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2006年02月06日

三井物産株式会社の業務処理マニュアルPDF化

Page2006でエクスイズムが発表した事例紹介の最後に、三井物産の業務処理マニュアルのPDF化で活躍したXSL Formatterについて取り上げたいと思います。

このシステムについては、既にいろいろなところで取り上げられています。例えば:

(1) 三井情報開発のWebページにおけるケーススタディ

(2) 日経システム構築 事例研究 問題解決の軌跡 2005年6月号 pp.41~45
「サーバ増設17台」に絶句 アプリ再開発で4台増に抑える

これは、三井物産が2004年に、「SAP R/3」で業務を電子化するのに伴い、その一部の業務マニュアルの管理システムを構築する際に、NeoCoreを使って成功したという事例です。この事例は、NeoCoreの応用例として幅広くPRされていますので、ご存知の方も多いと思います。

業務マニュアル・システムでは、業務マニュアルをPDF化するのが大きな特徴とされています。このPDF生成には、XSL Formatterが採用されているのですが、残念ながらいままで、このことはあまり大きくPRされていませんでした。まあ、三井物産はNeoCoreを販売していて、そのPRだから当然と言えば当然なのですが。

今回、エクスイズムの徳江社長のプレゼンテーションで、ようやくこのことがPRされましたので、もうかなり古い事例ですが、取り上げてみました。

次の2枚の図は、Page2006でのプレゼンのスライドです。
Mican1.PNG

Mican2.PNG

ということで、業務マニュアルのPDF化にXSL Formatterを使っていることがお分かりいただけると思います。このこと自体は、それ程目新しい話ではないのですが。

上記の日経システム構築の記事によりますと、このシステムの検討では、最初は、AdobeのFormServerを使おうとしたが、パーフォーマンスが悪くて採用できなかった。そこで、.NETフレームワークで再構築、短期間で成功したとあります。ということは、Adobe Form ServerよりXSL Formatterの方が、ずっとパーフォーマンスが良い、ということが証明されたと考えても良いかな?と、私としては密かに喜んでいた次第です。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (2) | トラックバック