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2008年01月31日

アンテナハウス「PDF スイート」を近く発売します。

すでに、アンテナハウスニュース(e-メール・ニュース)でお知らせしましたとおり、2月中旬に「PDFスイート」を発売します。

PDF スイートは、 「書けまっせ!!PDF3 プロフェッショナル」と「リッチテキストPDF4 コンプリート」、このPDF活用に便利な二つのソフトを一つのパッケージにしたものです。各製品の仕様は、単独のものと同じです。

CD-ROM1枚に二種類の製品のマスターを収録しています。

PDFスイートの標準価格は、24,980円(税込み)となります。
「書けまっせ!!PDF3プロフェッショナル」の標準価格は、13,440円(税込み)、「リッチテキストPDF4コンプリート」の標準価格は、15,540 円(税込み)ですので、その合計価格よりも14%ほど割引した価格になっています。

なお、アンテナハウスの製品登録ユーザの方には、優待価格をご用意しています。優待価格につきましては、こちらをご覧ください。

デスクトップ製品の優待価格購入
http://www.antenna.co.jp/sales/yutai.htm

また、「書けまっせ!!PDF3」、「リッチテキストPDF4」のどちらかをすでにお持ちの方はさらにお安い特別価格を用意しています。

詳細情報は、来週4日に発表の予定ですが、お急ぎの方は、sales@antenna.co.jpまでどうぞ。

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2008年01月30日

サーバ製品の価格設定基準

昨日、PDF Libの6から7で値上げしたと書きましたら、ライセンスを数えるときの基準が変わっているのだそうです。そこまで深く考えませんでした。失礼しました。

サーバ製品の価格設定について、時々、お問い合わせをいただきますが、説明したり比較するのはなかなか難しいものがあります。サーバ用の開発ツールのライセンス料金の計算で、注意すべきことを次に整理しておきます。

1.開発用ライブラリーでは、CAL(クライアントアクセス・ライセンス)を設定しているものは少ないようですが、まず、CALがあるかどうかは大きな違いです。

2.どこまで再配布可能かどうか。
(1)アンテナハウスでは、現状、すべての製品についてOEM契約なしの再頒布は認めていません。
(2)他社のPDF関係の製品を見ますと、ABCpdfという英国製の開発ツールは、企業内、または、製品単位の無制限再配布を認めるライセンスもあります。
(3)一方でランタイムを再頒布することを認めている製品も多く見られます。但し、PDF関係でランタイムを再頒布可能という方式をとっているものは知りません。

3.それから、今回出てきましたライセンスをカウントする基準
(1)CPU単位でライセンスを計算するとき、厳密には、コア単位かそれともソケット単位かの区別が必要です。
  マルチコアというときは、CPUコアは二つあってもソケットは1個になっているものが多いですね。
  ですので、コア単位かソケット単位かで数倍の差がでてきます。
  ちなみに、アンテナハウスはソケット単位としています。
ちなみに、PDFLibでは台数といっていますが、台数とソケット単位は、おそらく同じではないでしょうか。

最近ややこしいのは、VMwareなどで仮想化したシステムの場合ですね。この場合、物理的なCPUと仮想化ソフトウェアの上でカウントするCPUの数が違ってきます。

(2)CPU数あるいはPCの数は問わずに、1つのシステムを単位にして価格を設定する方式もあるようです。

4.サーバとはなにか?この定義も結構ややこしいですね。
この間、セミナーのあとで、お客さんに、「Webサーバと接続したPCにFormatterを載せて動かしている場合、Formatterが動いているPCは、Webサーバ1台としかつながっていない。ですので、それはサーバじゃないと考えて良いのでは?」という、質問をいただきました。

「つながっている台数は関係なくて、ネットワークを経由して他のPCに機能を提供するとき、サーバと言います」、と答えましたが、なかなか納得していただけなくて困りました。

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2008年01月29日

PDFLibって値上がりしたんだ!

今頃気が付きましたが、PDFlib7のサーバライセンスがかなり値上がりしています。知りませんでした。

価格表を見ますと、Windowsサーバ用のPDFLib7が168,000円/台、PDFlib+PDI 7が336,000円となっています。

PDFLib6はそれぞれ73,500円、PDFlib+PDI 6は147,000円でしたので倍以上の値上がりです。

私も時々製品の価格を値上げしていますので、他の人のことをいろいろ言える立場ではありませんが、よくやりますねえ。

それにしても、サーバサイドのPDFは、オープンソースのiTextもありますし、市場はまだあるのでしょうかね?

【参考資料】
テューンビズ、PDF作成ライブラリ「PDFlib 6」発売

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2008年01月28日

日経PC21 2008年3月号 編集長インタビュー

日経PC21 2008年3月号(1月24日発行)の編集長インタビューで紹介していただきました。

見出しは「PDF国際標準の制定で日本のアドビ神話は崩れる」と大仰ですが、概略、今年は、PDFのISO標準化(ISO 32000)が決まり、いよいよ、アドビ以外のPDFソフト・ベンダも、アドビと同じ立場で競争ができることになります、という趣旨です。

PDFが標準の仕様となりますと、さらに多くのベンダが参入し、ベンダ間の競争は、さらに厳しくなります。

PDFは非常に高度で複雑な仕様ですので、きちんとしたソフトウエアを開発するのはかなり大きなコストがかかるのも事実です。

アンテナハウスでは、「書けまっせ!!PDF」や「リッチテキストPDF」を他の会社よりも少し高い、1万円前後の価格で販売していますが、これは、開発コストを上回る収入を確保して、確実なビジネスを継続していきたいということを考えて設定させていただいています。

価格は、原則として、市場の競争で決まるもので、メーカの自由になるものではないと思います。そこで、他の製品と比較して価格が高い製品を市場に受け入れてもらうためには、他の会社の製品になく、お客様に喜んでいただける価値を作り出す必要があります。これをどうするか?

これが弊社の大きな課題です。一方、市場を創造するのが、単なる販売会社ではない、メーカとしての使命ともいえます。弊社は小さいといえども、メーカですので、新しい価値の創造に取り組んでいかなければならないと考えています。

「書けまっせ!!PDF3」では、他の製品にはない独自の様々な機能を用意していますが、日経PC21では、編集禁止PDFにも文字や図形を書き込むことができることを大きく取り上げていただきました。

官公庁が配布しているPDFは、ほとんどが編集禁止になっています。しかし、官庁が告示している資料は著作権法で保護されていません。ですので、本来は編集禁止にするべきものではないように思います。しかし、編集禁止にされている以上、通常のPDF編集ソフトでは、文字を記入することもできません。しかし、これでは「書けまっせ!!PDF3」の効果が半減してしまいます。編集禁止のセキュリティとPDFへの文字の書き込みをどうやって両立させるか?

「書けまっせ!!PDF3」は編集禁止のPDFを画像化して、そのPDF イメージの上に文字を上書きする手法を取っています。

こうして、普通は、紙に印刷し、紙の上に書き込むしかない「編集禁止」のPDFも、高品質な電子データのままで、文字を記入できるようになっています。

これは、独自の付加価値のひとつの例ですが、こうした機能をご提供することで、多少高くても買っていただき、また喜んでお使いいただけるものと考えています。

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2008年01月27日

「書けまっせ!!PDFプロフェッショナル」Vector の月刊新作ベスト10にランクインしました

「書けまっせ!!PDFプロフェッショナル」が1月26日Vectorの月間新作ベスト10にランクインしました。

Vectorの月間新作ベスト10のページ
※このページは、随時更新されますので、記念にPDF化しました。
PDFはこちらです。

月間新作ベスト10というと月間新人王へあと何歩か?ってところでしょうか。他のソフトは、かなりキャンペーン価格で安くしていますが、「書けまっせ!!PDFプロフェッショナル」は、@9,980で一番高価格です。その割には売れています。

価格は、もちろん、安いほうが数は沢山売れるのでしょうが、@9,980円でもお客さんにある程度認めていただけると考えても良いと思います。

ところで、「ホームページビルダー12」ジャストシステム版も同じ時期に月間新作ベスト10入りしています。価格は@7,770円です。「ホームページビルダー11」は、随分、もめたようですから、「ホームページビルダー12」で心気一転となれば良いですが。

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2008年01月26日

DITA XML Editor Review

今年は、DITAに取り組もうと考えていることは、既に、お話しました。

2008年01月13日 OASIS Openに加盟

「有言実行」という訳で、今週から、少しDITAの勉強を始めています。まず、アンテナハウスXML総合ページを、更新して、DITAページを分離しました。

◎アンテナハウスXML総合ページ
 http://www.antenna.co.jp/XML/

◎DITAページ
 http://www.antenna.co.jp/XML/dita.html

まだ、手を付け始めたばかりですが、DITAページに色々情報を集めていこうと考えています。で、久々のXML復帰で情報リハビリと、Webを見てましたら、XML Editorのレビューがありました。

http://www.cmsreview.com/XML/Editors/

ここには、DITA編集という観点で評価したXMLEditorの機能比較表があります。

特に興味深いのは、XML Editorのインストールベースの数(推定値)です。どの位の信憑性があるかは別としまして、多い順に並べますと次のようになります。

1.Altova XMLSpy Suite  230万本
2.Stylus Studio      100万本
3.Adobe FrameMaker   80万本
4.SyncRO Soft(oXygen) 20万本
5.Arbortext Editor     5万本
6.XMetaL Author DITA Edition 4万本
7.Cladonia Exchanger  4万本
8.Syntext Serna     非公開

以外に少ないのは、Arbortextです。2000年代前半のXML関係の展示会などでは、Arbortextがいつも元気でしたので、もう少し多いのかと思っていましたが、以外に少ないですね。
AltovaのXML Spyは、一時人気がありました。

しかし、最近はoXygenが人気じゃないでしょうか。

弊社のXML Editorは、残念ながら数万本とはいきませんが。再度、チャレンジしようかな。

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2008年01月25日

XSL-FOセミナーのご案内、展示会のご案内

1月~2月にかけてXSL-FO関連のセミナーを次の通り開催します。

■1月29日(火)14:00 ~ 16:30ゼロから始めるXMLDBセミナー 【XML自動組版編】
「Webからデータを入力するだけで冊子の編集・組版と、Webコンテンツの作成を同時進行で実現する技術論文誌の編集システムなど」についてのセミナーです。

無償セミナーです。
☞ お申込みはこちら
  XML自動組版を利用した業務プロセスの改善とコストダウンの達成!!

■2月21日(木)第20回 XSL School
 主に、XSL-FO組版のためのXSLスタイルシートの作成方法についての実技セミナーです。
 パソコンをご持参いただき、実際にスタイルシートを作りながら学ぶことができます。

■2月22日(金)XSL-FO指南塾
 e-エイドの藤島氏によるXSL-FOについての詳しい説明になります。
 DTPに匹敵するXSL-FOの強力なレイアウト指定機能についてご理解いただくことができます。

いづれも1日で4万2千円(税込み)の有償セミナーです。両方を別々にお申込みいただくことができます。両方をお申込みいただいた場合は、合計で7万3千500円(税込み)となります。

☞ お申込みはこちら
 XSL SchoolとXSL-FO指南塾のご案内

XSL-FOは、話を聞くと良いんだけれども、スタイルシートを作る人が居ないという会社の方、XSL-FOによるスタイルシートの作り方をもっと深く学びたい、理解したいという方に最適です。

スタイルシートを書ける技術者を増やしていくために、従来は、1日で行っていたセミナーの内容をXSLTとXSL-FOに分けてより詳しくすることで、より実践的なセミナーとしていきたいと思います。

■2月6日(水)~2月8日(金) Page2008に出展します。
 弊社のブースは、展示ホールD D-33 となります。
 Webページ:http://www.jagat.or.jp/page/2008/
なにとぞ、よろしくお願いします。

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2008年01月24日

HTML5のドラフト公開

W3Cは、HTML5のドラフトを公開しました。

■日本語ニュース・リリース
Web コンテンツの将来を担う HTML 5 草案を公開

HTML4は、1997年12月に初版が公開されましたが、それ以来10年を過ぎました。HTMLが、現在のインターネット世界における、最も普及しており、最も重要な標準の一つであることは恐らく誰一人として異論がないのではないでしょうか?

しかし、HTMLではリッチな表現のためには機能が足りないことが明らかです。このため、現在、RIAの技術が様々に登場しています。

Ajax、AIR、Silverlight、Goolge Gear。。

ですが、一番大きな問題点は、ベースになっているHTMLが弱いということだろうと思います。例えば、2次元のグラフィックスの表現さえもできません。なにか、高度なことをやろうとしますと、HTMLでは表現できいため、やたらにJavascriptを埋め込まねばならず、また、ブラウザ依存性をなくすために無駄な努力がいろいろ必要となります。

現在のブラウザ+HTMLは一昔前の、いや、古の、MS-DOSのようなレベルと言って良いでしょう。

こうしてみますと、HTML5の注目機能として、「2次元画像の描画や、音声及び動画コンテンツの埋め込みと制御、あるいは、クライアント側での永続的なデータ管理や、利用者側での対話的な文書ないし文書断片の編集のための API 群」が上がってくる動機がよく理解できます。

HTML 5 - W3Cの草稿はこちらにあります。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-html5-20080122/

問題は、この草稿をざっと眺めますと、まだ全くの未完成という状態なことです。草稿というよりメモレベルの部分も多くあります。ちゃんと完成するのかどうか?

W3CのHTML作業部会の委任予定表が次にあります。
HTML Working Group

これを見ますと2009年3月にラスト・コール、2010年9月に勧告になっています。しかし、良く見ますと、もうラストコールに「editor's estimate is 2009-10」なんて注が出てますねえ。困ったものだ。もう言い訳してる。

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2008年01月23日

XPS(XML Paper Specification)の将来

XPSが出てからそろそろ1年たちますが、まだあまりXPSを見かけることがありません。XPSって現実に使われているのでしょうか?

このところ、普段見かける、あるいはWebなどから配布されている電子ファイルの流通形式は、ほとんどPDFだけです。

先日、プリンタ向けのXPSのレンダリング・ソフトの会社で話を聞きましたが、まだ、一部のプリンタ・メーカを除くとあまり熱心ではないとのこと。特に米国では、HPがプリンタの市場を主導しているのでHP次第らしいです。

見ますと、いちおう、かなり昔、HPもXPSをサポートするというニュースが流れています。
Photo printing under Windows Vista

しかし、HPにとってXPSをサポートする意味はあまりないのでは?

XPSは、PDFと比べると仕様もすっきりしていますので、アプリケーションを作るにはやり易そうなんですが、ただ、XPSがもっとポピュラーになって、XSP形式で作成されたファイルがもっと出回ってこないと、アプリケーションを作ってもなかなか、身近なものになりそうもありません。

プリンタのメーカにとって、XPSサポートはそれなりの売上に繋がっているのだろうか?余計なことではありますが、少々気になりますね。

【参考】
XML Paper Specification

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2008年01月22日

Office OpenXML形式のISO投票でのコメントへの対応完了

Microsoft Office のファイル形式「Office Open XML Formats」のISOへの提案”ISO DIS 29500”は、ISOのFast Trackの投票では、賛成者が足りませんでしたが、2月のISOの「Ballot Resolution Meeting」までに、投票時に集まったコメントを反映して仕様書を改訂し、再検討されることになっています。このことは、昨年12月のXML開発者の日に国際大学の村田さんから詳しく報告がありました。

http://d.hatena.ne.jp/StL/20071221/p1
の「OOXMLの投票結果とballot resolution meetingの予測」を参照。

ECMAは1月14日コメントへの対応を終了して各国のISO関係者にレポートを提供したと発表しました。詳細な資料は公開されていませんが、概要がこちらに報告されています。

Proposed dispositions for National Body comments on DIS 29500 complete – New phase to begin

3500ものコメントが集まったということですから、これをすべて検討するのは大変な作業だったろうと思います。以下に、ざっと纏めました。

1.言語タグ
最初の提案では、言語を識別するのに自然数の組を使っていたが、これは、言語についてはISO 639、書記法についてはISO 15924に従うように変更。

2.日付と関連する計算
a)表形式における日付の保存を、ユニークな数値で保存していたものを、ISO 8601標準で定義する形式に変更。

b)1900年以前の日付
ECMAの案では、1900年以前の日付を計算する法則を規定していなかったが、ISO 8601に規定するように1900年以前の日付も計算できるようにした。

c)閏年の計算
ECMA案では、昔の表計算(Lotus 1-2-3)との互換性を保つために1900年を閏年として扱っていたが、これは、Lotus 1-2-3のバグを継承したものなので、正した。

3.仕様の主部分からの機能
既存文書・過去との互換性を維持するためにある機能を永続的なものにしないための取り扱い。
主なものは、閏年のバグ、VML、”AutoSpaceLikeWord95”のような互換性のための設定は、付録に移し、新しい文書の生成では使わないように推奨することにした。

a)VML
VMLについては、すべて削除せよとか、付録に移すべきという意見があった。ECMAはVMLを、仕様本体から除外することに合意した。VMLが使われていた箇所では、すべてDrawingMLを使用可能とした。VMLは、将来、DrawingMLにすべて取って代わられることになる。

b)互換性設定
古いアプリケーションとの互換性設定に関する記述を詳しく書くと共に、付録に移した。

4.仕様への適合性・構成
開発者が自分達で重要と考える機能だけを実装して、かつ、仕様準拠であることができるように。

a)適合性
WordprocessingML, SpreadsheetML, PresentationML, OPC、拡張性のそれぞれについて仕様適合性を記述した。

b)構成の変更
仕様を、(ア)DIS 29500-1(WordprocessingML, SpreadsheetML, PresentationML, SharedML)、 (イ) DIS 29500-2 (OPC:パッケージ化)、(ウ)DIS 29500-3(拡張性)の3部構成とした。

5.ページ境界
ページ境界として使える、グラフィック・オブジェクトをカスタム化可能とした。

6.文法にISO標準を使用
表計算の計算式、フィールドをISO/IEC 14977:1996を使って記述。

7.オブジェクトのリンク技術
オブジェクト・リンク技術について、KDE デスクトップ、GNOME対応のサンプルを増やした。

8.カラー
W3CのSVGに適用されているカラー定義を使うようにした。

9.パスワードのハッシュ化
ISO/IEC 1011803を使うようにした。

10.国際化
労働日と週末の定義方法をより自由にしたり、多言語対応のため右から左へ書く言語と左から右へ書く言語の表記に関する説明など、多言語対応を追加した。

11.アクセシビリティ
アクセシビリティの専門家にレビューしてもらい、アクセシビリティ・ガイドラインを作成した。

各国のISO担当機関からのフィードバックを反映したレポートは2月25日から29日のBallot Resolution Meetingの6週間前までに作成することになっていたので、それに間に合うように作成したもの。今後は、これに対して電話会議などで議論をしていくことになっている、とのこと。

「Office Open XML Formats」がいつISOの標準になるかは、分かりませんが、早くそうなって欲しいものです。

ちなみに、アンテナハウスでは、現在、「サーバベース・コンバータ(SBC) 2.0」を開発しています。SBC2.0は、Office 2007互換の組版エンジンとなります。長期的には、ISO 29500に準拠した組版エンジンということにしたいと思います。

ご参考:サーバベース・コンバータ

【広告】
書けまっせ!!PDF3 プロフェッショナル
既存のPDFに文字や図形を書き込めるPDF編集ソフトの新バージョン
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/080122/n0801224.html

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2008年01月21日

デスクトップPDF市場の規模、動向を推測する

日本におけるPDFのデスクトップ製品の年間規模はどの位なのでしょうか?少し考えてみました。

昔、年間10億円位ではないかという意見を聞いたことがありました。しかし、多分、もう少し多くて年間15億円程度ではないかと思います。しかし、年間20億円まではないでしょう。ソースネクストが4億5千万円(2007年3月期の有価証券報告書)となっています。なお、ソースネクストの2008年上半期は2億5千万円と報告されていますが、上期は「いきなりPDF」シリーズのバージョンアップがありましたから売上が少し多めになっていると思います。こうしてみますとソースネクストは3割前後の金額シェアをとっているものと思います。アドビが50%、他の会社を合わせて20%位と見ればあたらずとも遠からずでしょう。

ソフトウェアの販売本数はかなり増えていると思います。しかし、金額ベースでは増えるというよりもむしろ縮小しているようです。数年前、すなわち、2004年のソースネクストの「いきなりPDF」の発売です。このため、結局、低価格のソフトウェアのシェア拡大により、販売本数が増えても売上と利益は逆に減る傾向を辿っていると思います。

アンテナハウスのように、最近、2005年に自社ブランドで参入した会社は、あまり市場の縮小という意識はありませんが、恐らく、昔からPDFソフトを販売していた会社は、市場の縮小で苦労しているはずです。

この傾向はPDFソフトだけではありません。デスクトップ製品の市場は、ソフトウェアの低価格化のため販売本数が増える一方で、売上は逆に減るという負のスパイラル、デフレスパイラル、に陥っているようです。

このデフレスパイラルは、やはり、行き過ぎた低価格化がもたらしたものです。このあたりは、日本経済がデフレスパイラルに陥って、失われたx年と言われたのと同じような事態が起きているように思います。どうしたら、このデフレスパイラルから抜け出して、成長を復活させることができるか?ここが知恵の絞りどころということになりますね。

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2008年01月20日

天才詐欺師か大経営者か?

