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2007年12月14日

「書けまっせ!!PDF3」12月下旬発売します。

アンテナハウスでは、「書けまっせPDF3!!」を12月下旬より発売します。

詳しくはこちらをご覧ください。
「書けまっせ!!PDF3」Webページ
「書けまっせ!!PDF3」発売のお知らせ

既に、「書けまっせ!!PDF3」については、PDF千夜一夜でも何回かご紹介しています。

「書けまっせ!!PDF3」は、紙の用紙にペンでさらさらと記入するような手になじむ使い易さを実現したいと考えて、「ゼロから作り直しをした。」ことは、最初(11月25日)にお話しました。その時は、一番ご要望の多かった文字入力時の操作性についてはWindows標準のリッチエディット・コントロールに代わって、自社開発の「テキスト入力コントロール」を用意したことをお話しました。いま、縦書きもできるエデット・コントロールは、開発のライブラリーとしてもあまり入手できないように思います。これを自社開発したことで、今後も、自社製品のいろいろな面で使えると思います。

さて、もう一つ、外見からは分かりませんが、大きな変更は、文字・線・画像などを入力した後にPDFを作成する方法を、Windowsの印刷機能に依存する仕組みから、直接PDFを出力する仕組みに変えたことです。

以前に、「さまざまなPDFの作成技術の概観」で、アプリケーション・プログラムからPDFを作成するいろいろな方法を整理しました。

■さまざまなPDFの作成技術の概観

その中の図
GenPDFSchema.png
でご説明しますと、「書けまっせ!!PDF2」までは、⑤の経路でPDFを作成していましたが、「書けまっせ!!PDF3」では、④の経路でPDFを作成するようにしました。

理論的には、かなり早くなるだろうと予想していましたが、結果として、体感的にはPDF出力が相当早くなりました。

それだけではなく、PDF Driverをはずしたことで、Windows Vistaの64ビット版OSでもプログラムを動作させることができるようになりました。「書けまっせ!!PDF3」は、32ビットのアプリケーションです。普通のアプリケーションは32ビット版でも64ビットのOSで動かせるはずです。しかし、プリンタ・ドライバは64ビット版を作らないと64ビットOSで使えないようです。このため、「書けまっせ!!PDF2」は、Vistaの32ビットOSのみ動作保証していました。しかし、今度から64ビット版も保証できるようになり、アンテナハウス・デスクトップ製品では初めてのVista64ビット版OS動作保証というおまけがつきました。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック