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2008年01月24日

HTML5のドラフト公開

W3Cは、HTML5のドラフトを公開しました。

■日本語ニュース・リリース
Web コンテンツの将来を担う HTML 5 草案を公開

HTML4は、1997年12月に初版が公開されましたが、それ以来10年を過ぎました。HTMLが、現在のインターネット世界における、最も普及しており、最も重要な標準の一つであることは恐らく誰一人として異論がないのではないでしょうか?

しかし、HTMLではリッチな表現のためには機能が足りないことが明らかです。このため、現在、RIAの技術が様々に登場しています。

Ajax、AIR、Silverlight、Goolge Gear。。

ですが、一番大きな問題点は、ベースになっているHTMLが弱いということだろうと思います。例えば、2次元のグラフィックスの表現さえもできません。なにか、高度なことをやろうとしますと、HTMLでは表現できいため、やたらにJavascriptを埋め込まねばならず、また、ブラウザ依存性をなくすために無駄な努力がいろいろ必要となります。

現在のブラウザ+HTMLは一昔前の、いや、古の、MS-DOSのようなレベルと言って良いでしょう。

こうしてみますと、HTML5の注目機能として、「2次元画像の描画や、音声及び動画コンテンツの埋め込みと制御、あるいは、クライアント側での永続的なデータ管理や、利用者側での対話的な文書ないし文書断片の編集のための API 群」が上がってくる動機がよく理解できます。

HTML 5 - W3Cの草稿はこちらにあります。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-html5-20080122/

問題は、この草稿をざっと眺めますと、まだ全くの未完成という状態なことです。草稿というよりメモレベルの部分も多くあります。ちゃんと完成するのかどうか?

W3CのHTML作業部会の委任予定表が次にあります。
HTML Working Group

これを見ますと2009年3月にラスト・コール、2010年9月に勧告になっています。しかし、良く見ますと、もうラストコールに「editor's estimate is 2009-10」なんて注が出てますねえ。困ったものだ。もう言い訳してる。

投稿者 koba : 2008年01月24日 08:00

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