2008年06月11日

DITA 入門セミナーのご案内

アンテナハウスでは、来る7月18日(金)14:30~17:30まで「DITA入門セミナー」を開催致します。

詳しいご案内
「DITA入門セミナー」7/18(金)開催

DITAに付きましては、このブログでも何回か取り上げてお話しましたように欧米では、ドキュメントをコンポーネント化して再利用するための方法として、大変な注目を集めています。XSL Formatterの欧米のお客様についても、製品マニュアルの制作にDITAを採用するケースがだいぶ増えているようです。

これに反しまして、日本では、まだまだDITAについての関心が高いとは言えないように思います。それでも、先日は、日本ユニテック社発行のDigitalXpress誌でDITA特集が組まれるなど、多少、動きが見られるようになってきました。

アンテナハウスは、これまで欧米のお客様の要望にお答えして、DITAのオープン・ツールキットのFormatter版を開発するなど、DITAの研究を少し行なってきました。さらに、今年は、DITAを日本でも広めたいと考えて、積極的に取り組みを開始しています。

ドキュメントのXML化は、テーマとしてはなかなか難しいものですが、DITAについては腰をすえてじっくり取り組んで行きたいと思っています。

そんなことで、まずは、できるだけ大勢のかたがたと一緒にDITAの勉強をしてみたいと思っています。

関心をお持ちの方は、ぜひ、セミナーにご参加をいただければと思います。

【ご参考】
2008年05月11日WordでDITAをオーサリング
2008年05月04日DITAの管理をSubversionで行うことについて
2008年04月28日DITA関連のコミュニティと参加者人数など動向

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2008年05月30日

第7回XMLコンソーシアムWeek 6月2日~6月6日開催

XMLコンソーシアムWeekが、来週1週間開催されます。

http://www.xmlconsortium.org/seminar08/080602-06/080602-06-info.html

予定表を見ますと、中々意欲的な発表が多いようです。
参加費は無償、申し込み期限は本日(5月30日)までとなっています。

特にXSL-FO関係では、「クロスメディア・パブリッシング部会」の「XSL-FOを用いてJepaXを冊子誌面にレイアウトする仕組みシステム」の発表があります。

デジタルコミュニケーションとアンテナハウスで共同開発の「Word2FO」も、XMLのDTDとしてはJepaXを使っていますので、かなり似たようなシステムです。

Word2FO V2

「クロスメディア・パブリッシング部会」版との違いを比較してみたいものです。

それにしてもJepaXは、なぜ、ずっと0.9のままなのでしょうか。

JepaX

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2008年03月12日

AIIMでPDF/Aについてのセミナーを計画

アメリカのAIIMでは、PDF/Aについての専門的なセミナーを計画しているようです。

PDF/Archive Training

PDF/Aについては、欧州が一番進んでいて、米国は遅れているようだと、先日も書きました。
2008年03月07日 AIIM International Expo & Conferenceの参加記

実際、欧州のPDFソフト・メーカが中心になって、PDF/A Competence Centerを設立していますし、4月には、ここが中心になって、PDF/Aについての会議が開催されます。

2007年12月28日 第一回国際PDF/A会議開催 

先日のAIIMでも欧州系のPDFソフト・メーカの各ブースで、この国際PDF/A会議のちらしを配っていました。欧州ベンダが一体になってPDF/Aを推進しているな、と感じて、少々焦ったのですが。

今度は、米国AIIMが専門的セミナーでPDF/Aの啓蒙を始めるとなりますと、ますます、日本との差が開いてしまいます。困りますね。

とりあえず、AIIMセミナーの内容のリストをご紹介しておきます。

・ 保存
• 保存の問題
• ERMの概要
• ファイル形式の概要
• PDF/A 入門
• 保存における電子署名
• 準拠レベルと制限される機能の概要
• カラー
• 保存のためのメタデータ
• 長期保存のためのワークフローと移行
• 準拠レベルと問題点
• デジタル生まれの文書からPDF/A文書を作成する
• スキャンしてPDF/A を作成(イメージをPDF/Aに変換)
• PDF/A ファイルの妥当性検証
• 実装のベスト・プラクティス
• PDF/A 製品の選択
• 他のPDF標準のPDF/Aとの関係
• PDF/Aの法的な、コンプライアンスに関する関わりあい

----ここまで---

なかなか興味深い内容です。
Webでのセミナーも計画されているようですので、できることならチェックしてみたいものです。

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2008年03月08日

AIIM International Expo & Conferenceの参加記(続き)

OnDemandのコーナーで目立ったキーワードのひとつに、Web-to-Printがあります。

Web-to-Printは、デザインをWebブラウザ上で行って、それをPDF出力して印刷するということだろうと思います。これまでのカタログやチラシの印刷では、InDesignやQUARKなどのDTPソフトでレイアウトしてPDFを作成して、印刷するというやり方をとっていたわけです。今後は、レイアウトがWeb上に移行するいうことでしょうか?

OnDemandは出力する印刷側の話、Web-to-Printはデザインとコンテンツですので入力側の話ということ。OnDemandでは、パーソナライゼーションも結構やっていたようです。

AIIM/ECMのコーナーでは、ビューアの会社が結構がんばっていたのが予想外でした。ECM系のビューアは、以前はTIFF中心の画像ビューアが良く使われていたようですが、現在は、PDFも使われるようになってきています。画像/PDFビューアの会社としては、次のところが眼につきました。
・ViewonePro (Daeja Image Systems Ltd. ) イギリスの会社
・FlexSnap (SnowBound社) 米国
・PRIZM Viewer (Pegasus Imaging Corp.) 米国の会社

ECM関係は、スキャナーで取り込んだ画像の形式がTIFFからPDFになったということだと思います。スキャナーでデータを取り込む話が多いのは日本もアメリカも似ているように思います。でも日本の展示会ではあまりビューアの会社は見かけてないように思いますが、アメリカではビューアの会社が多いのは不思議。

あとは、XPSでしょうか。MicrosoftのブースのそばにXPSコーナーがあり、比較的新しい会社と思いますが、4社が出展していました。

XPS関係は、ビューアの会社などでも、対応ファイル形式として既にリストにあげている会社も良く見かけましたので、PDFほどではありませんが、ひとつのファイル形式として定着してきたのかな?と言う印象です。

最後に、アンテナハウスのブースの写真をご紹介します。
200803081.PNG

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2008年03月07日

AIIM International Expo & Conferenceの参加記

アンテナハウスは、昨年まで、海外では、実質的にXSL Formatterのみを販売していましたので、XML関係の展示会のみに参加していましたが、今年からPDFにも参戦ということで、今年は初めて、AIIM International Expo & Conference2008に出展しました。AIIM2008には、キヤノン、シャープ、富士通、リコーなど、日本のOA機器メーカが多数出展していました。日本のソフトウエア・メーカでは日立システムなどが出展していましたが、ハードウエアと比べますと、あまり目立たなかったように思います。

聞きかじりですが、AIIM2008は、On Demand、Xplorと言った展示会を吸収・合併して大きくなったようで、会場は広いのですが、出展社の色分けでは、AIIMの中心であるECMソフトの他、On Demand関係の印刷機器・印刷関連ソフトの出展が多くありました。昨年と比べて、出展社数は多くなっているものの、規模が大きなブースは減っているとのことです。どうも、大手メーカは、近くのホテルで個展を開いているらしいです。

