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2011年11月07日

「瞬簡PDF バインダー 無償版」でできるPDFファイルの結合

今週は、先週公開した「瞬簡PDF バインダー」の機能についてご紹介いたします。

「瞬簡PDF バインダー」は、基本機能をご使用いただける無償版と、全ての機能をご使用いただける有償版の2タイプを用意しております。
※無償版は、弊社オンラインショップから入手可能ですので、お試し頂けれ幸いです。

今回は、無償版でご使用いただける「PDFファイルの結合」機能についてご紹介いたします。
「PDFファイルの結合」は、「瞬簡PDF 作成 5」でもできますが、「瞬簡PDF 作成 5」との違いは、視覚的にPDFファイルを結合できるという点が異なります。

◆PDFファイルを結合する◆
PDFファイルをマウス操作で簡単に結合することができます。
結合したいファイルのアイコンを結合先ファイルアイコンにマウスで重ねることで結合できます。
この時、以下のように黄緑色の矢印が表示されます。結合先ファイルアイコンの左側にマウスを移動させると、左矢印が表示され、この状態で結合すると、結合先ファイルの表示されているページの前に結合します。
結合先ファイルアイコンの右側にマウス移動させると、右矢印が表示され、この状態で結合すると、結合先ファイルの表示されているページの後ろに結合します。

結合先ファイルの表示位置に結合する結合先ファイルの表示位置に結合する

また、黄緑色の矢印が表示されている状態で、[Shift]キーを押すと、矢印の色が青に変わります。この状態で結合すると、表示ページに関係なく、結合先ファイルの先頭もしくは、最後に結合することができます。

結合先ファイルの先頭または最後に結合する結合先ファイルの先頭または最後に結合する

◆PDFファイルの特定ページのみを結合する◆
PDFファイル全体の結合ではなく、特定ページのみ結合することもできます。以下のように結合したいページをサムネイルから選択し、結合先ファイルアイコンにマウスを重ねることで結合できます。

結合先ファイルの先頭または最後に結合する結合先ファイルの先頭または最後に結合する

このように任意の位置に簡単に結合することができます。明日は、無償版でできるPDFファイルのページ入れ替え操作についてご紹介してまいります。

2011年11月08日

「瞬簡PDF バインダー 無償版」でできるPDFファイルのページ入れ替え

今回は、無償版でご使用いただける「PDFファイルのページ操作」機能についてご紹介いたします。

PDFファイルをページごとサムネイル表示できます。このサムネイルを使って、さまざまなページ操作ができます。

◆ページの入れ替え◆
ページの入れ替えを行いたい場合は、入れ替えたいページのサムネイルをマウスで選択し、入れ替えたい位置に移動させます。

ページの移動のオペレーションページの移動のオペレーション
ページの移動結果ページの移動結果

◆ページの回転◆
PDF全体または、指定のページのみ回転することができます。回転したいサムネイルを選択して、右クリックメニューから回転を選択するだけです。

ページの回転結果:3ページ目の回転ページの回転結果:3ページ目の回転

◆ページの削除◆
不要なページを削除することができます。不要なページのサムネイルを選択して、右クリックメニューから削除することができます。

ページの削除選択:2-3ページの選択ページの削除選択:2-3ページの選択
ページの削除結果:2-3ページを削除した結果ページの削除結果:2-3ページを削除した結果

◆白紙ページの挿入◆
任意の位置に白紙ページを挿入することができます。右クリックメニューから、白紙ページの挿入を選択すると、以下のように白紙ページの挿入ダイアログが開き、用紙サイズ、用紙の方向、挿入位置、挿入枚数を指定することができます。

白紙ページの挿入ダイアログ

◆ページサイズの変更◆
PDFの全体または、指定ページのみページサイズを変更することができます。、右クリックメニューからページサイズ変更を選択すると、以下のようにページサイズ変更ダイアログが開き、用紙サイズ、用紙の方向を変更することができます。

ページサイズ変更ダイアログ


このようにサムネイルを使って簡単にページ操作ができます。明日は、無償版でできるPDFファイルの保存設定からレイアウト保存ついてご紹介してまいります。


2011年11月09日

「瞬簡PDF バインダー 無償版」でできるPDFレイアウト保存

今回は、無償版でご使用いただける「PDF保存設定」からレイアウト保存機能についてご紹介いたします。

レイアウト保存機能は、指定された用紙サイズに複数ページを割り付けてPDF保存することができます。PDFファイル配布時に、予めPDFファイルで割り付けを行っておけば、受け取った方が意識せず割り付けしたイメージで閲覧、印刷することができます。
レイアウトの設定は、PDF保存設定->レイアウトで行います。

save01.png

保存時の用紙サイズ、余白を設定します。その用紙にどのように割り付けしていくかを、ページレイアウトで設定します。1ページに割り付けできるページは、最大で3×3の9ページ分までです。