『検察を支配する「悪魔」』(田原総一朗・田中森一著、講談社刊)を読みました。本の主題である「検察が、国策捜査の名の下に、国家権力を濫用して冤罪を作る」という話も空恐ろしいものですが、まじめな会社経営という観点からも参考になる箇所がいろいろありました。

例えば、バブルの時代、総額二兆円を食い尽くしたといわれる許永中ですが、田中氏は、許永中は、「もの凄い企画者、プロデューサー」だと言っています。例えば、大阪にオリンピックを招致しようとして考えて、大阪帝国ホテルのタワー棟の高階層を上から三フロア借り切って、そこにつくった「アメリカンクラブ」という社交場なんて、なかなか凄いアイデアだと思います。私などはそういう壮大なアイデアは考えつけません。

松下幸之助の本には、「芸術家がキャンバスの上に絵を描くのと同じように、経営者は経営資源を使って新しいものを想像する存在である」という話が載っていたように記憶しています。

また、稲盛塾長は、「未来進行形で考えること。いま出来ないことでも、未来の時点でできるようになる。そういう人間の能力を信じて、今はできないことでも注文をとってきて約束した納期までに完成させる。」と言っています。

こうなりますと、会社の経営で大成功するには、許永中のような側面が必要ということになります。最初に構想した大きな絵を実現できれば成功した大経営者として尊敬され、実現できなければ天才詐欺師として塀の中ということになるのでしょうか?

それから、政界のタニマチ、中岡信栄。拓銀系列のノンバンク、エスコリースから2000億円の融資を引き出して焦げ付かせ、拓銀破綻の原因を作った男。彼が、金をだれかれ構わず金をばら撒くのはタニマチ心理がよく説明されていて理解できました。このタニマチ心理は、OASISやW3Cなどの、必ずしもならなくても良いコンソーシアムのスポンサーになる企業経営者の心理と似ている部分があるように思いました。使う金の桁が数億倍位違うけれども。

使った金を売上で回収できればビジネス行為、しかし、使った金の回収を期待しなければタニマチ。しかし、広告宣伝費なんて効果があるかどうかは全然予測できませんし、終わった後でもわからないことが多いものです。このようにビジネス行為とタニマチの境界にはなかなか難しいものがあります。

今月は、確かPDF製品だけで数百万円以上の雑誌広告費を使っているはず。多分、今月はアドビ・ジャパンよりPDF関連の雑誌広告費は多いでしょう。しかし、今月のPDF製品売上は幾らになるか今のところ予想もできません!?パソコン雑誌のタニマチになろうとしているわけでないことは確かなんですけどね。

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2008年01月19日

2008年・PDFビジネス売上50%増宣言!

アンテナハウスは、この数年間、デスクトップ製品よりもシステム製品に力を入れてきました。その結果、昨年(2007年)は、システム製品の売上が、2006年に比べて倍増になりました。

2000年頃は、いまよりも遥かに利益が出ていましたが、言ってみれば、一発ヒットを出して儲けているというハイリスク・ハイリターンそのものでしたが、この6,7年で会社のビジネスの内容も代わり、ヒット商品への依存度が減りました。

国内ビジネスは、デスクトップ製品、システム製品、OEMと3つの柱ができ、それに海外ビジネスを加えますと、4つの柱ができた状態です。会社の規模は小さいですが、2000年頃と比べて、かなり経営の安定性が出てきたと思います。

そんなことで、2008年からは、いよいよ、会社を成長へ向けて駆動させなければなりません。今年は、とにかく、売上35%増!特にPDFビジネスは、5割増を必達目標として掲げています。

「有言実行」は、「不言実行」より遥かに難しい!だから、「有言実行」で、自分を追い込んで絶対目標を達成せざるべからずで取り組むべき、とは、盛和塾の稲盛塾長がよくおっしゃっていること。

ということで、今年は、売上35%増!(PDFは50%増!)をここに宣言したいと思います。

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2008年01月18日

Acrobat で、PDFからExcelに変換できる!?

もう、だいぶ前になりますが、PDFからOfficeに変換するソフトの機能を比較した表を紹介しました。

2007年03月08日 PDFからWordとExcelに変換するソフト(古い情報ですが。)

昨日、この表をご覧になった方から、「Acrobat8には、PDFからExcelに変換できる機能があります。表が間違いではないですか?」との問合せを頂きました。もう忘れていましたので、もう一度調べてみました。

Acrobatで、PDFの表をExcelに取り込む方法は、多分、二通りの方法がありそうです。
(1)PDFをSave AsでXML/HTML形式に変換する。ExcelではXML/HTMLを開くことができますので、結果的に、PDFの表をExcelに取り込むことができることになります。

(2)PDFを表示した状態で、表を選んで右クリックして、コンテキストメニューでExcelに取り込む方法。これはAdobeのWebでも紹介されています。
PDFのコンテンツを Microsoft® Excel で再利用する

これがうまくいくのは、綺麗な縦横のセルで区切った表の形式になっているデータをExcelの表にしたいという限定的な場合のみでしょう。

これは、変換というよりも、クリップボードのコピー&ペーストに毛の生えたもの、テキストをコピーしてExcelに張り込むのに近いものと思います。とても日本のユーザが要求する「PDFからExcel変換」の需要には応えられず、無償ならともかく、有償で売れる製品にはならないでしょう。つまり、これは、「PDFからExcel変換」には分類できません。

日本のユーザはPDFの帳票をページレベルでExcelに取り込んで、Excelのデータとした上でページレイアウトまでを完璧に再現することを求めてきます。本当なんですよ。「PDFとExcelでは全然違うのだから、そんなことは、無理・不可能!」と叫びたくなることもあるほど厳しい要求をする人もいます。

なぜか言いますと、日本のユーザには、Excelをほとんどワープロのように使っている人が非常に多いのですね。それで、PDFをExcelに変換するとき、表だけではなく、他の部分を含めてExcel上で、PDFをレイアウト・罫線などを完璧に再現したい、できるものと考えているようです。

多分、米国あたりのユーザはそんなことは求めないのでしょう。そういう意味では、日本のユーザの要求は世界で一番厳しく、日本で満足していただける「PDFからExcel変換」を作ることができれば、間違いなく世界のNO1.になることができると思いますね。という訳で、厳しいお客様に感謝です。

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2008年01月17日

PDFの相互運用性問題 (1) — 相互運用性問題とは?