このあたり、COMDEXと似た傾向になっているようで将来が心配です。COMDEXも大手の出展社がCOMDEXに出展する代わりに、近くのホテルの会場を借りて個展を開くようになった結果、COMDEX本体が2004年に開催中止に追い込まれてしまったという経緯があります。

実は、以前に、そんな記事を読んだ記憶がありますが、今回、もう一度チェックしましたら、Wikipediaには違う理由が書いてありますね。

COMDEX(Wikipedia)

実際のところ、事の真相は、ちょっと分かりません。

それはともかく、なにかのご参考になればと思い、来場者とか、出展者について幾つか感じたことをメモしておきたいと思います。

1.XMLについて
いきなり、コアな話で恐縮ですが、XML関係の出展者はあまり多くありませんでした。弊社もXSL Formatterのバナーとちらしは用意しておきましたが、まったく関心をもたれませんでしたね。ほとんどの来場者は、XMLなんて言葉も知らない人だと思います。出展者にも少し聞いてみましたが、10人中2,3人しかXML、特に、XSLについては知らなかったようです。それでもXSL-FO関係の出展者が、アンテナハウスの他に2社、それからCSS関係で1社ありました。う~~ん。少なくとも、この展示会にXMLとかXSL-FOを前面に出した出展は金の無駄、じゃないかな?

2.PDF
PDFは出展者も多かったですが、参加者もPDFに的を絞って調べに来ている人がいるようです。ブースにやってきて、こういうことができないか?という質問をする人もいましたし、製品の説明をすると熱心に聴いてもらえたようです。

(1)PDF/A
ISOのPDF/Aの仕様作成者も見えて、PDF/Aはサポートしているかなどと聞かれました。でも、欧州から来たほかのPDFベンダに聞きましたところ、PDF/Aは欧州は熱心だが、USは欧州ほどじゃないと言っていましたが。

(2)PDFソフトのベンダ
PDFソフトの出展者は多かったですね。

以前(2008年01月10日AIIMExpo 2008に出展します)で、出展者名簿から8社リストアップしました。

これ以外に、次の会社を見つけました。
・callas software(独)
・apago
・ABBYY (スキャナソフトの会社らしい)
・Bluebeam Software
・IRIS

他の製品(ビューアなど)にPDF表示機能などを統合したり、あるいはスキャナなどからPDFを出力する機能などは、もうあたりまえなので、数えきれません。

でも、これだけPDF関連製品の出展が多いのに、Adobeが出展しておらず、Adobe PDFの姿が見えないのが、また面白いところです。AIIMって、米国で、PDFのISO標準化を推進している中心団体なのですがね。

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2008年01月25日

XSL-FOセミナーのご案内、展示会のご案内

1月~2月にかけてXSL-FO関連のセミナーを次の通り開催します。

■1月29日(火)14:00 ~ 16:30ゼロから始めるXMLDBセミナー 【XML自動組版編】
「Webからデータを入力するだけで冊子の編集・組版と、Webコンテンツの作成を同時進行で実現する技術論文誌の編集システムなど」についてのセミナーです。

無償セミナーです。
☞ お申込みはこちら
  XML自動組版を利用した業務プロセスの改善とコストダウンの達成!!

■2月21日(木)第20回 XSL School
 主に、XSL-FO組版のためのXSLスタイルシートの作成方法についての実技セミナーです。
 パソコンをご持参いただき、実際にスタイルシートを作りながら学ぶことができます。

■2月22日(金)XSL-FO指南塾
 e-エイドの藤島氏によるXSL-FOについての詳しい説明になります。
 DTPに匹敵するXSL-FOの強力なレイアウト指定機能についてご理解いただくことができます。

いづれも1日で4万2千円(税込み)の有償セミナーです。両方を別々にお申込みいただくことができます。両方をお申込みいただいた場合は、合計で7万3千500円(税込み)となります。

☞ お申込みはこちら
 XSL SchoolとXSL-FO指南塾のご案内

XSL-FOは、話を聞くと良いんだけれども、スタイルシートを作る人が居ないという会社の方、XSL-FOによるスタイルシートの作り方をもっと深く学びたい、理解したいという方に最適です。

スタイルシートを書ける技術者を増やしていくために、従来は、1日で行っていたセミナーの内容をXSLTとXSL-FOに分けてより詳しくすることで、より実践的なセミナーとしていきたいと思います。

■2月6日(水)~2月8日(金) Page2008に出展します。
 弊社のブースは、展示ホールD D-33 となります。
 Webページ:http://www.jagat.or.jp/page/2008/
なにとぞ、よろしくお願いします。

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2008年01月10日

AIIMExpo 2008に出展します

アンテナハウス(USA)は、3月初旬にボストンで開催される、AIIMExpo2008に出展します。

AIIM International Expo & Conference

2001年12月に初めて米国のXML 2001に出展してから、XML関係の展示会にはいろいろ出展してきましたが、今年から海外のPDF関係の展示会にも積極的に参加しようということで、AIIMに出展します。

「リッチテキストPDF4」、「書けまっせ!!PDF3」も、いま、米国で販売するためのグローバル・バージョンを開発中です。

AIIMExpoは、日本からも視察団が訪問するようですし、どんな展示会か楽しみです。

出展社リストを見ていますと、PDF関係のビジネスをしている企業が多く出展していますね。

私の知っている社名だけでも次の会社がPDFをやっています。
・ActivePDF
・Adlib Software
・Amyuni Technologies
・Appligent, Inc.
・Foxit Software Company
・Nuance Communications
・PDF Tools AG(独) (スイス)
・PDFlib GmbH(独)

多分、他にもPDFをやっている会社がありそうです。来訪者が弊社の製品のグローバル・バージョンにどんな感想をもっていただけるか。自分でもブースに参加しようかなと、思案中ですが、これは、ぜひ、参加してこの目で確認してみたいものです。

○PDF Toolを、ドイツの会社と書きましたが、スイスの誤りでした。(2008/3/6)

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2007年12月28日

第一回国際PDF/A会議開催 

2008年4月10日から11日にアムステルダムで、第一回国際PDF/A会議が開催されます。

主催は、ドイツのPDF/Aコンピタンス・センターで、アドビを初めとする世界のPDF/Aの専門家を集めての会議だそうです。

また、欧州特許庁などのユーザの事例の発表が予定されています。

●場所:アムステルダムのヒルトン・ホテル
●参加費用:870ユーロ(2月15日までの早期登録は、720ユーロ)です。

詳細はこちらをどうぞ。
http://www.pdfa.org/doku.php?id=events:pdfa_conference_amsterdam:en

●会議のプログラム
http://www.pdfa.org/doku.php?id=events:en:pdfa_conference_agenda

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2007年12月02日

XML Conference 2007 など

いよいよ、明日から米国ボストンでXML Conference 2007が始まります。

弊社は、2001年12月にフロリダ・オーランドで開催されたXML Conference 2001に初出展してから、今年で7回連続出展しています。

いままでは、1コマだけの出展社でしたが、今年は、ゴールド・スポンサーになりました。
XML Conferenceの、通常の出展料は、5000ドルですが、ゴールド・スポンサーは、1万ドルということで2倍の値段になります。

ケチを自認する私としては大変な決断です。でも、XML Conferenceは、XML専門の会議としてそれだけの営業的な効果はあると思います。

XML Conferenceを含め、今年は、かなり積極的に欧米の展示会に参加しましたが、XML関係の売上効果面では全体としてそれなりの効果はあったと思います。

欧米のXMLの展示会は、的が絞れていますので、XSL Formatterのような専門的なツールの販売促進には最適な手段と思います。それに対して、日本の場合、展示会の主催者は参加者を増やすことに熱心で、会議での発表の質を高めることにあまり熱心でないように思います。発表内容の質が高ければ、参加者のレベルが上がりますし、そうすると、結局、販売促進効果もあるように思います。

PDFは、その点どうなんでしょうか?
来年は、欧米でRainbowPDFブランドを推進するためPDF関係にも出展を拡大する予定です。

現在のところ、4月までにthe ALA (American Library Association), FOSE (連邦政府向け), AIIM (ドキュメントとイメージ管理)の3つの展示会に参加する予定です。

欧米でRainbowPDFブランドを確立して、日本に逆輸入できるようにしたい!

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2007年11月27日

多言語組版研究会:XSL-FO による書籍の自動組版 開催終了

昨日、第23回多言語組版研究会「XSL-FO による書籍の自動組版」が無事終了しました。
約20名強の方にご出席いただきまして、大変ありがとうございました。

また、講師をお願いしました、毎日コミュニケーションズの丸山様にも、改めてお礼申し上げます。

今回、ご案内から比較的短期間で、満席になってしまいまして、ご参加を希望されながら、ご出席いただくことができなかった方もいらっしゃると思います。

そこで、取り急ぎ、ここに昨日発表された内容をアップいたしました。

(1) 一般的な書籍制作過程の説明、および、今回のXSL-FOによる制作を振り返って
  株式会社 毎日コミュニケーションズ  出版編集3部 丸山 篤氏
  当日の配布資料:PDF形式

(2) コンテンツXMLの作成方法、書籍制作に使用したスタイルシートについての報告
  アンテナハウスXSL Formatter グループ 石野 恵一郎
  当日の配布資料:HTML形式
             PDF形式(A4)

この配布資料のPDFは、XSL Formatterで組版されています。この組版のためのソース(XHTML形式)ファイル、およびスタイルシートもこちらにあります。

今回は、印刷会社、出版社、制作会社の方のご参加が中心でした。

「書籍は、最近、販売部数が全体的に減る傾向がある中で、印刷費・紙代の価格引下げも限界に来ている。部数を減らしても価格を上げないようにするためには、今後は、DTPコストを減らすという選択肢しかない。」、という丸山氏のお話に、現在の出版界の課題が端的に表現されていたように思います。

XSL-FOによる自動組版がそのためにお役に立てれば幸いです。

多言語組版研究会は、今年は、2回しか開催できませんでしたが、2008年はもっと積極的に回数を増やしていきたいと考えています。

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2007年11月03日

XSLスクール+XSL-FO指南徹底解説セミナー開催

来る、12月7日(金曜日)に「XSLスクール + FO指南徹底解説」のテーマでセミナーを開催します。

弊社では、これまで、18回XSL Schoolとしてセミナーを開催してまいりました。今回は19回目に相当しますが、「バッチ組版のためのXSLFO指南」が発売されたことから、作者の藤島氏にXSL-FOに関する部分の説明をお願いすることになりました。

セミナーは単なる講義ではなく、普段お使いのノートPCを持ち込んでいただいて、実際にスタイルシートを作成しながらの実技セミナー形式です。講義形式での解説を聞くだけでは、なかなか分からないことも実際にご自分でスタイルシートを書いて体験してみることにより、よりご理解が深まるものと思います。

時間も従来の「XSL School」よりも延長し、7時間の密度の濃いセミナーとなります。

お申込みはこのPDFファイルにご記入いただいた上、エクスイズムまでお送りください。
申込み用紙をダウンロード

XSL-FOに取り組んでみたいとお考えの方は、この機会にぜひともご参加くださいますよう、よろしくお願いします。

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2007年10月11日

第23回多言語組版研究会 「ケーススタディ:XSL-FOによる書籍出版の経験から」 のご案内

来る11月26日(月曜日)ひさしぶりに多言語組版研究会を開きたいと思います。多数の方のご参加をお待ちいたします。

■内容
アンテナハウスでは、9月25日に「Open Office XML Formats入門」を毎日コミュニケーション(マイコミ)から出版致しました。この書籍は、表紙以外全てをXSL Formatterを使って自動組版しPDF化し、マイコミはPDFを印刷会社に渡すという方法で制作しました。

商業出版における書籍の制作はDTPによる方法が主流です。しかし、自動組版により、制作期間やコストを削減することが可能な分野も多いと思います。そのためには、商業出版用の書籍を、XSL-FOで制作する経験を重ねて、ツール、スタイルシート、および仕事の進め方を改善していくことが必要でしょう。

上記の趣旨から、今回のXSL-FOで書籍を制作する過程について報告して、従来の書籍の制作過程との相違点を比較・検討してみたいと思います。

■報告者

(1) コンテンツXMLの作成方法、書籍制作に使用したスタイルシートについての報告
  アンテナハウスXSL Formatter グループ 石野 恵一郎氏

(2) 一般的な書籍制作過程の説明、および、今回のXSL-FOによる制作を振り返って
  株式会社 毎日コミュニケーションズ  出版編集3部 丸山 篤氏

■参加費用
3,150円(消費税込み)

■開催日・時間
2007年11月26日(月曜日)16:00-18:00

■場所
アンテナハウス株式会社 セミナー・ルーム(定員20名)

■お申込みは次のページよりどうぞ。
http://www.antenna.co.jp/ml/kaisai.htm

※「Open Office XML Formats入門」のご紹介
2007年09月16日 「Office Open XML Formats入門」マイコミから出版される

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2007年09月26日

「アウトライナー2」製品紹介セミナー 10月11日開催

アンテナハウスでは、この度、PDF編集・制作業務支援ソフトウェアの新版「アウトライナー2」を発売いたします。そこで、本製品の機能や使用方法につきまして、ご紹介させていただくためのセミナーを下記の通り開催します。

○テーマ

「アウトライナー」についてのご紹介と使用方法を実際のデモでご説明します。

○内容

主な内容は次の通りです。

* PDFのしおりとは?しおりがあるとこんなに便利!
* PDFのしおり作成デモ
o しおりを本文から自動作成する
o しおりを目次から自動作成する
o しおりの編集
* しおりの外部ファイル形式について、その仕様の解説としおり外部ファイルの利用例デモ
* 目次の作成デモ
o 本文から目次を自動生成する
o しおりから目次を生成する
* PDFのページ挿入、削除、外部ファイルからのページ取り込みデモ
* ページ番号付けデモ
* Acrobatと比較して、「アウトライナー」はこんなところが便利です!
* その他、PDFについてのご質問にお答えします

○参加資格

どなたでもご参加頂けます。主に次のような方を対象にしています。

* PDFの製品マニュアル・報告書などをWebで公開している会社・団体のご担当者様
* 製品マニュアル・報告書などのPDF制作を請け負っている制作会社などのご担当者
* その他の用途でPDFの配布をお考えの方

