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2007年03月26日

日本語組版はグリッドベースで行うと言って良いのか?(8)

CSSのページに、W3Cのリチャードイシダ氏が書いた、「Tutorial: CSS3 and International Text」という記事があるのを見つけました。

Tutorial: CSS3 and International Text

この文書は、前書きに「CSSの非ラテン・テキストのサポートに関し、将来どうなるかについて概略を知りたいと考えているXHTML/HTMLとCSSによるコンテンツ作者向け」とされています。このチュートリアルは、CSS3のドラフトを元にした解説を意図していると思われるのですが、この中に、ドキュメント・グリッドという項があります。簡単に紹介してみましょう。

東アジアの言語で書かれる文書では、グリフをページの上に配置するときグリッドのパターンにレイアウトするのが一般的である。これは、漢字、かな、ハングル文字が同じ幅をもつという事実によっても支援される。

CSS3では、グリッドを適用し、グリッドの中でラテンのテキストなどの全角でない文字を管理する方法について幾つかの属性を定義している。これらの属性によって、表意文字以外の文字に対してもCJK文字と同じようにグリッドを当てはめるかどうかを指定する。

次のスライドは、グリッドを当てはめないときの日本語の縦書きを示す。
http://www.w3.org/International/tutorials/css3-text/en/slides/Slide0170.html
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さらに次のスライドは、前のスライドに対してあるグリッドの属性を当てはめたものを示す。
http://www.w3.org/International/tutorials/css3-text/en/slides/Slide0180.html

このスライドは、2007年02月27日 日本語組版はグリッドベースで行うと言って良いのか?(5)の10.2 line-grid-mode、10.3 line-grid-progressionの説明です。

以前として、この10.2 line-grid-mode、10.3 line-grid-progressionの意味が分かりません。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック