« 「書けまっせPDF2」の機能ご紹介(2) | メイン | 「書けまっせPDF2」の機能ご紹介(4) »
2006年12月03日
「書けまっせPDF2」の機能ご紹介(3)
今日は、引き続き、「書けまっせPDF2」で用紙PDFに文字を入力するときに便利な機能について紹介したいと思います。
5.データトレー
これは、頻繁に入力する文字列に名前を付けて、登録しておき、名前を指定するだけで、文字列を貼り付けることができる機能です。会社の住所などは、用紙PDFでは、頻繁に使用しますのでデータトレーに登録しておくと便利でしょう。
上の図は、会社の住所のデータに、当社住所というラベルを付けて登録した例です。
実際に使用するときは、(1)用紙PDFで会社の住所を入力する枠にテキストボックスを配置し、(2)データトレイで、当社住所というラベルを選択して、(3)貼り付けボタンを押します。
そうしますと、次のようにテキストボックスに住所が入力されます。
6.修正テープ
用紙PDFは、多くの場合、印刷して手書きで入力することを前提としています。このため、テキストボックスを配置して、キーボードから文字を入力する使い方からは、必ずしも適切でない不要な文字が予め印刷されていることがあります。例えば、年・月・日などはその典型です。このような場合、そんな文字を修正テープで塗り潰すことができます。
修正テープで次のように既に記入された枠全体を塗り潰すこともできます。
PDFを編集するソフトを使えば文字を削除することもできます。しかし、官公庁などで配布している用紙PDFは、印刷して使用することを想定して、オーナーパスワードで編集不可が設定されているケースが多くあります。そのような場合、用紙PDF自体を編集して直すことができません。
「書けまっせPDF2」は、用紙PDF自体には一切変更を加えず背景としてのみ使用します。修正テープ機能は上から塗り潰すだけです。オーナーパスワードで印刷が許可されているPDFであれば、「書けまっせPDF2」で用紙PDFとして使うことができます。
投稿者 koba : 2006年12月03日 08:00
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/mt-tbng2.cgi/523