○開催日・時間

2007年10月11日(木曜日) 午後16時から午後17時30分まで

○参加費用

無償です。予め、下記の申し込みフォームで事前にご予約ください。定員を20名とさせていただきますので、お早めにお申込みください。

○開催場所

東京都千代田区九段南4-3-13麹町秀永ビル4F
アンテナハウス株式会社 本社セミナールーム

○お申込みは、次のページでどうぞ。

http://www.antenna.co.jp/seminar/ncs/PDFseminar.htm

■今日のニュース
「黒塗り」だけでは不十分、PDF文書を公開する際には要注意

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2007年09月25日

eドキュメント フォーラム2007のPDFセッション

10月24日から26日にかけて開催されるeドキュメントJapanのセミナー日程が公開されました。申込みは、9月下旬からとなっていますので、もうすぐ受付が始まると思います。お申込みはお早めにどうぞ。

PDFの標準化関係では、次の二つのセッションがあります。

25日10:00~12:00 TA-21 イメージ技術の標準化の最新動向
         講師:アドビシステムズ Dr. スコット・フォーシー氏
             ISO TC171国内委員会 委員長 長谷川 秀重氏
26日16:00~17:00 NA-24 ISOにおけるイメージ技術の標準化とPDF規格化活動の課題
         講師:ISO/TC171国内委員会 臼井 信昭氏

いづれも@8,000円(JIIMA会員は5,000円)の有料セッションです。

セミナー全体のプログラム一覧はこちらです。

IMG_0001.jpg

セミナーの開催場所は、国際展示場 会議棟6階です。

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2007年09月22日

「XSL-FO指南ご紹介セミナー」の開催ご案内

来る10月12日(金)にイーエイド藤島雅宏氏とアンテナハウス㈱、及びエクスイズム共催による「XSL-FO指南ご紹介セミナー」を開催します。

今回のセミナーでは、自動組版の仕様XSL1.1勧告により著しい進化を遂げたXSL-FOの記述方法について「XSL-FO指南」をご紹介しながら解説いたします。

またアンテナハウス㈱からは8月にV4.2とPDF電子署名モジュールをリリースしたXSL Formatterのご紹介。エクスイズムからはサーバーサイド自動組版システムの最新事例をご紹介致します。

セミナーのご案内は次のページをご覧ください。

■セ ミ ナ ー 内 容 : 15:00~16:00
「バッチ組版のためのXSL-FO指南」の説明 (有)イーエイド 藤島雅宏

16:10~16:30
XSL FormatterV4.2 製品の説明   アンテナハウス(株) 長縄敏行

16:40~17:00
 サーバーサイド自動組版の事例紹介  (株)エクスイズム 額賀正彦

17:00~17:20 質疑応答

参 加 費 用 : お一人様 12,600円
(税込 「バッチ組版のためのXSL-FO指南」1本含みます)

■「XSL-FO指南ご紹介セミナー」詳細ご案内
http://www.antenna.co.jp/news/xsl-fo20071012seminar.html

是非、「XSL-FO指南ご紹介セミナー」にご参加頂きますよう、よろしくお願い致します。

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2007年09月17日

10月24日(水曜日)~26日 eドキュメントJAPANに出展

アンテナハウスは、10月24日(水曜日)~26日(金曜日)にかけて、東京ビッグサイト・東展示ホールで開催されるeドキュメントJapan2007に出展します。

eドキュメントJapan2007の公式ホームページ
http://expo.nikkeibp.co.jp/e-doc/index.html

この展示会の主催は、日本画像情報マネジメント協会、共催は日経BP社です。
同時に、セキュリティ・ソリューション2007、Biz Innovation 2007も共催されます。

・出展する製品
(システム製品) XSL Formatter、PDF Tool、PDF 電子署名モジュール、サーバベース・コンバータ、など。
(デスクトップ製品) アウトライナー2、リッチテキストPDF3、書けまっせ!!PDF2 など。

出展社リスト
http://expo.nikkeibp.co.jp/e-doc/list.html

本展示会の入場料は2,000円ですが、事前に登録していただくことで無料となります。
事前登録はこちらからどうぞ。
http://expo.nikkeibp.co.jp/e-doc/regist/index.html

10月は、この他に、国内・国外の展示会に多数参加します。展示会の秋といったところ。

■「テクニカルコミュニケーションシンポジウム2007」 大阪
http://www.jtca.org/sympo/

 10月18日(木)
 開 催 場 所 : 大阪産業創造館
 地図 http://www.jtca.org/sympo/07sympo/map_o.html

■海外
・DITA 2007 North Carolina, USA
http://www.travelthepath.com/conf/dita2007.shtml

・Frankfurt Bookfair Frankfurt, Germany Oct 10-14, 2007
http://www.frankfurt-book-fair.com/en/portal.php

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2007年09月15日

「無在庫出版への挑戦」セミナー

ドキュメント・サービス・フォーラム(DSF)の「無在庫出版への挑戦」というセミナーに出席しました。DSFは、印刷会社を主なメンバーとする「オンデマンド印刷と出版の未来」をテーマとする研究会なのだそうです。DSFは10年前から研究を行っており、今日は、その研究発表会とのことでした。

これまでに何回かお話しました「ブログの書籍化サービス」のオンデマンド印刷の応用例の一つですが、今日は、その全体像について話を聞くことができ現状が良く分かりました。

以下、印象に残りました内容のメモです。
1.中西印刷 中西 秀彦氏
・1990年代央から出版は長期低落傾向にあり、出版不況という状態である。昔は高速大量型の出版システムであったがもう限界である。少部数化、多点数化は必須。
・長期的に見ると電子本への遷移になると思うが、まだまだ、電子本の比率は少ない。しばらくの間、紙の出版でやるべきことがあるだろう。これが、オンデマンド出版へ取り組む動機。
・オンデマンド出版では、組版データをそのまま印刷機にかけることになり、製造工程が大幅に省力化される。
・少ロットなら、低コスト・短納期となる。但し、大部数では必ずしも低コストではない。その分岐点は、モノクロであれば400~500部、カラーでは1000部。それ以上であればオフセットの方が単価が安くなる。

 これは印刷会社のノウハウもあり一律ではないし、また、将来はもっとオンデマンド出版で大部数を低コスト化できるだろう。但し、10年前に予測したよりも分岐点が上がっていない。この理由は、オフセットの方も印刷の単価が下がっているため。
・現在の機械マニュアルなどの作成ではオンデマンド出版が良く使われている。マニュアルを電子化しておき、機械が売れる度にマニュアルを印刷する。
・オンデマンド商業出版の実例
 日版ブッキングが、オンデマンド商業出版の嚆矢
 ブックパーク
 ジュンク堂(本屋の店頭でオンデマンド) 但し、なくなった?
・自費出版
 自費出版は、オンデマンド出版の大きな市場であるが、文化の担い手としての出版と言えるか?疑問だ。
・現在のオンデマンド出版は、実験段階を過ぎて、商業出版としての試行錯誤の段階になっている。
・もともと、極少数では総売り上げが少なすぎてビジネスにならない。そういう意味では、オンデマンド出版を安いオフセットマシンと捕らえてはならない。
・ハイブリッド出版は有効--初版はオフセットで、重版からオンデマンド出版で。ロングテール需要をオンデマンド出版で捕らえる。
・印刷品質は、オフセットと差がなくなってきた。但し、製本品質はまだ課題がある。
・電子データの蓄積が増えてきたので、今後、それをオンデマンドで出版する需要は増えるだろう。

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2007年08月30日

9月7日のX-over Dev Con の準備中です

9月7日のX-over Development Conferenceの配布原稿締め切りがいよいよ本日(8月30日)となりました。

原稿は80%位できているのですが、今日中に仕上げて提出します。

それにしても気になりますのが、どの位、お客さんに集まっていただけるかです。なにしろ、「サーバサイドで高品質な組版とぺージ処理を実現する」というような硬いタイトルをつけてしまいましたので。

印刷業界の人を除きますと、組版という言葉は知らない人が多いのではないでしょうか。

Webブラウザの汚いプリント、それはIE7.0になってだいぶよくなりましたが、まだ、旧来の印刷物と比べればだいぶ品質が落ちます。そういう汚いプリントから、品質の良いプリントへとレベルを上げるには、組版の技術を、Webシステムへ取り込んでいくことが大変重要ではないかと思います。

サーバサイドで、綺麗な、高品質な組版をつかって、PDFで印刷レベルの配布物を作るということの重要さ、そして、XSL-FOならそれができることを、たった40分間ですが、できるだけお話したいと思っています。

入場は無料ですし、こんな良い機会はありません。
ぜひ、お立ち寄りになってみてください。

9月7日(金曜日) 11:00~11:40 B-2会場です。

参加お申込みはこちらです。
http://ac.nikkeibp.co.jp/cn/xdev/

どうぞ、よろしくお願いします。

ところで、時々、組版を表わすもう少し分かりやすい言葉があると良いと思いいろいろ考えることがあります。組版と同じような意味で、時々、ページアップという言葉を使っている文書を見かけることもあります。

しかし、組版とページアップは、印刷では、別の処理を表わす言葉として使われているようです。綺麗な組版とは言いますが、綺麗なページアップとは言わないような。

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2007年08月13日

テクニカルコミュニケーションシンポジウム2007に参加します

8月28日~29日(東京会場)に開かれる、テクニカルコミュニケータ協会主催の「テクニカルコミュニケーションシンポジウム2007」での講演と出展いたします。
なお、大阪会場は、10/18です。

◎「テクシカルシンポジウム2007」詳細
 http://www.jtca.org/sympo/

弊社では、両会場ともに60分程度の商品説明のセッションを行います。
内容は、「XSLFormatterによるマニュアル作成の紹介」、および「アウトライナー」についての説明を予定しています。

展示会では、「XSLFormatterV4.2」「PDFToolV2」など弊社製品のデモを実際に見ていただけます。

有償のシンポジウムですが、ご来場賜ります様よろしくお願いいたします。
「テクニカルコミュニケーションシンポジウム2007」概要
東京会場
○開 催 日 程 : 平成19年8月28日(火)、平成19年8月29日(水)

○開 催 場 所 : 工学院大学(新宿)
 地図 http://www.jtca.org/sympo/07sympo/map_t.html

○出展商品 : XSLFormatterV4.2、PDFTool他

大阪会場
○開 催 日 程 : 平成19年10月18日(木)

○開 催 場 所 : 大阪産業創造館
 地図 http://www.jtca.org/sympo/07sympo/map_o.html

○出展商品 : XSLFormatterV4.2、PDFTool他

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2007年07月30日

9月7日 X-over Development Conferenceに参加

アンテナハウスは、日経BP社が9月7日、東京ドームホテルにて開催する、「X-over Development Conference 2007、略称:XDev(クロスデブ)」に、ゴールド・スポンサーとして協賛参加します。

XDevのWebページはこちら。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/ev/xdev/index.html

9月7日 11:00~11:40 B-2会場にて「サーバサイドで高品質な組版とページ処理を実現する」というテーマで40分間の講演をさせていただきます。

参加お申込みはこちらです。
http://ac.nikkeibp.co.jp/cn/xdev/

講演内容の概要は次の通りです。

「人手をかけてDTP(デスクトップ・パブリッシング)で制作するような高品位ページ組版をXSLで自動化します。XSLはDTPと違ってコンテンツとレイアウトを完全分離しており、任意のコンテンツに予め用意したレイアウト指定を適用します。これはサーバサイドで、レイアウトを後付しダイナミックなページを作成するのに向いています。

アンテナハウスのXSL Formatterは、2001年より全世界で販売、欧米市場では世界で最も優れたXSL組版ソフトとして、高度な組版機能、高速性、安定性等で高い評価を頂いています。

ちらし、ダイレクトメール、各種帳票、新聞紙面、契約書、有価証券報告書、技術レポート、書籍、携帯電話やOA機器の多言語マニュアル、航空機整備マニュアルなどの広範なシステムに採用されており、国内・海外35カ国で既に1,000システムを超える導入実績をもっています。

組版した結果はサーバサイドで高速にPDF出力し、PDF加工、セキュリティ設定、電子署名まで一連の流れを構築。電子ドキュメントの制作から配信までを標準技術で簡単・低コストで自動化できます。

本セミナーでは製品の概要、システム例、活用例についてご紹介します。
Antenna House XSL Formatter
Antenna House PDF Tool
• Antenna House PDF電子署名モジュール」

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2007年06月26日

PKI Day 2007 <PKIの過去、現在、未来>

6月25日は、1日PKI Day 2007に行って来ました。タイトルは、<PKIの過去、現在、未来>でした。

プレゼンテーション資料はこちらで公開されています。
PKI Day 2007 - <PKIの過去、現在、未来>

PKIについて勉強し始めたばかりの私としては、過去、現在、未来とも大いに関心がありましたが、一番興味深かったのは、佐々木先生の基調講演Iで、「世界最初の印鑑」、「外国における印章の歴史」、「日本における印章の歴史」、特に、武田信玄の印章です。織田信長の天下武布も印章じゃなかったでしょうか。

公開鍵暗号方式発明者が誰かという話は、先日紹介しました、サイモン・シンの「暗号解読 — ロゼッタストーンから量子暗号まで」にも紹介されていましたので、私としては、記憶に新しいところですが、佐々木先生は、英国のCESG説について原論文をチェックされたそうですが、「本当だと思う」と明言されていました。「あ、やっぱりそうか」と一人で納得。

ところで、電子署名については講演された方は全体として期待した程普及していないとした上で、その一つの原因の電子署名法を挙げて、この法律についての批判される意見が多かったように思います。

第二基調講演者の宮川さんは、2000年頃にGPKIと電子署名が、電子申請、電子署名と検証用の基盤として導入されたところに、日本のPKIの歴史の不幸があった、と述べました。

PKIは、電子署名よりも、むしろ本人認証の基盤として重要であり、漸く、2006年から「電子政府認証ガイドライン」の議論が始まったのは、前後が逆ではなかったか、とのことです。

東京大学の佐藤氏も「東京大学におけるキャンパスPKIの配備に向けて」という題の講演の中で、認証基盤としてのPKIの重要性を強調されました。

PDFの電子署名ソフトを作っている私としては、少しばかり失望する場面が多く残念ではありました。

電子署名には、「データの改竄検出・真正性の確認」、「署名者が本人であることを確実に認証する」、「署名者の否認防止(押印により内容にコミットする)」という3つの側面があります。電子署名法はこの電子署名がこの3つを兼ね備えるべきことを盛り込んでしまっているようです。それが電子署名に対する要求のレベルを押し上げて、結果、利用を減らしたのではないかとも思えます。現実には、オフィス・ワークにおいて、上の3つの要求を兼ね備えた押印を行う場面はめったにないでしょう。

こうした実態に対して、e-文書法や「長期署名」では、電子署名法とは異なり、「データの存在性」、「データの証拠性」に重点があるように思います。このあたりで、同じ電子署名が異なる用途で見直される可能性もあるのかな、と思いました。

PKIの利用されるべき新しい領域では、JPNICの木村さんの「IPアドレスの使用権を示すリソース証明書」の講演がありました。これに関連しますが、Windows Vistaでプログラムを配布するには「プログラム証明書」をつけないと、「認識できない発行元」とされてしまうという問題があります。このように、今後、様々なデータやプログラムをインターネット経由で配布する際に、PKIを使って認証する機会が増えることが間違いないところでしょう。

Microsoft Vistaのスマートカード(ICカード)・ドライバのアーキテクチャ変更の話も参考になりました。ですが、ミニドライバ・アーキテクチャって、プリンタ・ドライバでは確かWindows95で採用されたのではなかったでしょうか。ICカードは10年も遅れて、Vistaでミニドライバのアーキテクチャに変更になったということですが、この遅れの理由は一体なぜ?

ICカード・メーカのマーケティングは囲い込み・独自アーキテクチャ戦略をとってきたらしいのですが、それが理由なんでしょうか。

日本の公的個人認証ICカード、電子入札ICカードは、まだまったくVistaに対応できていません。これに関して、「これは簡単なんだけど、政府がお金を出さないとメーカでは取り組めない」と耳にして、少しばかりあきれてしまいました。

なにはともあれ、PKI初心者の私としては、大変参考になりました。講演された方々にお礼を申し上げたいと思います。

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2007年04月16日

「リッチテキストPDF3」店頭デモのご案内など

次の週末、4月21日(土曜日)と22日(日曜日)に秋葉原のLAOXザコンピュータ館5Fにて、弊社製品「リッチテキストPDF3」の店頭デモを行います。

実施時間は、それぞれ、13:00から18:00まででです。

店頭デモのご案内ページ

店頭デモでは、単に製品のデモをご覧いただくだけではなく、テスト変換サービスもその場で実施します。

USBメモリまたは3.5インチフロッピーディスク(1.44MBフォーマット)で、変換したいPDFをお持ちいただければ、その場で、WordやExcel文書に変換するサービスを行います。変換してみたいPDFファイルを使って、実際に変換してお渡しします。「リッチテキストPDF3」の変換精度その結果を確認していただくことができますので、この機会をぜひご活用くださいますようご案内します。

なお、変換デモ、製品のデモにつきましては、弊社の本社ショウルームでご覧いただくことができます。
本社ショウルーム
地図
 JR市ヶ谷駅から徒歩7分程度、都営線市ヶ谷駅B3出口から徒歩3,4分です。

遠隔地で、ご来社が無理な方向けに、テスト変換につきましては、PDFをe-メールで送っていただいて、変換結果を、メールでお返しすることも行っています。
テスト変換サービス

◎「リッチテキストPDF3」関係
製品ページ
リッチテキストPDF3 D&D(姉妹製品)

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2007年03月09日

Open Publish Conference, PDF Conference

今日は、Baltimore(米国Maryland州)に来ています。Washinton DCの子会社に用事がありましたが、そのついでに、第一回目のOpen Publish Conferenceの様子を見てみたいと思い、立ち寄ることにしました。このConferenceは、今回が初回ですが、印刷技術に関する管理と実装についてを主題とするとされています。

米国の専門家会議の主催者も新しいテーマを探して、新しい会議をいろいろと企画しているのでしょう。
アンテナハウスは、米国法人がこの会議に出展していますので、営業責任者にいろいろ聞いてみて、なにか、日本の方々に役立ちそうな話がありましたら、明日にでも紹介したいと思っています。
Open Publish 出展者リスト

ところで、米国のPDF Conferenceは、3月21日と22日に開催されますが、今回(今年?)はインターネット会議に変身するようです。

アドビのAcrobat8で、オンライン会議を始めるからではないかと思いますが、2日間もパソコンの前に座って、オンライン会議して楽しいのでしょうかねえ。出張旅費や時間の節約にはなりそうですが。

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2007年02月20日

第22回多言語組版研究会 — 「縦組の組版方法と組版指定交換形式」を開催しました

本日は、久しぶりの多言語組版研究会を「縦組の組版方法と組版指定交換形式」というテーマで開催しました。

講師をお願いしましたのは、前印刷技術協会、元写研の小野澤さんです。小野澤さんには、XSL Formatterを発売してから、印刷技術協会にお尋ねして、製品を紹介させていただいた時に、初めてお会いしましたが、あれからもう5,6年経過してしまったように思います。XSL Formatterについて、印刷技術協会のセミナーなどで紹介させていただくなど、大変お世話になりました。

研究会用にパワーポイントのスライド46枚のとても充実した資料を作っていただいたのですが、1週間掛りとお聞きしました。恐縮です。

資料はこちらにアップしましたので、これは、ぜひ、多くの方にご覧いただきたいと思います。
第22回多言語組版研究会:「縦組の組版方法と組版指定交換形式」について
当日の配布資料(一部略)PDFファイル

実は、この資料を一番説明してみてもらいたいのは、W3CのXSL-FOのワーキング・グループやCSSのワーキング・グループです。

XSL-FOのワーキング・グループで仕様を決めている人たちは、日本語組版を綺麗に行うための要求条件について、ほとんど知識をもっていないようです。CSSのワーキング・グループも、ほとんど同じような状況で、現在、W3Cで進められているCSS3のドラフト仕様にも、相当におかしな日本語組版の仕様やサンプルが掲載されています。

特に、CSS3の仕様を作っている人達の間では「日本語組版はグリッドベースで行う」、という思い込みがあるようで、ページを縦横の升目に区切ってその升目に文字を配置するというような仕様案が掲載されています。

これは、恐らくは、Microsoft Wordで、文字をグリッドに合わせて配置するというページ設定のモードがあり、このモードに基づいているのではなかろうかと思われるのですが、あまり頂けません。
20070220.PNG

もっとも望ましいのは、JIS X4051を完全に英語に翻訳して提供することではないかと思いますが、残念ながら、JIS X4051の公式な英訳は存在しません。特にCSS3の仕様などは、将来的には、ブラウザなどに実装され、日本人がWebで文章を読む際に、大きな影響を与える可能性が大きいと思います。

日本からの積極的な情報提供や発言が望まれます。

参考資料
JIS X4051:2004 日本語文書の組版方法 

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2006年12月21日

XSLFormatterによるTopicMaps to PDFの事例紹介セミナー

2007年1月26日になりますが、「XSLFormatterによるTopicMaps to PDFの事例紹介セミナー」というセミナーを開催します。

TopicMapsは、ISOが策定した情報の関連性を表現するための標準仕様です。JISの規格にもなっています。

セミナーでは、TopicMapsで関連付けされている情報をXSLFormatterで製本する事例を、株式会社ナレッジ・シナジー様、有限会社イー・エイド様にご協力いただき、ご紹介いたします。

TopicMapsを使用することで、情報をネットワーク化して表現することができるようですが、実は、私はこのくらいの知識しかありません。

ノルウェーのOnTopia社が精力的に実装をおこなっているようです。他にも実装している会社があると思いますが、OnTopia社は、海外のXML関係のカンファレンスなどによく出展していて、時々、見かけました。

OnTopiaの社長と名刺を交換したはずなんですが、残念ながらそれ以上の知識がありません。

ナレッジ・シナジーの内藤社長は、昔からTopicMapsにもっとも熱心に取り組んでいる方で、OnTopiaのよきパートナーとして日本のみならず、海外でも活躍されているようです。最近、本をだされたとのことです。最近、あまりお会いしていませんので、セミナーは私にとりましても、結構楽しみです。

この手のセミナーは有償の研究会にすることが多いのですが、今回は、営業担当者が企画したこともあり、無償です。良い機会で~す。少しでも、関心をお持ちの方は、ぜひ、ご参加ください。

セミナーのご案内ページ
TopicMaps仕様 JIS X 4157
ナレッジ・シナジーのWebページ
イーエイドのWebページ
セマンティック技術シリーズ 「トピックマップ入門」内藤求 編著

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2006年12月11日

新製品解説セミナーのお知らせ、「書けまっせ!!PDF2」出荷日のお知らせ

12月発売の新製品につきまして、次の通り、新製品解説セミナーを開催します。

XSLFormatter V4.1 製品紹介セミナーのご案内
日時: 12月15日(金) 15:00~17:00 
場所: アンテナハウス本社セミナールーム
内容: XSL1.1 で新たに追加された仕様の紹介の他、さらに高度な組版を実現するための独自拡張機能について紹介いたします。ご紹介する新機能の抜粋は次の通りです。
* XSL1.1 対応
* EPS 画像を高精度のまま PDF に埋め込む
* 少ないメモリ環境での多ページ組版
* 背景画像のサイズ指定、その他
* .jar 内の画像ファイルの使用
* 下線の位置や太さ等の調整
* ページ分割されたセルの内容の繰り返し出力
* その他
参加費用: 無償
お申し込み:「製品紹介セミナー参加希望」と書いたメールを下記にお送りください。
E-Mail : guten@antenna.co.jp

PDF新製品解説セミナー
日時: * 第一回 2006年12月21日(木曜日) 午後15時から午後17時まで
   * 第二回 2007年 1月11日(木曜日) 午後15時から午後17時まで
   * 第三回 2007年 1月25日(木曜日) 午後15時から午後17時まで
場所: アンテナハウス本社セミナールーム
内容: * 「書けまっせ!!PDF2」について製品のご紹介、使用方法のご説明
   * 「アウトライナー」について製品のご紹介と使用方法のご説明
参加費用: 無償
お申し込み:セミナーご案内ページの申し込みフォームよりお申し込みください。

年末も押し迫り、ご多忙のことと思いますが、多数のかたがたのご参加をお待ちしています。

「書けまっせ!!PDF2」出荷日決定のお知らせ
書けまっせ!!PDF2」の製品出荷日は、12月下旬としていましたが、12月19日(火曜日)に決まりました。店頭には数日後になりますので、お急ぎの方は直販でお求めいただければ幸いです。

「書けまっせ!!PDF2」は、旧版に比べて、抜本的にモデルチェンジし、かつ、Excelのデータをコピーして張り付けるだけで、用紙PDFに文字や数字を記入することができます。行政をはじめさまざまなWebから用紙PDFが配布されていますが、PDFを一旦紙に印刷して手で文字を書き込む習慣から、PDFに直接文字を書く習慣が普及するようになれば、と思います。

ぜひお使いになってみていただきたくお願いします。

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2006年09月15日

Wagby とXSL FormatterでWeb レポートPDFを作成

昨日(14日)は、ジャスミンソフトと共催で「Webレポート作成システム紹介セミナー」を開催しました。

今回は、なぜか、参加者があまり多くなかったのですが、ジャスミンソフトの「Wagby」は、皆さん、一度お試しになってみる価値があるソフトウェアと思います。ソフトウェアを辛口評価で切りまくるかみそりk16も、「プレゼンテーションが上手なせいか良さそうに見えた」とのご宣託でした。(素直に褒めてないですがね。それでも結構な褒め言葉です)。

私も、話を聞いていまして、このWagbyが普及したらWebレポートシステムを作るSI会社の初級プログラマは全員失職してしまうんじゃないかな、と心配になったぐらいです。

Wabyとは、Excelのシートをもとに、Webブラウザを使ってデータを登録・検索・更新・削除・表示をするデータ処理用JAVAプログラムを自動生成するソフトウェアです。

まず、Excelのシートに入力されているデータを解析して、データベースを自動設計し、データベースの接続用のサーバプログラムを生成します。

さらに、Webブラウザで表示・入力するための様々なフォームも自動生成します。このフォームは簡単なものだけではなく、必須チェック、文字形式チェック、禁止文字チェックなどの入力支援機能を設定したり、一度入力したデータをコンボボックスやテキストフィールドと連動させて再利用したり、コピー登録、入力不可制御などさらに高度な入力支援機能もいろいろ設定できます。

また、ログオン認証に加えて、ロールベースの権限管理も可能になっていることで、銀行業務のような、高度な業務アプリケーションを構築した実績もあるとのことです。

同時接続数10ユーザまでで、簡単なデータベースを内蔵した無償版も提供されていますので、関心をお持ちの方は、お試しになってみると良いと思います。

Wagbyが進化していくと、SEが客先で話を聞きながら、Wagbyを使って、さっさっとWebレポートシステムを作ってしまう時代が到来するのではないでしょうか。

さて、肝心の自社製品のPRが後になってしまいました。

Wagbyでは、データベースのデータをXML形式でエクスポートできます。あるお客様でWagbyで作成したデータから報告書のような体裁をもつレポートをPDFで出力するのにXSL Formatterを使っていただいています

このケースでは、XML文書の内容によって出力レイアウトを変更してPDFを作成したいという顧客の要求がありました。なかなかそれに応えられるPDFツールが見当たらなかったところ、XSLTプロセサと組み合わせて柔軟にレイアウトを切り替えることのできるという点でFormatterを採用していただいたとのことです。

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2006年07月13日

いまさら聞けないPDF 「PDF活用のいろは」編 セミナー開催

最近、PDFは、紙と同じように、特にビジネスマンの間では、かなり多くの人の日常で使われるようになってきていると思います。

しかし、PDFはどのような仕組みになっていて、どうやったら上手に使いこなせるかをマスターしている人は数少ないのではないでしょうか?

