので、ぜひ、ダウンロードして、中身をご覧ください。
スタートアップ・ガイド
CAS-UB「ユーザー登録から退会処理まで」(EPUB形式)
CAS-UB「ユーザー登録から退会処理まで」(PDF形式)
チュートリアル
CAS-UBチュートリアル(EPUB形式)
CAS-UBチュートリアル(PDF形式)
ユーザー・ガイド
CAS-UBユーザー・ガイド(EPUB形式)
CAS-UBユーザー・ガイド(PDF形式)
 開発チームとして注目していただきたい点は多々ありますが、やはり、目次、注釈一覧、図表一覧、索引といったものが、自動的に作られていることです。
 日本の本、特に新書では、索引がないものが多く、読者からは、編集者、著者の怠慢と指摘されています。CAS-UBを使えば、このように簡単に索引が作れるのです。ぜひ、活用していただきたいと思います。
 もう1つ、注目していただきたいのは、テーマによって、がらりと違う雰囲気のEPUBが作れることです。
 CAS-UB 関連資料集にある「CAS-UBで作成したPDFとEPUB」をご覧ください。
 次の2つは、同じ原稿から、テーマを切り替えることで、見栄えだけを変えて作ったものです。印象が全然違うことがおわかりいただけると思います。CAS-UBでは、これが、簡単にできるのです。
CAS-UBで作成したEPUBのサンプル(1)テーマ:オルディーズ(EPUB)
CAS-UBで作成したEPUBのサンプル(2)テーマ:グリーン(EPUB)
 なお、Adobe Digital Editionsでは、「テーマ:オルディーズ」が正しく表示されません。Firefoxのアドオン、
EPUBReader
で、ご覧ください。
 同じ原稿から作ったPDF版と見比べるのも、面白いかもしれません。
CAS-UBで作成したPDFのサンプル(PDF)
 クラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」について詳しいことは、
アンテナハウスEPUB情報ページ

CAS-UBのPRサイト
をご覧ください。


第3回CAS-UB紹介セミナーを10月26日開催!

10月26日(水曜日)18:30より20:30まで、第3回クラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」紹介セミナーを開催します。
CAS-UBで、実際に書籍を作るところを実演します。また、現在開発中の、EPUB3、数式編集、英語版などの新しい機能についてご紹介します。
場所は市ヶ谷健保会館 F会議室。
東京都新宿区市谷仲之町4-39
参加費は無料ですが、事前登録が必要です。
○お申し込みはこちらからどうぞ。
http://www.exism.co.jp/contact/form/seminarinq.html
○詳細ご案内
http://www.cas-ub.com/info/index.html


記述形式と配布形式の分離のこと(メモ)

昨日のハーバード大学の電子ジャーナルアーカイブプロジェクトの調査報告 (E-JOURNAL ARCHIVE DTD FEASIBILITY STUDY)を読んでいて意を強くしたこととして、XMLドキュメントの処理において、記述形式と配布形式を分離して考えるのは大きな意味がある。
記述形式は執筆・制作を効率的に行なうことを主な目的とする。そのためには例えば、章番号、節番号、図の番号、ページ番号などを執筆時には書かないでおく。執筆中に章の構成を変更すれば、章・節番号、図の番号などは変更になり、その場合、最初から番号をつけても振りなおしになるからである。
 
目次、索引、図表の一覧なども同様である。
このような内容は執筆が終わってから作成すればよい。
XMLでドキュメントを作成すれば、番号付けやドキュメントの加工のためのツールを準備するのは簡単である。
 
一方において、配布形式はそれを表示したときに、コンテキスト(内容)に関わる部分は、表示環境によらずに一定になってほしい。
現在、配布形式としては、PDFとHTMLがその双璧である。今後はEPUBなども用意するケースが増えるであろう。
PDFのようにレイアウトまで固定にする形式を採用する場合は、ページ番号まで固定化するしか、選択肢はない。しかし、HTMLで配布する場合であっても、章番号、節番号、図の番号は付与済みの形式で配布するほうが望ましい。また目次や索引なども同様で、可視化時にスタイルシートで生成するよりも、執筆を完了した時点で作成しておく方が良いのではないか。
コンテンツの制作にあたり、記述形式と配布形式を分離し、記述形式から配布形式には自動変換するという方式は原理的にみて優れていると思う。
CAS-UBによる執筆ではそのような考えを採用している。
●執筆時
例えば他のエントリーの見出しをID参照するときは

[[##e.201108091833.参照先のエントリー]]

