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2009年04月25日
「デジタル組版の基本用語」をWebにあげました。
「印刷雑誌」2009年5月号(印刷学会発行)に「デジタル組版の基本用語」を寄稿しました。
先日、雑誌が発行されましたので、原稿をXHTML化してWebに公開しました。こちらでご覧いただけます。
簡単な印刷用のスタイルシートを作成して、雑誌と類似のレイアウトでPDF化できるようにしてみました。
Webページの右上の[PDFに出力]のボタンを押しますと、AH FormatterでPDF化してご覧頂くことができます。
スタイルシートを少し説明します。
ページサイズ:
@page {
size: A4;
width: 43em;
margin-top: 30mm;
margin-bottom: 30mm;
margin-left: auto;
margin-right: auto;
}
基本版面の幅を全角43文字幅とし、用紙の中央に配置するためmargin-left: auto;、 margin-right: auto;を指定しました。
.two-cols {
-ah-column-count: 2;
-ah-column-gap: 3em;
}
として、2段組にして段間の空きを3文字分とります。従って、段の幅は20文字となります。
英語については、ハイフネーションを有効にしました。
英語の部分を例えば、
<span class="hyphenated" xml:lang="en">Darwin Information Typing Architecture</span>
のようにマークアップしておきます。
スタイルシートは次のようにします。
.hyphenated {
-ah-hyphens: auto;
}
これにより組版時に英語のハイフネーションが適用されます。
※申し訳けありませんが見出しと本文について、その後少し修正しましたので、一部の説明を一旦削除しました。5月10日の記事で詳しく説明していますので、そちらもご参照ください。
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