しかし、PDFというのは結構複雑なものです。PDFを使って電子データを上手に交換するには、ある程度の基礎知識は必須です。そこで、アンテナハウスでは、PDFについての啓蒙的セミナーを計画しました。PDF活用をお考えの方はぜひご参加くださいますようご案内します。

詳細とお申し込み: こちらからどうぞ

テーマ: いまさら聞けないPDF 「PDF活用のいろは」編

内容: PDF初心者向けに「PDF活用のいろは」を実演を交えてご説明します。

* PDFの仕組み。作成する仕組み、表示する仕組み
* PDF作成ソフトの比較
* PDFとフォント。フォントの埋め込み
* PDFのしおりとは。しおりはどうやって作る?
* PDFのリンク。PDFのリンクはどうやって作る?
* PDFデータの再利用。再利用できるPDF、再利用できないPDF
* PDF再利用ツールのリスト、再利用ツールの比較

開催日・時間 :
* 第一回 2007年7月31日(月曜日)16:00-18:00
* 第二回 2007年8月7日(月曜日)16:00-18:00

※第一回と第二回は同じ内容を予定しています。

開催場所:
 アンテナハウス株式会社 セミナー・ルーム(毎回定員20名)

参加費用:
  各回 3,150円(消費税込み)

セミナー参加者には Antenna House PDF Driver V3 (製品版)を提供します。

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2006年07月12日

PDF Conference 2006 終了

PDF Conference 2006が本日開催されました。といいましても、私は、B1Fで行われたセミナーにはまったく参加していませんので、そちらの様子は分かりませんが。

1Fの別室で行われた、展示セミナーに参加しました。また、13時から13時25分の間ですが、ミニセミナーでもプレゼンをさせていただきました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
ここに、本日のプレゼンの配布資料をアップしました。
XSL Formatter V4のPDF/X、タグ付きPDFサポート等 (PDF)

参考にしていただければ幸いです。

残念ながら、1Fの展示セミナー会場に来場した人は少なかったですね。もう少し大勢の方に1Fの会場にも立ち寄っていただけると良かったと思います。

PDFConferenceは同じ名前のものが欧米でも開催されています。おそらく、日米のPDF Conferenceの両方に自分で製品を出展した経験をもつのは世界中でも私一人ではないかと思います。

このような機会を与えていただきましたPDFConference実行委員会の皆様に感謝をしたいと思います。

ところで、この1年くらい自分でセミナーにてプレゼンしていませんでしたので久しぶりでしたが、25分という時間があれば、結構いろいろ説明ができるものだなと、改めて思いました。

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2006年07月05日

PDF Conference 2006 の展示セミナー

6月13日の記事(PDF Conference 2006 開催)に書きましたとおり、アンテナハウスも「PDF Conference 2006」の展示会に参加します。弊社のPDF関連製品を実際に試す良い機会だと思いますので、参加される方はお気軽にいらしてください。

会場の場所ですが、「PDF Conference 2006」のメイン会場は「ゲートシティ大崎」の「ゲートシティホール」(B1F)となっておりますが、「展示セミナー会場」は1Fです。アンテナハウスの展示場所はPDF Conferenceのウェブページでご確認いただけます。

尚、13:00-13:25に「XML 自動組版ソフトXSL Formatter V4 のPDF/X 出力機能」という題目でセミナーを行いますので、こちらも併せてよろしくお願いします。


■PDF Conferenceの開催概要
・名  称/ PDF Conference 2006
・会  期/ 2006年7月11日(火) 10:30~17:00
・会  場/ ゲートシティ大崎 ゲートシティホール・ルーム
  電車:JR山手線「大崎駅」下車、東口徒歩3分

・主  催/ PDF Conference実行委員会
・後  援/ アドビ システムズ 株式会社
・協  賛/ テクニカルコミュニケーター協会、社団法人日本印刷技術協会、
        PDF/X-PlusJ推進協議会
Webページ

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2006年02月08日

XSL V1.1 仕様についての多言語組版研究会開催

現在、W3C(World Wide Webコンソーシアム)でExtensible Stylesheet Language (XSL-FO) 仕様の改訂作業が進んでいます。

昨年(2005年)7月にXSL-FO V1.1 仕様の最終ドラフトが公開され、一般からの意見公募がありました。その後、W3CのXSLワーキング・グループは一般の意見を反映して、ドラフトの最終検討を行っていました。この作業はまもなく終わり、2月下旬には、勧告候補(CR)版として公開される見込みです。

勧告候補版になりますと、仕様として安定し、実装を進める段階となります。

XSL-FOのV1.0仕様は、2001年10月15日にW3Cの勧告となりました。XMLを印刷仕様の高品位なレイアウトを指定することができます。仕様が公開されていて誰でも実装できますので、世界にはオープンソースのプロジェクトを初め、商用ソフトまで約20種類近い処理系があります。

これらは、殆どが、XMLをPDFにする用途で使用されていると思われます。

アンテナハウスのXSL Formatterは、その中の一つであり、唯一の日本製です。XSL-FO仕様を忠実に実装している点、多言語組版、高速性、大きなページ数の組版が可能などの点で、世界最高水準と認められています。

次期バージョンXSL Formatter V4.0で、XSL-FO V1.1の仕様を実装すべく、開発を進めています。情勢が整い次第、公開して、お試しいただく予定です。

そこで、この機会に、XSL-FO V1.1 仕様で強化された点についての解説をしていただくための研究会を、次の通り、開催します。多くの方々のご参集を賜りますようご案内致します。

参考資料
1. Extensible Stylesheet Language (XSL) Version 1.1
(W3C Working Draft 28 July 2005)
2. Extensible Stylesheet Language (XSL) Version 1.0
(W3C Recommendation 15 October 2001)

報告者
藤島 雅宏氏 (有限会社イー・エイド 代表取締役)
(財)日本規格協会(JIS)の標準化調査委員会のユビキタス委員会、技術分科会の分科会1-WG1 委員(XSLのJIS原案策定などに参加)

参加費用
3,150円(消費税込み)

参加資格
どなたでもご参加頂けます。

開催日・時間
2006年2月27日(月曜日)16:00-18:00

開催場所
アンテナハウス株式会社 セミナー・ルーム(定員20名) 
JR市ヶ谷駅徒歩7~8分、地下鉄都営線市ヶ谷駅徒歩3~4分

お申し込みは、こちらでどうぞ。

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2005年10月19日

PDF Conference 2005

PDF Conference 2005(日本)が11月8日に開催されます。


http://www.pdfconf.gr.jp/

内容は、「進化するPDF~その最前線を知る」というタイトルです、PDFの歴史から最新のAcrobat7の活用、PDF/Xの運用までの話があるようです。

ところで、PDF Conferenceといえば、欧米の方が本家ですね。
http://www.pdfconference.com/

アンテナハウスはXSL FormatterというXML(XSL-FO)をページアップしてPDFに出力するソフトを販売しています。これは、海外でかなり売れてます。その他にも、PDF分野で世界に売れる製品を作ろうと思っていて、今年9月、その第一歩として、ワシントンDCでのPDF Conference 2005に出展しました。また、会議も聴講して、そのレポートをこちらに上げておきましたので、ご覧ください。

http://www.antenna.co.jp/PDF/reference/PDFConference2005.htm

日本のカンフェレンスは、ワシントンDCのと比べると規模が小さいですが、将来日本でも、本場のPDF Conference に近い規模にしてもらいたいものです。

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