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2007年08月21日

ラオックス、ザ・コン館を9月30日に閉店

もう古いニュースですが、ラオックスのザ・コンピュータ館(ザ・コン館)が9月末で閉店になります。

ニュース・リリース
http://www.laox.co.jp/laox/press2007/070803_3.pdf

たまたま、1昨日日曜日、秋葉原に行く用事がありましたので、ラオックスのザ・コン館に立ち寄り、本を一冊買って来ました。

5階のPCフロアに立ち寄りましたが、もう品揃えがかなり減っていてとても寂しくなっています。
ザ・コン館ができたのは、1990年4月と言いますから、もう17年以上前。ラオックスの旗艦店として絶大な人気を集めたと言われていますが、私なども秋葉原でPC関連の買い物をするときは、ほとんど、ザ・コン館でした。

開館の当初は、ザ・コン館に行けば、すべてのPCソフトが揃っているということがセールス・トークだったように記憶しています。その頃は、マイナーな製品でもそこにいけば大抵在庫がある、というのは大きな魅力でした。

弊社のようなマイナーな会社ではソフト販売面でも、随分、お世話になっています。

しかし、例えば、最近のザ・コン館の売上ベスト・テンを見ますと次のようになっています。
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2007年6月1日~22日

1.ソースネクスト ウイルスセキュリティZERO新パッケージ版
2.トレンドマイクロ ウイルスバスター2007トレンドフレックスセキュリティVista優待1年版
3.シマンテック NortonInternetSecurity2007VISTA対応標準版
4.シマンテック NORTON360
5.シマンテック Norton AntiVirus 2007 VISTA対応 特別優待版
6.ソースネクスト ウイルスセキュリティZERO2台用新パッケージ版
7.トレンドマイクロ ウイルスバスター2007トレンドフレックスセキュリティVista更新
8.イーフロンティア ウイルスキラーゼロ
9.トレンドマイクロ ウイルスバスター2007トレンドフレックスセキュリティVista優待2年版
10.ソースネクスト ホームページビルダー11通常版ガイドブック付半額キャンペーン
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なんと、10位のホームページ・ビルダー以外は、全部、セキュリティ・ソフトです。これは一体どういうことなのでしょう?こんなにセキュリティ・ソフトに集中してしまうのはあまり健全な印象を受けません。詳しい事情は分かりませんが、しかし、昔のような品揃え・種類の多様さで勝負というのは通用しなくなっているのではないかと思います。

すなわち、リアルな店舗はスペースあたりコストが高いですから、品揃えを抱負にするという点では、アマゾンのようなネット上の店舗と比べると不利なことは明らかです。結局、リアル店舗は売れ筋集中で効率を上げないと、ネット店舗と勝負できないのではないでしょうか。そう考えますと、品揃えを誇ったザ・コン館の凋落と閉店は、ネット時代がもたらしたものと言えそうです。

それに関連して感じましたのが、最近手にした日経パソコンの薄さです。8月13日お盆前の号とは言え、140ページしかありません。広告主は10社のみ。これで経営が成り立つのでしょうか?IT雑誌の場合もやはり、ネット上の情報との競争となります。

そんなわけで、ザ・コン館の閉店も日経パソコンのページの薄さも両方ともネット時代がもたらしたものと改めて時代の変化を感じました。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック