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2009年11月30日

Word2007用「新旧文書比較ソフト」を発売します

アンテナハウスでは、12月1日よりMicrosoft Word2007に組み込んで使用する「新旧文書比較ソフト」の販売を開始します。
 
本ソフトは、Word2007文書の二つのバージョンを比較して、「新旧対照表」を自動的に作成するものです。次のような、文書の改訂内容の明確にする必要がある文書の作成・管理のために威力を発揮します。
・法的な規制に対する認可の必要な文書
金融商品の約款、医薬品の添付資料など、官庁の認可申請文書
・商取引に必要な文書
基本契約書類、商品マニュアル
・企業の内部統制に必要な文書
業務規定類、業務管理マニュアル、品質・技術標準に対する管理マニュアル
・官公庁の公文書
 
本製品はパッケージ版として1本52,500円で、PC1台にインストールしてお使いいただくことができます。
 
○詳しい情報はこちらでどうぞ。
 Word2007専用「新旧文書比較ソフト」Webページ

2009年12月01日

あるFile Viewerの数奇な運命

OutsideInというビューアをご存知でしょうか?
 
現在、Oracleが販売していますが、もともとは、シカゴのSCC(確か、Systems Compatibility Corp.だったと思います)という会社が開発して、Windows95にバンドルされたQuickViewです。
 
QuickViewは既にWindowsにはバンドルされていません。
 
一方、QuickView の市販パッケージ版であるQuickView Plusは、今も販売されているようです。
 
SCCは、Insoという会社に買収されました。そこで、市販向けQuickViewPlusとOEM用のOutsideInとして販売されていました。米国でInsoは、一時、米国の成長著しい新興企業として注目をあつめましたが、M&Aの繰り返しで成長したためか、何年か後に破綻して、Viewer技術は別の会社Stellent(と思います)に売却されてしまいました。Stellent社はECM製品のメーカであり、ECMに保存されるファイルを表示するViewerとして注目したのだと思います。
 
その後、このViewer技術はなんとOracleの手に渡っていたようです。
 
ということは、OutsideIn/QuickViewの技術の提供主体は既に4社目ということになります。
 
アンテナハウスも自在眼という市販ビューア、自在眼SDKというOEM技術をもっていますが、実はInsoのビジネスモデルを参考にしています。それにしても技術の売買まではまねができません。
 
PDFやFlashというファイル表示用の標準技術の台頭でビューアの時代は終わったかと思っていたのですが、いやいやどうして、しぶとく生き残っているものです。

2009年12月05日

デフレ、低価格化!ソフトの世界は究極の低価格化が進む

先日、近くのミニストップで1杯120円のコーヒーを売っていることを発見しました!

この東日本橋のミニストップにはちゃんとテーブル、椅子を備えたちょっとした雑談スペースもあります。コーヒーショップも真っ青!

定価は150円だけれども、クーポン券を買えば、120円になります。

と思いつつ、コーヒーを飲みながら思いあたりましたことですが、最近、イギリスの某有名PDFソフトメーカがPDF製品を無償にしたニュース。残念ながら(?)まだ日本語対応はないようですが。

いくらジーンズやコーヒーが安くなっても無償になることはないでしょう。しかし、ソフトの場合は無償というのがあり、大手を振ってまかり通っています。何といっても、無料は究極の低価格化。ソフトの世界では、もう究極の低価格化に突入していたわけです。

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