このように記述する。e以下は見出しのIDである。これは、
執筆中にプレビューすると次のようになる。
<a href="201108091833.html#e.201108091833.参照先のエントリー">201108091833:参照先のエントリー</a>
最後にPDFに出力したときに、
第1 章 参照先のエントリー(p.1)
となる。
●CAS-UB
http://www.cas-ub.com/


『DITA 101~執筆者と管理者のためのDITAの基礎』発刊

DITAコンソーシアムジャパン(DCJ)訳の『DITA101~執筆者と管理者のためのDITAの基礎』が発刊されました。
これまでの製品マニュアル等は、WordやDTPソフトを使って書かれているものが多いのですが、グローバル化の進展で、製品のメーカは出来上がった製品を様々な国で販売するようになっています。
マニュアルの多言語化は急速に進んでいます。もはや数ヶ国語ではなく数十各国語の制作が必要となっています。
 
さらに、ドキュメンテーションを読む環境のほうも紙からWeb、オンラインヘルプ、など多様化しています。近い将来、閲読環境にタブレット/スマホ上の電子書籍「EPUB」が加わることになるのでしょう。特にマニュアルが電子化されることで、マニュアルの閲読環境が、紙から画面へと変わります。これに伴い「読むマニュアル」から「引くマニュアル」への転換が必須です。引くマニュアルでは、検索性、一読による理解可能性が求められます。
 
こうした環境の変化により、製品マニュアルの制作においては、物語志向からトピック志向へ、執筆者はコンテンツだけを執筆する役割に限定し、そこから多様な出力を自動的に作成する仕組みの構築が急務となっています。
 
WordやDTPによる執筆ではこうした要請に応えることができません。私は、現在の時点では、そのための一番の近道はDITAを取り入れることと考えています。
 
この本ではそのことを様々な角度から説明しています。木曜日に本書が届いたのですが、これを一読しまして、まさに「我が意を得たり」という思いです。従来のDITAの説明は、仕様書より、技術的な説明と、ベンダーのスローガンに近い簡単なメリット訴求になっていましたが、この本は、その隙間を埋めるものと思います。
 
ぜひ、ご一読をお勧めします。
 
発行所:株式会社エスアイビー・アクセス
発売所:株式会社星雲社
ISBN: 978-4-434-15882-7
価格:本体1,800円+税
原書は「DITA 101: Fundamentals of DITA for Authors and Managers Version 2」(The Rockley Group Inc.) 。英文ですが、DCJのDITA普及マーケティング部会の有志が翻訳を担当して日本語の書籍として発刊したものです。仕事外の時間を使って、本書を翻訳していただいた翻訳担当者の皆様に心から敬意を表します。 
 
本文はDITAのトピックとして執筆されており、これをDITAのまま日本語に翻訳し、AH Formatter V5.3で組版してPDF入稿のうえ、印刷製本されたものです。いくつかの画像がぼやけてしまっているのは残念です。
○DITAコンソーシアムジャパン
http://dita-jp.org/
○AH Formatter
https://www.antenna.co.jp/AHF/
○アンテナハウスのDITAサービス
https://www.antenna.co.jp/XML/dita.html#DITA-AH


CAS-UBで作成したPDFとEPUBのサンプル文書

CAS-UBで作成したPDFとEPUBのサンプル文書をWebにアップしました。これは最近のデモに使用しているサンプル文書です。
1.PDF
https://www.antenna.co.jp/EPUB/digitalbooktrend.pdf
※サイズは四六判です。
2.EPUB
(1)テーマ:オールディーズ
https://www.antenna.co.jp/EPUB/digitalbooktrendOldies.epub
(2)テーマ:グリーン
https://www.antenna.co.jp/EPUB/digitalbooktrendGreen.epub
1.テーマについて
EPUBの生成時にテーマを選択することができます。テーマは一定のデザイン方針で作成したスタイルシートのセットです。現在、オールディーズ、グリーン、シンプル、プレーンの4種類を用意しており、その中から選択していただくことができます。テーマは今後増やしていく予定です。
2.自動生成する記事
目次、図表一覧、注釈一覧、索引は本文のマークアップから自動的に作成します。目次はEPUB2では目次はNCX形式で、本文へのリンクを設定します。図表一覧、索引からは本文へのリンクを設定、注釈一覧と本文の該当箇所は双方向のリンクを設定します。
3.表紙と奥付け
表紙と奥付けは、別途登録した出版物情報メタデータから生成します。半自動生成にあたります。
表紙には画像を使用したり、画像の上に文字を重ねることもできます。


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