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2007年03月09日
Open Publish Conference, PDF Conference
今日は、Baltimore(米国Maryland州)に来ています。Washinton DCの子会社に用事がありましたが、そのついでに、第一回目のOpen Publish Conferenceの様子を見てみたいと思い、立ち寄ることにしました。このConferenceは、今回が初回ですが、印刷技術に関する管理と実装についてを主題とするとされています。
米国の専門家会議の主催者も新しいテーマを探して、新しい会議をいろいろと企画しているのでしょう。
アンテナハウスは、米国法人がこの会議に出展していますので、営業責任者にいろいろ聞いてみて、なにか、日本の方々に役立ちそうな話がありましたら、明日にでも紹介したいと思っています。
Open Publish 出展者リスト
ところで、米国のPDF Conferenceは、3月21日と22日に開催されますが、今回(今年?)はインターネット会議に変身するようです。
アドビのAcrobat8で、オンライン会議を始めるからではないかと思いますが、2日間もパソコンの前に座って、オンライン会議して楽しいのでしょうかねえ。出張旅費や時間の節約にはなりそうですが。
投票をお願いいたします投稿者 koba : 09:12 | コメント (0) | トラックバック
CSS3 Text Level3 モジュールの新草稿が公開
W3CのCSS3仕様案の中で、文字組版に関係する部分である「CSS3 Text」の新しい草稿が3月6日に公開されました。
CSS Text Level 3
W3C Working Draft 6 March 2007
新しい草稿では、日本語の約物の詰めの仕様(7.3. Fullwidth Punctuation Kerning: the 'punctuation-trim' property)に関する部分がだいぶ変わっています。
また、ぶら下げ禁則なども盛り込もうとしているようですが、まだ、定義が不十分という状態のようです。
9.2 Hanging Punctuation: the 'hanging-punctuation' property
Textモジュールは、文字組版に関する規定ですが、日本語の組版からしますと、重要な和欧文間の空き量などは入っていません。
狙いとしては、Typographyを実現しようということと理解していますが、多言語のTypographyを一元的に扱うというためには、もっと、世界中の専門家の英知の結集が必要なように思います。
なお、CSS3の仕様進捗状況について、次のページの情報をついでに更新しておきました。
XML資料室:W3CにおけるCSS仕様策定の動向
ご活用ください。