9ページ割り付けした結果9ページ割り付けした結果
A4縦をA4横に割り付けした結果A4縦をA4横に割り付けした結果
A4横をA4縦に割り付けした結果A4横をA4縦に割り付けした結果

これらの保存は、名前を付けて保存ダイアログで、「ページレイアウト保存を行う」をチェックしないと反映されませんので、レイアウト保存を行う場合は、チェックをして保存してください。

save02.png

このようにPDF保存設定で、レイアウトを変更して保存することができます。明日は、有償版でできる機能についてご紹介してまいります。

2011年11月10日

「瞬簡PDF バインダー 有償版」の機能

前回までは、「瞬簡PDF バインダー」の無償版の主な機能についてご紹介してまいりましたが、今回は有償版で実現できる機能についてご紹介いたします。

有償版では、無償版の機能に加えて以下の機能が使用できます。

  • PDF Driver を使用したOfficeデータ、一太郎データからのPDF作成
  • ページ編集でPDFにページ番号や、文字列の追記
  • Office/一太郎連携

この中から、ページ編集でPDFにページ番号や、文字列追記機能についてご紹介します。
ページ編集は、別Viewerを開き、表示結果を見ながら以下の付加情報を追記することができます。

  • 領域塗りつぶし
    領域選択して、不要な範囲を塗り潰すことができます。
  • ページ番号追記
    ファイル結合した際にページ番号の振り直しができます。また、後からページを追加しても自動的にページ番号が追加されます。
  • 文字列追記
    ヘッダ、フッタなどちょっとした文字列を追加することができます。
  • 透かし、捺印の付加
    PDFに透かし、捺印を付加することができます。

領域塗りつぶし、文字列追記は、元データを編集するほどでもない簡単な修正に適しております。域塗りつぶしは、単に文字の上に塗りつぶすだけですので、見た目では消えておりますが、データとしては文字情報が残ってしまいます。データ上からも文字情報を残したくない場合は、元のアプリケーションで再度編集してPDF化する必要があります。再度PDF化するオペレーションに関しては、Office/一太郎連携機能が有効です。明日ご紹介させていただきます。

2011年11月11日

「瞬簡PDF バインダー 有償版」のOffice/一太郎連携機能

これまで、「瞬簡PDF バインダー」の機能についてご紹介してまいりましたが、最後に有償版の機能である「Office/一太郎連携」についてご紹介します。
「瞬簡PDF バインダー」では、作業スペース(PDFを加工するエリア)にPDFファイルを取り込んで作業します。作業スペースでは前回までにご紹介したさまざまなPDFのページファイルに対する加工ができます。
作業スペースで加工しているファイルは、取り込んだ元のPDFを直接加工しているのではなく、加工情報を別管理しておいて、この加工情報と元のPDFファイルを合せて作業スペースに表示しています。このため、別名保存して初めて加工されたPDFファイルとなります。

一般的なPDFファイルの結合や、追記を行うアプリケーションでは、PDFファイルそのものを加工しているため、以下のような流れで、PDF結合/加工を行ってから元のWordで編集した場合、再度PDF変換、PDF結合/加工が必要になります。

一般的な流れ
Wordで編集→PDF変換→PDF結合/加工

「瞬簡PDF バインダー」では、PDF結合/加工は、加工情報として保持しているため、Wordで再編集しても、加工情報はそのまま保持され、再度結合などをやり直す必要はありません。
これらの機能を有効にご利用いただくため、Office/一太郎連携機能を実装しております。
Word/Excel/PowerPoint/一太郎データについて以下の機能が使用できます。

  • 元データに修正があるかチェックする機能
  • 元データの修正を反映する機能
  • 元データを元のアプリケーションで編集する機能

があります。これらはすべて、「瞬簡PDF バインダー」から操作できます。元データの修正を反映したり、元のアプリケーションで編集した結果は、自動的にPDF変換され、なおかつ結合情報は残ったままとなりますので、編集しながら加工したいという用途に便利な機能です。是非お試しください。

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