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2007年09月16日
「Office Open XML Formats入門」マイコミから出版される
9月25日に、「Office Open XML Formats入門」(アンテナハウスXSL Formatterグループ著、毎日コミュニケーション発行、本体3,200円+税、ISBN978-4-8399-2582-6)が発行になります。
本の体裁は、B5変形で312ページです。
マイコミのWebページにはまだ写真が掲載されていませんので、この写真は初公開!
本書はMicrosoft Office 2007のWord、Excel、PowerpointのXML形式についての入門的解説書です。Microsoft Office 2007の仕様書は、現在、Ecma標準として公開されていますが、全部で7000ページあるというしろもので、常人は、とても全てに眼を通すことはできません。そこで、簡単な解説書が望まれると考えて執筆したものです。
やさしく書かれていますので、初心者の方にも理解していただけるのではないかと思います。
今後は、XML形式のOffice文書を自分で生成したり、解釈したりする必要性、機会が増えていくと考えられますので、ぜひ、一度ご覧になってみてください。
目次
1.はじめに
2.Office 2007
3.パッケージ
4.WordprocessingML
5.SpreadsheetML
6.PresentationML
7.Office Open XML Language Reference
8.補助的ML
9.Office Open XML Formatsの活用例
10.あとがき
より詳しい内容はマイコミのページに紹介されています。
【参考】
仕様書:
Standard ECMA-376Office Open XML File Formats
ところで、この本の奥付けにさりげなく、「本書は、アンテナハウス XSL Formatter V4.2で組版されています。」という一行があります。この本は、コンテンツ自体をXMLで執筆されており、スタイルシートを作ってXSL-FOに変換して XSL Formatterで組版して作成したものなのです。いづれこの詳細はまた別途ご紹介したいと思います。
単行本をFOで作るのは、既に、ベネッセコーポレーションのケーススタディでも紹介されていますし、海外にもありますので、新しい試みというわけではないのですが、XSL Formatterで商業出版用の本ができることを、実際に自社でやってみたのは感無量です。
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