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2008年03月08日
AIIM International Expo & Conferenceの参加記(続き)
OnDemandのコーナーで目立ったキーワードのひとつに、Web-to-Printがあります。
Web-to-Printは、デザインをWebブラウザ上で行って、それをPDF出力して印刷するということだろうと思います。これまでのカタログやチラシの印刷では、InDesignやQUARKなどのDTPソフトでレイアウトしてPDFを作成して、印刷するというやり方をとっていたわけです。今後は、レイアウトがWeb上に移行するいうことでしょうか?
OnDemandは出力する印刷側の話、Web-to-Printはデザインとコンテンツですので入力側の話ということ。OnDemandでは、パーソナライゼーションも結構やっていたようです。
AIIM/ECMのコーナーでは、ビューアの会社が結構がんばっていたのが予想外でした。ECM系のビューアは、以前はTIFF中心の画像ビューアが良く使われていたようですが、現在は、PDFも使われるようになってきています。画像/PDFビューアの会社としては、次のところが眼につきました。
・ViewonePro (Daeja Image Systems Ltd. ) イギリスの会社
・FlexSnap (SnowBound社) 米国
・PRIZM Viewer (Pegasus Imaging Corp.) 米国の会社
ECM関係は、スキャナーで取り込んだ画像の形式がTIFFからPDFになったということだと思います。スキャナーでデータを取り込む話が多いのは日本もアメリカも似ているように思います。でも日本の展示会ではあまりビューアの会社は見かけてないように思いますが、アメリカではビューアの会社が多いのは不思議。
あとは、XPSでしょうか。MicrosoftのブースのそばにXPSコーナーがあり、比較的新しい会社と思いますが、4社が出展していました。
XPS関係は、ビューアの会社などでも、対応ファイル形式として既にリストにあげている会社も良く見かけましたので、PDFほどではありませんが、ひとつのファイル形式として定着してきたのかな?と言う印象です。
最後に、アンテナハウスのブースの写真をご紹介します。
投稿者 koba : 2008年03月08日 08:00
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