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2007年07月14日

日本のハンコをPDFで実現する方法

最近、見積書や注文書がPDFで送られてくるケースが増えています。で、最近、見積書や注文書がPDFでやりとりするケースが増えています。そこでPDFで印鑑を押す機能を作ろうと思い、少し調べてみました。

まず、日本の見積書、注文書、契約書などの印鑑は、文字と重ねて付くことが多いようです。これがなぜなのか、よく分かりません。

大体、弊社にあります、様々な会社とやりとりした契約書や見積書などは、9割がた印鑑を文字に重ねてついています。私も、昔(会社員になりたての頃)印鑑は文字に重ねてつくものと教わったような気がします。

しかし、改めて調べてみますと、印鑑を文字に重ねて付くのが正しいやり方なのかどうか?多少の疑問を持ち始めました。

それはともかく、印鑑の印影を単純な画像(BMPなど)にしてしまいますと、ちょっと困ったことになります。

それは、通常のBMP形式などの印影画像を文字の上に付きますと、次の図のように文字が画像の下に隠れてしまいます。
20070714-1.PNG

通常のBMP形式などの印影画像を透かしにして、貼り付ける場合、不透明度の設定ができますので、不透明度を90%にしてみました。そうしますと、次のように、印影の部分も一緒に不透明度が設定されますので、全体が薄くなってしまいます。
20070714-2.PNG

じゃあ、と言うわけで、透かしを文字の下(背面)につけてみます。そうしますと、この図のように一見うまくいきます。
20070714-3.PNG

しかし、この方法はうまくいかないことがあります。印影の上になにか不透明の画像が配置されますと、印影が画像によって隠されてしまいます。

で、どうしたものか、単純に考えますと、印影画像の中で文字のない部分を透明にしてしまえば良いということになります。ただし、文字のない部分を透明にしただけではだめなので、印鑑の文字の不透明度を90%にしてみました。
20070714-4.PNG

それにしても、日本のハンコって文字に重ねてつくべきものなのでしょうか?

これなら日本の印鑑をついたものがPDFで実現できていると言えそうですが、如何でしょうか?

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (1) | トラックバック