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2012年01月04日

お知らせ:「PDF千夜一夜」が本になります。

明けましておめでとうございます。今年は良い年になりますように!

さて、早速ですが、本ブログ「PDF千夜一夜」の記事を整理して本にする作業を始めました。詳しくはこちらでご案内していますので、どうぞご覧ください。

「PDFインフラストラクチャー解説」EPUB本の0.1版を公開

投稿者 koba : 07:57 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年07月12日

PDFの未来 — PDF Every Whereの時代に向けて

1000日間に渡って続けてきましたPDF千夜一夜も今日で最後になりました。かっこよく終わりにしたかったのですが、昨日は、お見苦しい障害のお知らせを書くことになってしまい反省しています。

アンテナハウスは1984年創業ですが、振り返ってみますと、1980年代はMS-DOSテキストファイル・コンバータ、1990年代はリッチテキスト・コンバータという、2種類のパッケージ製品だけで最初の15年を過ごしてきました。

その後、2000年頃からXMLやXSLの製品を出し始め、さらにXSL-FOで組版した結果をPDFにして欲しいという要望を多くいただいたことからPDF技術の開発に取り組んできました。今は、PDFと変換、PDFへの書き込みなどPDF関係が主力事業になりつつあります。

PDFは紙の電子化したものということを何回かお話していますが、世の中が紙からPDFへと変化する流れに乗って、弊社ではほとんどの製品の中にPDF技術が入り込んでいます。

こうした卑近な例を見ましても、今後は文書処理にPDFを避けて通ることができないといえます。

PDFが、ますます普及していくことはまず間違いないところだと思いますが、一方において、PDFは、複雑でとても扱いにくいもの。もう少し、軽く、スマートに使えるようにしたいものです。

昨日は、iPhoneの日本での発売ということで、ソフトバンクの孫社長が、「今日は携帯がコンピュータになる区切りの日」というような趣旨のことを挨拶していました。

確かにそうなるだろうな、と思います。

私達としては、携帯がPCになったときPDFをどうするか?ということを考えねばなりません。

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2008年07月11日

【重要なお知らせ】Acrobat 9で作成したPDFを処理する際の問題と対策

アドビシステムズ社より、Acrobat 9が出荷開始になります。これに伴い、弊社では、Acrobat 9と、弊社PDF製品との相互運用のための確認作業を行ないました。その結果、Acrobat 9の標準設定で作成したPDFを、弊社のPDF製品で読み込もうとすると、エラーが表示されてPDFを読み込めないことが判明しました。

■問題が発生するPDF

Acrobat 9のPDFMaker、PDFドライバ(印刷機能)で作成した高圧縮PDF
(PDF 1.5以上、オブジェクトレベルの圧縮を最高に設定して作成)

■問題の原因

既存のPDFを読み込むために弊社で開発しました、基本ライブラリー(プログラム部品)に潜在的な障害がありました。Acrobat 9ではPDF作成の仕方(ファイル内部)が微妙に変更になったために、この障害が顕在化したものです。

・Acrobat 8までで作成したPDFを読む込む際は問題がありません。
・また、弊社製品で作成したPDFに問題が判明したわけではありません。

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2008年07月10日

PDFの将来を考える(6) いろいろ

PDF千夜一夜もあとわずか3日となりました。

ブログを始めましたのは、2005年10月ですが、弊社のPDF関係の売上はお陰様でこの3年間で大体3倍に増えました。特に、今年の1月~6月の半年間は、前年同期比80%の増加となっています。こうしてみますと、企業ブログのマーケティングへの活用としては、そこそこ成功したと言えると思います。

PDFは、紙に代わる電子ファイルとして非常に重要な存在になってきています。しかし、実際のところ、中々理解されていないように思います。PDF千夜一夜のもうひとつの目的は、PDFという電子文書形式について世の中にもっと理解してもらいたいと考えたことがあります。

こちらの方は、残念ながら、まだまだ不十分だったように思います。

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2008年07月09日

「書けまっせ!!PDF Webサービス」プレビュー (3)

では、早速、PDFのレビューを始めてみましょう。

1.レビューを始めるには、ユーザホーム画面で「レビュー開始」を実行します。すると、次のレビュアを指定する画面となります。
200807091.PNG

この時、レビュアがPDFを出力できるかどうか、また、他のレビュアの文書を参照できるかどうかを指定することができます。

2.レビュアを指定して「レビュー開始」ボタンを押しますと、レビュアとして指定した人達へのメール送信を行なう画面となります。
200807092.PNG

これでレビューを開始となります。

3.次にメールを受け取ったレビュアが、Webサービスにログインすると、その人がレビュアとして指定された文書を、ブラウザから開くことができます。ブラウザでは、コメント、テキスト、画像を入力できます。まず、コメントを入力してみます。
200807093.PNG

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2008年07月08日

「書けまっせ!!PDF Webサービス」プレビュー (2)

PDFについて、千日連続で語る「PDF千夜一夜」ももう残り5日となってしまいました。

「書けまっせ!!PDF Webサービス」を、「PDF千夜一夜」の最後を飾る花道に!というわけで、今日から、少し、機能をご紹介いたしましょう。

まず、一番最初に文書を Webサービスのサーバにアップして、レビューを始めるところをご紹介しましょう。

ここでは、簡単な例として、アンテナハウスのメール・ニュースの原稿を作って、社内の担当者にチェックしてもらうところをご紹介します。

1.まず、メールニュースの原稿をテキスト・エディタで作ります。
200807081.PNG

2.このニュースの案を関係者に見てもらうには、最初に管理者がユーザを登録しておく必要があります。このユーザ登録はとても簡単です。管理者は、ログインすると、すぐにユーザ登録画面になりますので、そこで、ユーザを登録できます。
200807080.PNG
※管理者ログインすると登録済みのユーザ一覧が見えます。

このとき注意しなければならないのは、このWebサービスでは、オーナとレビュアの役割が分かれていることです。オーナは、原本をアップロードして、レビュアにチェックを依頼できます。文書の起案者がオーナとなります。レビュアは、チェックして、コメントを書く立場のユーザです。

さらに、オーナが実際に利用するには、ライセンスが割り当てられている必要があります。

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2008年07月07日

「書けまっせ!!PDF Webサービス」プレビュー (1)

「書けまっせ!!PDF Web サービス」は、PDFを活用した文書の共同レビュー・サービスを主な機能として提供するものです。

ConceptOfService.png

共同レビューは、プロジェクトの文書や仕様書などをプロジェクトの参加者が、読んでコメントを寄せる作業です。実際に、様々なプロジェクトでかなりの頻度で行なわれているものと思います。

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