PDFの規格のISO化が進んでいることは、既に何回もお話しましたので、ご存知の方も多いと思います。これは、私どもPDFのサードパーティにとりましても、大変喜ばしいことです。

PDFのISO規格が制定されれば、日本でもアドビ以外のPDFベンダには追い風になり、サードパーティ製品のシェアがますます高くなることと思われます。

但し、その時の懸念事項として「PDFの相互運用性」があります。

例えば、PDF編集ソフト間の相互運用性を考えて見ます。

多くの場合、PDFはデータの公開出版、つまり、一方通行に使っていると思います。また、以前は、高価なAcrobatでないとPDFを編集できないということで、PDFを編集する機会は比較的少なかったものと思います。しかし、最近は、「いきなりPDF Edit」のような廉価なPDF編集ソフトが発売されていますし、3月には「JUST PDF作成・高度編集」というようなPDF編集ソフトが発売されます。

そうしますと、A社のソフトで作成したPDFを取引先に渡して、B社のソフトで編集したり、その逆のことが行われるようになる頻度が増えてくると思います。

このように、さまざまなメーカのPDF編集ソフトが使われるようになったとき、異なる会社のソフトで作成したPDFをうまく編集できるか、ということが編集ソフトの相互運用性です。

これは、PDF編集だけではありません。以前に、

2007年11月20日PDFと署名(48) — PDFの電子署名とタイムスタンプの相互運用性

でも、お話しましたが、A社の製品で電子署名したものを、B社の製品で検証するという頻度が増えてくることになります。

PDFは、誕生の当初から作成ソフトと閲覧ソフトが別、PDFの印刷利用などでも作成したのとは別のソフトで印刷のための処理をする、という具合に、PDFというファイルを媒介にして、様々なソフトがそれを共有するという性格の強いものでした。つまり最初から相互運用を前提としているものです。

このあたりは、PDFとMicrosoft Officeファイルとで、かなり異なる点です。

しかし、従来は、日本のPDF市場はアドビが支配する市場でしたので、実態としては、様々な会社のPDF関係ソフトの間の相互運用性で問題が顕在化することが比較的少なかったわけです。しかし、今後は、相互運用性問題がかなり大きな問題になってくると思われます。

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2008年01月16日

官庁PDFは、なぜ、セキュリティが設定されている?

15日の朝のニュースで、「12月の景気ウォッチャー、36.6に低下」というニュースがありました。いよいよ不景気がやってきたかと、詳しく見たいと思いました。

内閣府の「景気ウォッチャー調査」の報告ですが、この報告書の内容抜粋はHTMLで、詳細資料はPDFで公開されています。

景気ウオッチャー調査>景気ウオッチャー統計表一覧>2007年12月
「景気ウォッチャー調査 平成19 年12 月調査結果」

このPDFをダウンロードしてみますと、しおりもリンクもないため、非常にナビゲーションがしにくいものとなっています。しおりでページをたどったり、目次から本文へのリンクもしたいのですができません。結局、このままでは、紙に印刷して読むのが一番読みやすいようです。

そこで、ナビゲーションし易くするため、自分でしおりをつけようと思って、PDF編集ソフトを使っても、しおりをつけたり、リンクをつけることができません。

「編集禁止」になっているからです。但し、内容のコピーと印刷は許可になっています。ですので印刷はOK。

それにしても、内閣府は、こんな調査報告書まで、なぜ、編集禁止にしているのでしょうか?内容のコピーは許可になっていますので、コンテンツを取り出して利用することは可能です。このことから見ますと、再利用をさせたくないということでもないようです。

改竄させたくない、ということなのだろうか?しかし、調査資料PDF自体が公開されているのだから、だれだって原典にあたることができるので、改竄のすること自体、徒労のように思うのですが。

このPDFに限らず、Webで公開されている官庁系のPDFは、どうも不必要に編集禁止などのセキュリティをつけているケースが多いようです。折角、資料を公開するのなら、電子的に閲覧しやすくして欲しいし、そこまでは手間がかかるというのならば、ユーザがしおりやリンクを設定するなどの編集を許可にして欲しいものです。

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2008年01月15日

ISO DIS 32000改訂版がアップされました

ISO DIS 32000の改訂版(コメントを反映)が、14日(日本時間)アドビのJim King氏によって次のところにアップされました。

PDF32000_Edited_080113A.pdf (抹消箇所消し線付き)
PDF32000_Edited_080113A.pdf (抹消箇所消去)

今月末のオーランドでのISO会議へ向けてのドラフトができたということでしょう。

アップされましたのは、米国時間で13日の日曜日です。アドビの担当者も休日出勤?

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2008年01月14日

書けまっせ!!PDF — 「いきなりPDF Edit」、「JUST PDF作成・高度編集」との違い

先日、2008年01月12日 2008年PDF戦線に新たなブランド登場!?で、JUSTPDFが発売されることをご紹介しましたが、弊社の「書けまっせ!!PDF」との相違につきまして、少し、お話したいと思います。

ソースネクストの「いきなり PDF Edit2」も同様ですが、「JUST PDF 作成・高度編集」は、「書けまっせ!!PDF3」と競合するのではないかとお考えの方も多いと思います。

弊社では、1月から「書けまっせ!!PDF3」の広告をいろいろな雑誌に掲載しています。広告をご覧頂いた方が、そういう第一印象もたれてしまうかもしれません。広告ではなかなか詳しい違いをご説明し難いのですが、しかし、ニュアンス社と弊社では、製品を作る考え方はまったく違っていると思います。

すなわち、ニュアンス社は、アドビのAcrobatを対抗商品と考えているのではないかと推測しています。そして、Acrobatと類似の機能をより安い価格で提供しようというコンセプトをベースとしているように見受けられます。いわば、ミニアクロバットを提供するという考え方と推測します。それはそれで意味があるでしょう。

しかし、アンテナハウスはAcrobatを対抗商品とは考えていません。むしろ、AcrobatでできないPDFの新しい利用方法を提案する、つまり、Acrobatと異なる市場を作るのが、アンテナハウスPDF(特にデスクトップ製品)の基本コンセプトです。

もちろんPDFが同じものである以上、PDFを作成したり、編集したりするソフトは同じようなユーザを対象にしますので、多かれ少なかれ同じ市場をめぐって争う結果になるのは、成り行き上仕方がありませんが。

「書けまっせ!!PDF3」では、Webなどで配布されているPDF様式をより便利に活用しようというコンセプトで作られていますし、そういう使い方をしたい方々にとって、できるだけ痒いところに手が届く便利な機能を揃えようとしています。

「JUST PDF」などの発売にも備えて、私共は、そういう考え方の違いを理解していただくための努力をもっと行っていかなければならないと考えています。

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2008年01月13日

OASIS Openに加盟

アンテナハウスは、2008年1月10日にOASIS-Openに入会しました。といいましても、お高いスポンサーではなく、お安いコントリビュータ会員です。それでも6,600ドル!結構なお値段です。

OASIS OpenのWebページ

英語の会員ページには、メンバー・リストに名前が掲載されましたが、日本語の会員ページには1月12日現在で未掲載(おなじじゃないのだろうか?)

