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CAS-UBで本のEPUB版, PDF版を同時に作る

 アンテナハウスのクラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」については、以前、このブログでも紹介しました。
 たとえば、
クラウド型汎用書籍編集・制作サービス CAS-UBを発表
にあります。
 このときCAS-UBは、まだ、実験的なサービスでしたが、9月1日から正式なサービスになりました。この間、多くの方から改良点のお寄せいただき、開発チーム一同、大変に感謝しております。
 いまのCAS-UBは、上記で紹介したときからは、ずいぶん変貌を遂げています。
 現在の画面を出しても、また、すぐに変わってしまうので、出しません。
 というのは、まだまだお客様からの要望がいくつもあり、日々、開発と改良が続いているからです。
 そこで今回は、CAS-UBのマニュアルについて紹介します。
 CAS-UBのマニュアルは、なんと、開発の初期の段階から、CAS-UB自体で執筆し、製作しています。
 CAS-UBを使うと、同じ原稿から、簡単に、EPUB版とPDF版の本を作ることができます。つまり、EPUB版とPDF版を同時並行で製作できるのです。さらに、PDFで入稿して印刷することで、紙の本も作れます。
 電子書籍と印刷の両方に対応した、この出版形態をアンテナハウスでは、「ハイブリッド出版」と呼んでいます。
 CAS-UBのマニュアルもそうやって、EPUB版とPDF版を作っています。
 CAS-UB 関連資料集にある「CAS-UB マニュアル」をご覧ください。
 そこに、スタートアップ・ガイド、チュートリアル、ユーザー・ガイドのそれぞれについて、EPUB版、PDF版があります。自由にダウンロードできますので、ぜひ、ダウンロードして、中身をご覧ください。
スタートアップ・ガイド
CAS-UB「ユーザー登録から退会処理まで」(EPUB形式)
CAS-UB「ユーザー登録から退会処理まで」(PDF形式)
チュートリアル
CAS-UBチュートリアル(EPUB形式)
CAS-UBチュートリアル(PDF形式)
ユーザー・ガイド
CAS-UBユーザー・ガイド(EPUB形式)
CAS-UBユーザー・ガイド(PDF形式)
 開発チームとして注目していただきたい点は多々ありますが、やはり、目次、注釈一覧、図表一覧、索引といったものが、自動的に作られていることです。
 日本の本、特に新書では、索引がないものが多く、読者からは、編集者、著者の怠慢と指摘されています。CAS-UBを使えば、このように簡単に索引が作れるのです。ぜひ、活用していただきたいと思います。
 もう1つ、注目していただきたいのは、テーマによって、がらりと違う雰囲気のEPUBが作れることです。
 CAS-UB 関連資料集にある「CAS-UBで作成したPDFとEPUB」をご覧ください。
 次の2つは、同じ原稿から、テーマを切り替えることで、見栄えだけを変えて作ったものです。印象が全然違うことがおわかりいただけると思います。CAS-UBでは、これが、簡単にできるのです。
CAS-UBで作成したEPUBのサンプル(1)テーマ:オルディーズ(EPUB)
CAS-UBで作成したEPUBのサンプル(2)テーマ:グリーン(EPUB)
 なお、Adobe Digital Editionsでは、「テーマ:オルディーズ」が正しく表示されません。Firefoxのアドオン、
EPUBReader
で、ご覧ください。
 同じ原稿から作ったPDF版と見比べるのも、面白いかもしれません。
CAS-UBで作成したPDFのサンプル(PDF)
 クラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」について詳しいことは、
アンテナハウスEPUB情報ページ

CAS-UBのPRサイト
をご覧ください。


第3回CAS-UB紹介セミナーを10月26日開催!

