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2011年11月21日

PDF Serverの変換速度は遅いのか

 時々お客様から「変換速度が遅い」とのご指摘を頂戴する事があります。特に旧バージョンとなる「クセロ PDF Server V1.x」を使われていたお客様にはそう思われる方が多いようです。

 この両者を見比べた場合、動作ログ(PDF Serverがどんな処理をしたかを記録したもの)の動きを同じファイルの変換で見比べてみると、V1.xの方はかなり流れが速いのですがV2.3の方はゆっくりに感じます。この辺の感覚的なものも「遅い」と感じる要因なのだと感じます。

 動作ログに関してはV2.xではV1.xに比べて記録する情報は少ないのと、変換動作を優先させるため、動作ログに関しては「後回し」にしているために見た目には遅く感じる部分はあると思います。また、PDF Server自体「高速化」を追求している訳ではなくむしろ「安定化」の方に重点を置いている事もあります。

 ただ、V1.xとV2.0以降ではMS-Office変換などを行うPDF DriverやPDFを処理する部分の基盤技術が異なるため、同列にして比較する事は出来ませんし、そもそも設定内容は良く似ていても細かい部分では異なるために比較してもあまり意味はないとも感じます。

 では、PDF Serverの変換速度はV1.xと比較して本当に遅いのでしょうか?

 正解はケースバイケースとなります。PDF Server のV1.xは「ページ単位」で処理を行う事を基本としています。それに対してV2.xでは「ファイル単位」を基本としています。この違いはどういう感じで速度に表れるかと言えば、ページ数が少なければ少ないほどV1.xの方が速いのですが、逆にある程度ページ数が多いとV2.xの方が速くなります。

 実際に同じマシン(CPU:Pentium4 2.8GHz/メモリ2GB)で計測してみました。V1.5を使用するため、やや古いマシンでの計測になります。2つのExcelファイルをV1.5とV2.3で同じような設定を行って変換した場合です。1つは3シート/3ページ、もう1つは8シート/56ページです。

【3シート/3ページのExcelファイル】
 V1.5:約7秒
 V2.3:約38秒

【8シート/56ページのExcelファイル】
 V1.5:約56秒
 V2.3:約41秒

 変換速度は画像やグラフなどの数によっても変換速度は異なりますが、V2.3ではページ数が変わってもさほど変化はありません。この傾向は他のファイルでも同様となります。

 PDF Serverは設定を見てもらえば分かると思いますが、かなり複雑な設定が出来ます。どの程度の設定を行うかにもよりますが、速く処理を行う事よりもどのような設定でも同じように安定して変換動作が出来る事を優先しています。

 そうは言っても次期バージョンでは多少「高速化」も意識しながら現在開発を行っていますが、そのあたりのバランスもあるためご理解頂けると幸いです。

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投稿者 taishii : 10:00 | コメント (0) | トラックバック

秋のPDFデスクトップ製品、一通り発表しました。今回、製品の整理を行ないました。

弊社では、アンテナハウスPDF、秋のデスクトップ製品の発表を10月から11月にかけて行ないました。
 
今回の製品のバージョンアップでは製品のファミリーを整理しました。改めて、バージョンアップにあわせて旧ファミリーと新ファミリーをどのように整理したかを説明いたします。


1.『瞬簡PDF4』 → 『瞬簡PDF作成5』に名称を変更。

2.『瞬簡/リッチPDF6』
  瞬簡PDF4とリッチPDF6(PDFからオフィスなど)を一体にしていましたが、これを廃止してリッチPDFを別製品とする構成の変更を行い、リッチPDF(PDFからオフィス)を『瞬間PDF変換7』としました。
 
 なお、『瞬簡PDF作成5』と『瞬間PDF変換7』のセットの割安の販売も行なっています。
 
3.『書けまっせ!!PDF4』に、スタンダード、プロフェッショナル、プロフェショナルPlusの3つの製品がありましたが、プロフェッショナルPlusの機能をプロフェッショナルに統合しました。
・新バージョンでは『書けまっせPDF5スタンダード』『書けまっせPDF5プロフェッショナル』の2製品となります。

4.『PDFスイート4』に「スイートツール2」をおまけ的に同梱していましたが、これを大幅に強化して、単独製品とし『瞬簡PDFバインダー3』としました。『瞬簡PDFバインダー3』は、現状、パッケージはなくダウンロード販売のみです。なお、『瞬簡PDFバインダー3』はフリー版を用意しました。

5.『PDFサイン』という電子署名ツールを用意しました。これは新製品です。

6.『PDFスイート4』は『PDFスイート5』となりますが、今後は、次の製品をセット化したものという位置づけとなります。スイートは一般に「特定用途のソフトウェアを詰め合わせたソフトウェアパッケージ」とされていますが、今後は名前のとおりの内容となります。
 『PDFスイート5』では次の製品の詰め合わせとなります。
・『瞬簡PDF作成5』
・『瞬間PDF変換7』
・『書けまっせPDF5プロフェッショナル』
・『瞬簡PDFバインダー3』
・『PDFサイン』

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投稿者 koba : 07:51 | コメント (0) | トラックバック