・英語の会員ページ
http://www.oasis-open.org/about/contributors.php

OASISの日本法人会員見ますと、
●スポンサー
・富士通
・日立
・ジャストシステム
・NEC
・野村総研
・リコー

●コントリビュータ
・AIST(産総研)
・ECOM
・富士ゼロックス
・インフォテリア
・NTT
・辻井研究室(東大)
などです。

W3Cと比べると、日本企業の参加は少ないようですね。

OASISの標準活動は、かなりいろいろありますが、その中では、DITA、CGMの標準化などに関心があります。

今年は、DITAを積極的にやろうかと思案中です。
DITA

CGMもCGM Rendererを開発済みです。遠からずリリースすることになると思います。
CGM Open

会員になりたい組織は他にもいろいろありますが、「売上を増やし、経費を減らす原則」から、残念ながら一つ入ると一つやめるという具合にならざるを得ません。それにしても、ジャストシステムはどこにでも入っていますね。

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2008年01月12日

2008年PDF戦線に新たなブランド登場!?

10日にジャストシステムが、「JUST PDF」を発売することを発表しました。

製品構成は、次のようになっています。

1.「作成」 ダウンロード価格 1,900円   PDF作成 (ニュアンス製)
2.「データ変換」 ダウンロード価格 2,500円 PDFからWord、Excel、一太郎などへの変換 (クロスランゲージ製)
3.「作成・データ変換」 (1,2組合せ)ダウンロード版なし。パッケージ希望小売価格 3,980円
4.「作成・編集」 ダウンロード版 3,500円 (ニュアンス製)
5.「作成・高度編集」 ダウンロード版 7,500円 (ニュアンス製)

これを見ますと、ソースネクストと真正面からぶつかっているように思います。

価格的に、微妙な線になりますが、勝手に対応関係を見ますと、

「作成」 -- (旧)「いきなりPDF2」相当です。
「作成・編集」--「いきなりPDF Professional 3」
「データ変換」--「いきなりPDF to Data Professional 2」
「作成・データ変換」--「いきなりPDF Platinum」
「作成・高度編集」--「いきなりPDF EDIT 2」

位の対応関係でしょうか?まだ、ペーパースペックを見ただけなので、実際に品物をチェックすると対応関係が変わるかもしれませんが。こうしてみますと、ラインアップは、ほぼ、ソースネクストの二番煎じと言えます。

ソースネクストには、「いきなりPDF COMPLETE 3」というフルセット版がありますが、JUST PDFでは、「作成・高度編集」+「データ変換」をセットにしたフルセット版を作らなかったのはなぜなんでしょうね。

1,980円で名を馳せたソースネクストが、既に、PDFでは1,980円の「いきなりPDF2」をパッケージ版のラインアップからはずしているのはなぜなのか?ジャストの担当者は考えてみようともしなかったのかな?

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2008年01月11日

書けまっせ!!PDF — Excelから差し込み

さて、またまた「書けまっせ!!PDF3」。今日は、差し込み機能についてお話したいと思います。今年前半は、「書けまっせ!!PDF3」が弊社の一押しです。迷惑かも知れませんが、ぜひ、お付き合いくださいますよう。

「書けまっせ!!PDF3プロフェッショナル」では、Excelファイル(xls形式、CSV形式)のデータを、「書けまっせ!!PDF3」の上に配置した差込フィールドに差し込み印刷できます。

Officeアプリケーションなどで差し込み印刷するのと同じような要領になりますが、一定の書式で、データだけを変更したPDFを作りたいときなどに便利です。

差し込み機能の概要説明はこちらをご覧ください。
差込フィールドとデータの差込【プロフェッショナル】

さて、差し込みフィールドには、「差し込みフィールド」と「差し込みフィールド(表)」の2種類のタイプがあります。差し込みフィールドにデータを差し込むための一番簡単な方法は、Excelで一定の範囲をコピーして、「書けまっせ!!PDF3」で貼り付けることです。

Excelからある一定の範囲をコピーして、貼り付ける時、「差し込みフィールド」の方は、ひとつひとつの差し込みフィールドに独立してデータが貼り込まれます。そして、一行中に有効なデータが入っているセルまでを差し込みフィールドの順番に差し込みます。有効なデータが一つもない行は無視します(次図)。

200801111a.PNG

これに対して「差し込みフィールド(表)」に貼り付けるとき、Excelの一行単位で表の一行に対応させます。この場合、有効なデータが一つもない行も表の行に対応します(次図)。
200801112b.PNG

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2008年01月10日

AIIMExpo 2008に出展します

アンテナハウス(USA)は、3月初旬にボストンで開催される、AIIMExpo2008に出展します。

AIIM International Expo & Conference

2001年12月に初めて米国のXML 2001に出展してから、XML関係の展示会にはいろいろ出展してきましたが、今年から海外のPDF関係の展示会にも積極的に参加しようということで、AIIMに出展します。

「リッチテキストPDF4」、「書けまっせ!!PDF3」も、いま、米国で販売するためのグローバル・バージョンを開発中です。

AIIMExpoは、日本からも視察団が訪問するようですし、どんな展示会か楽しみです。

出展社リストを見ていますと、PDF関係のビジネスをしている企業が多く出展していますね。

私の知っている社名だけでも次の会社がPDFをやっています。
・ActivePDF
・Adlib Software
・Amyuni Technologies
・Appligent, Inc.
・Foxit Software Company
・Nuance Communications
・PDF Tools AG(独) (スイス)
・PDFlib GmbH(独)

多分、他にもPDFをやっている会社がありそうです。来訪者が弊社の製品のグローバル・バージョンにどんな感想をもっていただけるか。自分でもブースに参加しようかなと、思案中ですが、これは、ぜひ、参加してこの目で確認してみたいものです。

○PDF Toolを、ドイツの会社と書きましたが、スイスの誤りでした。(2008/3/6)

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2008年01月09日

「書けまっせ!!PDF3」 — Amazonの価格付けの疑問

「書けまっせ!!PDF3」のシュリンクラップ・パッケージ版を今週発売します。

そこで、Webサイトの価格を見てましたら、驚いたことにAmazonでは標準価格になっています。

2008年1月8日現在のAmazonの価格
・スタンダード版 ¥7,980 (税込)
・プロフェッショナル版 ¥13,440 (税込)
これはメーカ希望小売価格そのものです。

いままで、希望小売価格(定価)のままで販売しているのを、あまり見たことがありませんでしたので、少々、驚きました。

「書けまっせ!!PDF2Vista」対応版は、23%OFFの¥6,152 です。そうすると、これを購入して無償バージョンアップする方が安上がりということになりますが。

しかし、どうして、定価になってしまうんだろうと少々不思議です。

A.仕入れ価格+適正マージンという設定をすれば、定価にはならないと思うのですが。

他の製品の価格も少し調べてみましたが、どうもAmazonの価格の付け方を想像しますに、いろんなWeb販売サイトの価格を調べて、その中間値を自動的に設定しているのではないでしょうか。「書けまっせ!!PDF3」の場合は、新バージョンでまだWeb販売サイトで値段があまり出てないので、メーカ希望小売価格のままに自動設定されているんでしょう。なぜ、メーカ希望小売価格で設定しているかというと、これも想像ですが、ロングテール製品(つまり他で手に入りにくい製品)の場合、メーカ小売価格のままで売れるケースが多いからでしょう。

B.この場合、ざっくり言って、仕入れ価格+最大マージンという計算式を使っていることになります。

ロングテール製品では、A式よりB式の方が、販売店にとって利幅が大きい⇒B式を採用。

しかし、「書けまっせ!!PDF3」のような製品の場合、まず、メーカ希望小売価格では売れません。どこでも手に入る製品なので、小売価格に競争原理が働いてしまうから。

この結果、今の価格設定のままでは売れないと思います。どこでも手に入る製品の場合、B式ではなく、A式を適用して、販売本数を増やし、合計利益をMAXにするようにプログラムすべきでしょう。この場合の利潤はAmazonの存在価値に等しい利潤になるはずです。

そんなわけで、Amazonに、「定価で表示されていますが、もっと価格を下げることができるはずですが、なぜ定価になっているのでしょうか?」と聞いてみました。

そうしたら、「登録された参考価格を基に商品の販売状況や在庫を考慮し、Amazon.co.jpにて決定させていただいております。誠に恐れ入りますが、お客様のご要望に応じて割引価格を設定させていただくことは承っておりません。」だそうです。

マニュアル対応じゃなくて、人の言うことを素直に聞けないものでしょうか?

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2008年01月08日

昨日は、ブログサーバのダウンでご迷惑をお掛けしました。

1昨日(1月6日夜)から昨日(1月7日朝10時頃まで)ブログサーバが、ハードウエア(電源の故障)でダウンしました。

正月早々のダウンでご迷惑をお掛けし、申し訳けありませんでした。

「PDF千夜一夜」ブログサーバのダウンは、2005年10月開始以来2回目です。最初は、昨年の初め(2007年2月17日)です。その時はハードディスクの故障でした。このためバックアップのない部分のデータ復旧に、頭の中のサルベージも必要でかなり時間がかかりました。

今回は、正月休みの間、システム管理担当者がお休みでバックアップがなかったので、「ハードディスクが壊れてたら、正月休みの間に書いた内容を全部思い出せそうもない。どうしよう。マーフィーの法則じゃあるまいし、一番都合の悪いときに不幸がやってくるなんて。」と不安に駆られましたが、今回は、ハードディスクはなんともなかったようで、不幸中の幸いでした。

それにしても、ハードウエアが1年前後で、壊れてしまうなんて、近頃のPCハードウエアの弱さにはちょっとあきれてしまいます。「ブログサーバは、経営の根幹にはあまり関係ないのでダウンしたところで、生き死にの問題はない。」と高をくくっていますが、本心、冷や汗タラタラです。

「ソフトウエア屋としては、ハードウエア屋さんに、もっとしっかり作ってよ!」と言いたいです。
(もしかしたら、もっと頑丈なハードを買えよ!と反論されたりして。しかし、そういう反論は許されませんよね)。

いづれにしてもPCはバックアップ必須なことを再度痛感しました次第です。皆様もご注意ください。

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2008年01月07日

会社案内を改訂:決算公告の掲載を開始

2008年の新年開始に伴い、会社案内、人材募集のWebページを改訂しました。

●会社案内: http://www.antenna.co.jp/Company/company.htm
●人材募集: http://www.antenna.co.jp/Company/employ.htm

今年から決算公告をWebページにアップすることにしました。とりあえず、第22期(2005年末)、第23期(2006年末)分からです。第24期(2007年末)は、2月末になります。

会社法では決算公告が義務付けられています。アンテナハウスの定款上で公告は官報で行うことになっています。しかし、決算公告はWebでも良いようなので、今後、Webの会社概要のページで出すことにしました。

ちなみに、定款を変更して全ての公告をWebにすることもできるようですが、そうすると決算以外の公告もWebでださねばならなくなります。決算以外の公告をWebに出した場合、その調査が必要だそうです。現時点で調査費用は、官報への掲載料金よりかなり高いようですので、全てをWebにするのはやめて決算公告だけWebにしました。

目的としては、会社法を遵守することがひとつ。

それから、昨年を振り返りますと、弊社の売上は、いよいよシステム製品とOEMが主体になってきました。OEMとシステム製品について、お客様の立場から見ますと、提供会社が長く信頼して取引できるかどうかが、重要な製品選択ポイントではないかと思います。

長く、信頼して取引していただけるかどうか、その一つには会社の経営の安定性が評価ポイントとなるでしょう。

会社の経営の安定性とはなにか?それを示す指標が貸借対照表です。そんなわけで、貸借対照表を公開いたします。

【ご参考】
2007年07月05日PDFによる決算公告の増加/
2007年07月06日PDFによる決算公告の増加 — 続き

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2008年01月06日

PDF Creator 2.6(OEMライブラリー)を1月7日リリースします

アンテナハウスPDFでは、PDFを新規に出力するすべての製品で、共通のライブラリーとして自社開発のPDF出力ライブラリー「PDF Creator」を使用しています。

これは、上位からPDFの出力命令をAPIレベルで入力してPDFを生成する機能をもつライブラリーです。このPDF 出力ライブラリーは、ソフトウェア・メーカ様にOEMで提供もしています。

現在、自社製品で使用している最新バージョンは2.6ですが、この最新版と同等の機能をもつPDF CreatorV2.6を1月7日より出荷開始致します。

V2.6では、PDF/A、PDF/Xの出力、タグ付きPDFの出力、PDFにAcroFormの設定などが可能です。恐らく、日本のPDFベンダのPDF出力ライブラリーでは、最強と思います。

もっと強力なのがありましたら、ぜひ教えてください。

海外製品では、有名なPDFLibがありますが、機能面ではPDFLibに勝るとも劣らぬものをもっていると自負しています。

では、違いはといいますと、例えばPDFLibは、若干の文字組版機能をもっているようです。アンテナハウスPDFでは、文字組版は上位の組版エンジン(XSL FormatterのXSL-FO組版エンジンやサーバベース・コンバータのOffice互換組版エンジン)が役割分担していますので、PDF Creatorには文字組版機能は持たせていません。ある意味、純粋なライブラリーですので、その点、PDFLibなどと比較して、あまり一般受けしないかもしれません。そのあたりが弱いと言えば弱いかも。。

動作環境は、Windows2000~、Sun Solaris (Sparc/x86)、Linux、Mac OS X、HP-UX(RISC, IA-64)、AIX Power versionがあります。現在、32ビット版のみですが、64ビット版も開発済みで、Windows64ビット版は近日出荷開始です。

このライブラリーの開発言語は、C++です。

詳細のお問合せは、oem@antennna.co.jpまでどうぞ。

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2008年01月05日

書けまっせ!!PDF — 用紙PDFの差し替え

毎日、毎日「書けまっせ!!PDF」のお話で恐縮ですが。

今日は、「書けまっせ!!PDF3」で新しく追加された「用紙PDFの差し替え」機能をご紹介したいと思います。

例えば、毎年1回提出する決まりきった書式の場合、昨年使ったデータをそのまま使いたい、しかし、様式の方もほんの少し変わっているという場合のための機能です。いろいろ言葉を並べるよりも実演をご覧いただきましょう。

会社員なら毎年一回提出を求められるのが、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」です。例えば、平成19年に書いたものがあったとします。
200801051.PNG

※わかり易くするため、「書けまっせ!!PDF」で記入した文字を赤で表示しています。

この書式なのですが、今年の分は、平成19年が平成20年に変わっているだけで他はほとんど同じです。
そうした場合、「用紙PDFの差し替え」を選択し、
200801052.PNG

新しい用紙PDFを読み込みます。
200801053.PNG

そうしますと、次のように記入したデータはそのままで、背景のPDFだけ入れ替わります。
200801054.PNG

これで、昨年のデータをそのまま使って新しいPDF申告書ができあがり!

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2008年01月04日

書けまっせ!!PDF — 表示書式

「書けまっせ!!PDF3」では、テキストボックスや差込枠に対して、書式を設定する機能もかなり強化しました。

旧バージョンでは、数値表示形式や通貨記号の表示程度でしたが、このバージョンでは、「日付・時刻、「電話番号」、「郵便番号」の表示形式の設定や、そのカスタム書式設定ができるようになりました。

例えば、年月日については次のような既定の書式を選択できます。
200801041.PNG

テキストボックスに、「2008/1/4」と入力した上で、上から順に年月日書式を設定していきますと次のようになります。
200801042.PNG

これ以外に、カスタム書式を作成することができます。日本語版では、米国式の年月日の書式は既定値で用意されていません。しかし、カスタム書式を使えば、これを作ることもできます。

200801043.PNG

また、次のような年号の表し方もできます。
200801044.PNG

書式の設定についての詳しい情報と、カスタム書式で使える書式記号につきましては、次のところをご参照ください。
「書けまっせ!!PDF3」の高度な機能:表示形式

テキスト・ボックスひとつひとつに文字を入力していく際には、このような機能は効果がないかもしれませんが、差込印刷などで沢山のPDFを一斉に作成するときには、大きな効力を発揮するものと思います。

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2008年01月03日

書けまっせ!!PDF — データトレイに良く使うデータを登録

さて、昨日に続き、「書けまっせ!!PDF3」についてもう少しご紹介させていただきたいと思います。

「書けまっせ!!PDF3」は、汎用のPDF編集ソフトではなくて、「申請書などの用紙PDFに文字・図形などを記入する」という用途に特化したソフトです。特化した分、申請書などに記入するのに便利な機能を備えており、そこに、Acrobatのような何でも使えるPDF編集ソフトとは違った価値・メリットを提供したいという趣旨を考えています。用途を絞っている分だけ、お客様の人数が減る危険はありますが、うまく、用途が合えば、その分使いやすくなると思います。

そうした用途の一つが「データトレイ」です。データトレイ表示メニューでデータトレイを表示しますと次のような画面が現れます。
200801031.PNG

この画面で登録できるデータは、①テキスト、②画像、③印影の3種類に分かれていて、それぞれについてよく使うデータを登録しておくことができます。

例えば、データトレイに登録した文字列をテキストボックスに記入するには次のようにします。

(1)まず文字列を配置したい位置にテキストボックスを作成します。
200801032.PNG

(2)次にデータトレイを表示し、左側のデータツリー上で、記入したい文字列のラベルを選択します。
200801033.PNG

(3)データトレイで「選択位置に挿入」を押してから、データトレイを閉じます。そうしますと次の図のように指定したテキストボックスに登録されている文字列が配置されます。
200801034.PNG

データトレイ機能を使うことで、沢山のPDF申請書を作成するときなどには、大変大きな効果が期待できます。

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2008年01月02日

書けまっせ!!PDF — 編集制限のあるPDFへ文字を記入

「書けまっせ!!PDF3」は、Webなどで配布されている申請用紙、などPDFの用紙に文字や図形を書き込むソフトです。

ところが、官公庁や行政期間などが配布しているPDFには、編集制限のついているものが沢山あります。たとえば、国税庁は届出書・申請書を2800種類もWebで配布しています。

国税庁:申請・届出様式
しかし、これらはほとんどすべて、内容の変更を禁止する編集制限がついています。ご丁寧なことに、紙に印刷してつかうための注釈までついているものも沢山あります。
20080102.PNG

このため、折角、5万円もするAcrobat8 Professionalを持っていても、財務省が配布しているPDFには、直接、文字を書き込むことができません。

「書けまっせ!!PDF3」では、こうした編集制限のついているPDFを用紙として使う場合、用紙PDFをWindowsのEMF(Enhanced Metafile)に変換し、用紙に記入するデータをPDF出力する際、出力PDFの背景としてEMFをPDF化したデータを貼り付けます。EMFはベクトルデータですので、元のPDFと品質が変わらず、拡大縮小しても画面表示品質は低下しません。

国税庁の確定申告の用紙に文字を記入する例を次に示します。
(1)文字を記入しているところ
20080102-1.PNG

(2)PDFを描画データにします。
20080102-2.PNG

(3)出力したPDFをAdobe Acrobatで表示
20080102-3.PNG

こうすることで、Webで配布しているPDFをわざわざ紙に印刷することなく、電子データのままで文字を上書きできるようにしています。

国税庁がPDFを編集できないように制限しているのは、様式を勝手に変更されたくないのだろうと思います。このためAcrobatなどのPDF編集ソフトでは文字を記入できないのですが、「書けまっせ!!PDF」では問題なく文字の記入ができます。

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2008年01月01日

明けましておめでとうございます。

いよいよ、今日から2008年が始まります。今年は一体どんな年になるのでしょうか?

振り返ってみますと、昨年はWindows Vistaの登場とOffice 2007という大きな出来事があり、弊社も昨年の冒頭はWindows Vista対応で忙しかったことを思い出します。今年は、サーバサイドではWindowsサーバ2008のリリースがありますね。

「PDF千夜一夜」も、既に、800日を過ぎ、第4コーナーを回って最後の直線!

アンテナハウスは、2008年が会社設立25期目になります。1990年代までは「リッチテキスト・コンバータ」が主力製品でした。2000年代に入って「リッチテキスト・コンバータ」の売上が急激に減少するなかで、それに代わる主力製品の育成に力を入れてきました。ここにきて漸く、XSL FormatterやPDF関連製品の売上が増えてきて、主力製品の入れ替え完了の宣言ができる状態となりました。

今年は再び発展を目指すことができそうで楽しみです。

ところで、正月ということで、昔の経営計画を振り返って捲って見ましたが、弊社では2000年の経営計画からずっと、欧米で売れる製品を出したいということを重要テーマにしていました。そうしますと、もう満7年になるのですが、2007年は日米連結の売上の約30%弱を欧米市場で販売できました。

やはり、「思念は実現する」ということを改めて実感します。毎年、目標を設けて何が何でも、これを達成しようと努力を続けていけば、だんだんとそれが現実になるということです。

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