10月26日(水曜日)18:30より20:30まで、第3回クラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」紹介セミナーを開催します。
CAS-UBで、実際に書籍を作るところを実演します。また、現在開発中の、EPUB3、数式編集、英語版などの新しい機能についてご紹介します。
場所は市ヶ谷健保会館 F会議室。
東京都新宿区市谷仲之町4-39
参加費は無料ですが、事前登録が必要です。
○お申し込みはこちらからどうぞ。
http://www.exism.co.jp/contact/form/seminarinq.html
○詳細ご案内
http://www.cas-ub.com/info/index.html


記述形式と配布形式の分離のこと(メモ)

昨日のハーバード大学の電子ジャーナルアーカイブプロジェクトの調査報告 (E-JOURNAL ARCHIVE DTD FEASIBILITY STUDY)を読んでいて意を強くしたこととして、XMLドキュメントの処理において、記述形式と配布形式を分離して考えるのは大きな意味がある。
記述形式は執筆・制作を効率的に行なうことを主な目的とする。そのためには例えば、章番号、節番号、図の番号、ページ番号などを執筆時には書かないでおく。執筆中に章の構成を変更すれば、章・節番号、図の番号などは変更になり、その場合、最初から番号をつけても振りなおしになるからである。
 
目次、索引、図表の一覧なども同様である。
このような内容は執筆が終わってから作成すればよい。
XMLでドキュメントを作成すれば、番号付けやドキュメントの加工のためのツールを準備するのは簡単である。
 
一方において、配布形式はそれを表示したときに、コンテキスト(内容)に関わる部分は、表示環境によらずに一定になってほしい。
現在、配布形式としては、PDFとHTMLがその双璧である。今後はEPUBなども用意するケースが増えるであろう。
PDFのようにレイアウトまで固定にする形式を採用する場合は、ページ番号まで固定化するしか、選択肢はない。しかし、HTMLで配布する場合であっても、章番号、節番号、図の番号は付与済みの形式で配布するほうが望ましい。また目次や索引なども同様で、可視化時にスタイルシートで生成するよりも、執筆を完了した時点で作成しておく方が良いのではないか。
コンテンツの制作にあたり、記述形式と配布形式を分離し、記述形式から配布形式には自動変換するという方式は原理的にみて優れていると思う。
CAS-UBによる執筆ではそのような考えを採用している。
●執筆時
例えば他のエントリーの見出しをID参照するときは

[[##e.201108091833.参照先のエントリー]]

このように記述する。e以下は見出しのIDである。これは、
執筆中にプレビューすると次のようになる。
<a href="201108091833.html#e.201108091833.参照先のエントリー">201108091833:参照先のエントリー</a>
最後にPDFに出力したときに、
第1 章 参照先のエントリー(p.1)
となる。
●CAS-UB
http://www.cas-ub.com/


『DITA 101~執筆者と管理者のためのDITAの基礎』発刊

DITAコンソーシアムジャパン(DCJ)訳の『DITA101~執筆者と管理者のためのDITAの基礎』が発刊されました。
これまでの製品マニュアル等は、WordやDTPソフトを使って書かれているものが多いのですが、グローバル化の進展で、製品のメーカは出来上がった製品を様々な国で販売するようになっています。
マニュアルの多言語化は急速に進んでいます。もはや数ヶ国語ではなく数十各国語の制作が必要となっています。
 
さらに、ドキュメンテーションを読む環境のほうも紙からWeb、オンラインヘルプ、など多様化しています。近い将来、閲読環境にタブレット/スマホ上の電子書籍「EPUB」が加わることになるのでしょう。特にマニュアルが電子化されることで、マニュアルの閲読環境が、紙から画面へと変わります。これに伴い「読むマニュアル」から「引くマニュアル」への転換が必須です。引くマニュアルでは、検索性、一読による理解可能性が求められます。
 
こうした環境の変化により、製品マニュアルの制作においては、物語志向からトピック志向へ、執筆者はコンテンツだけを執筆する役割に限定し、そこから多様な出力を自動的に作成する仕組みの構築が急務となっています。
 
WordやDTPによる執筆ではこうした要請に応えることができません。私は、現在の時点では、そのための一番の近道はDITAを取り入れることと考えています。
 
この本ではそのことを様々な角度から説明しています。木曜日に本書が届いたのですが、これを一読しまして、まさに「我が意を得たり」という思いです。従来のDITAの説明は、仕様書より、技術的な説明と、ベンダーのスローガンに近い簡単なメリット訴求になっていましたが、この本は、その隙間を埋めるものと思います。
 
ぜひ、ご一読をお勧めします。
 
発行所:株式会社エスアイビー・アクセス
発売所:株式会社星雲社
ISBN: 978-4-434-15882-7
価格:本体1,800円+税
原書は「DITA 101: Fundamentals of DITA for Authors and Managers Version 2」(The Rockley Group Inc.) 。英文ですが、DCJのDITA普及マーケティング部会の有志が翻訳を担当して日本語の書籍として発刊したものです。仕事外の時間を使って、本書を翻訳していただいた翻訳担当者の皆様に心から敬意を表します。 
 
本文はDITAのトピックとして執筆されており、これをDITAのまま日本語に翻訳し、AH Formatter V5.3で組版してPDF入稿のうえ、印刷製本されたものです。いくつかの画像がぼやけてしまっているのは残念です。
○DITAコンソーシアムジャパン
http://dita-jp.org/
○AH Formatter
http://www.antenna.co.jp/AHF/
○アンテナハウスのDITAサービス
http://www.antenna.co.jp/XML/dita.html#DITA-AH


CAS-UBで作成したPDFとEPUBのサンプル文書

CAS-UBで作成したPDFとEPUBのサンプル文書をWebにアップしました。これは最近のデモに使用しているサンプル文書です。
1.PDF
http://www.antenna.co.jp/EPUB/digitalbooktrend.pdf
※サイズは四六判です。
2.EPUB
(1)テーマ:オールディーズ
http://www.antenna.co.jp/EPUB/digitalbooktrendOldies.epub
(2)テーマ:グリーン
http://www.antenna.co.jp/EPUB/digitalbooktrendGreen.epub
1.テーマについて
EPUBの生成時にテーマを選択することができます。テーマは一定のデザイン方針で作成したスタイルシートのセットです。現在、オールディーズ、グリーン、シンプル、プレーンの4種類を用意しており、その中から選択していただくことができます。テーマは今後増やしていく予定です。
2.自動生成する記事
目次、図表一覧、注釈一覧、索引は本文のマークアップから自動的に作成します。目次はEPUB2では目次はNCX形式で、本文へのリンクを設定します。図表一覧、索引からは本文へのリンクを設定、注釈一覧と本文の該当箇所は双方向のリンクを設定します。
3.表紙と奥付け
表紙と奥付けは、別途登録した出版物情報メタデータから生成します。半自動生成にあたります。
表紙には画像を使用したり、画像の上に文字を重ねることもできます。


CAS-UBの編集画面は、こんな感じ その2

 昨日に続き、クラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」の編集画面について、簡単にお話しします。以下の画面は、今後も改良で変わることがあることを、ご了承願います。
 昨日は、CAS-UBで作られた電子書籍「はたらく人のための転職の実学」の「2.3 正しい転職チャンネルを選ぶ」を表示した画面をお見せしました。
 次のような画面でした。
CAS-UBの編集画面。個別部分CAS-UBの編集画面。個別部分
この文章を編集するときには、次の画面になります。
CAS-UBの編集画面。文章入力・編集CAS-UBの編集画面。文章入力・編集
 文章を表示していた部分が、ブラウザの編集フィールドに変わっていることにお気づきでしょうか。
 ここで、ブラウザで入力するように、文章を入れていけばいいわけです。
 その際、Wiki記法と呼ばれる書き方を使えば、見出しや箇条書き、文字サイズや文字の装飾といったことが、簡単にできます。そして、それはEPUBやPDFに反映されます。
 Wiki記法については、ネットに情報があふれているので、検索してみてください。
 CAS-UBでは、さらに便利になるように、標準的なWiki記法を拡張していますが、基本は標準的なWiki記法に準拠しているので、習得は容易です。
 Wiki記法はCAS-UBの特長の1つですが、別の大きな特長は、1つの本を複数の人で執筆できることです。しかもクラウド型なので、ブラウザさえあれば、遠く離れた人たちとも、一緒に本を書いてことができます。
 「はたらく人のための転職の実学」は、すでに販売を開始しています。詳しくは、
CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
をどうぞ。
 トレーニングセミナーのスケジュール、申し込み方法などは、
CAS-UB トレーニングセミナーのご案内
をご覧ください。
 CAS-UBについての詳しい説明は、
http://www.cas-ub.com/
をご覧ください。


CAS-UBの編集画面は、こんな感じ

 クラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」の編集画面について、簡単にお話しします。以下の画面は、今後も改良で変わることがあることを、ご了承願います。
 CAS-UBにログインして、執筆中の本を選ぶと、次のような画面が出ます。
CAS-UBの編集画面。全体CAS-UBの編集画面。全体
 この画面は、CAS-UBで作られた最初の電子書籍「はたらく人のための転職の実学」を編集するときの画面です。
 縮小した画面で見づらくて恐縮ですが、上のほうに使える機能の一覧があります。
 左側は、本の目次に相当する部分です。いまは章に相当する部分が一覧に並んでいますが、節の部分に移動したのが、次の画面です。
CAS-UBの編集画面。節の部分CAS-UBの編集画面。節の部分
 これは、「2.3 正しい転職チャンネルを選ぶ」を表示したものです
 左上に、本の章・節といった構成がツリー構造で表示されています。このツリー構造を使って、本の中のあちこちに飛んで行って、文章を編集したり、章や節を追加・削除したりできるわけです。
 画面右側の「正しい転職チャンネルを選ぶ」以下は、実際にCAS-UBで入力された文章が表示されています。
 「はたらく人のための転職の実学」は、すでに販売を開始しています。詳しくは、
CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
をどうぞ。
 トレーニングセミナーのスケジュール、申し込み方法などは、
CAS-UB トレーニングセミナーのご案内
をご覧ください。
 CAS-UBについての詳しい説明は、
http://www.cas-ub.com/
をご覧ください。


CAS-UBのセミナーを開催します

 先日、発表会でお披露目したクラウド型汎用書籍編集・制作サービス「CAS-UB」。
 8月からは、実際に体験して、EPUB, PDFといった電子書籍を作るハンズオンのトレーニングセミナーを開催します。
 CAS-UBを実際に使いながら、本の編集、制作を行っていただきます。
 場所が狭いので、各回、5名と少なくて恐縮ですが、人気が出てくれば、もっと広い場所で開催したいと思っています。
 スケジュール、申し込み方法など、詳しくは、
CAS-UB トレーニングセミナーのご案内
をご覧ください。
 すでに、CAS-UBで作られた電子書籍「はたらく人のための転職の実学」も販売されています。
 詳しくは、
CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
をどうぞ。
 CAS-UBについての詳しい説明は、
http://www.cas-ub.com/
をご覧ください。


クラウド型汎用書籍編集・制作サービス CAS-UBを発表

 昨日、クラウド型汎用書籍編集・制作サービス CAS-UBの発表会を開催し、正式に発表させていただきました。
 開発チームの面々は、無事、終了するかどうか戦々恐々でしたが、大きなトラブルもなく一安心でした。
 CAS-UBは、ブラウザさえあれば、文章を書いて、EPUBやPDFの本を作れるクラウド型のサービスです。
 Wiki(ウィキ)という、ネットでは有名なサービスで使われる書き方を使っています。
 Wiki記法を使うと、見出しや箇条書き、文字サイズや文字の装飾といった、HTMLでできることが、HTMLより簡単に書けるようになっています。
 CAS-UBでは、入力した1つの文章から、EPUBとPDFのどちらの形式の電子書籍でも作れるようになっています。
 文章を書いて保存しておけば、何度でもEPUBやPDFを作ることができます。
 すでに、CAS-UBで作られた電子書籍も販売されています。
 詳しくは、
CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内
をどうぞ。
 まだまだよちよち歩きのシステムですが、今後はどんどん発展させていくつもりです。
 ご意見を賜りたいと思います。
 CAS-UBについての詳しい説明は、
http://www.cas-ub.com/
をご覧ください。


CAS-UBで制作した書籍「はたらく人のための転職の実学」をPDF版、EPUB版発売のご案内

CAS-UBで制作した初の書籍「はたらく人のための転職の実学」のEPUB版とPDF版をDLmarketで販売開始しました。
○EPUB版:
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/151754/language/ja
6.8MB、税込み680円。
○PDF版:
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/149718/language/ja
3.1MB、税込み680円。
いづれもDRMは設定していません。
本書は、4月1日にPDF版のみで発売した「きれいにスッパリ転職するための本」の内容を改訂して第2版としたものです。
なお、国際電子出版エキスポにて販売しましたBOD(Book on Demand)による書籍と内容は同等のものです。BOD版は四六版208頁で税込み1,260円で販売しています。
○CAS-UBのPRWebページ
http://www.cas-ub.com
○アンテナハウスEPUB情報ページ
http://www.antenna.co.jp/EPUB/


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