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2007年01月17日
日本語の文字についての用語について(5) — 3階層モデル
さらに、例示字体と例示字形のどちらが適切なのだろうかと考えていて、コードポイント-字体-字形の3層モデルで考えると分かりやすいのではないかと思いました。
2007年01月09日 Windows Vista と日本語文字コード問題(5)で示しました、次の図をご覧ください。
JIS X0213の考え方は、上の図で表すように、コードポイントには包摂の範囲内で複数の字体が割り当てられています。
包摂の基準にはいろいろありますが、たとえば、国語審議会の「表外漢字字体表」で、3部首許容とした「しんにゅう、しめすへん、しょくへん」は、JIS X0213では、包摂される部分字体とされています。次の図をご覧ください。
上の説明をみますと、JIS X0213:2004で変更になったのは字体に相当します。
ですので、この場合、例示字形よりも例示字体というほうが正しいのではないか、と思えてきました。
なんとも、難しいものですね。
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