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2006年12月19日

PDF Driver V3.1とPDF Tool V2.5を発売

アンテナハウスでは、12月18日より、Antenna House PDF Driver V3.1 およびAntenna House Tool V2.5を発売しました。

PDF Driver V3.1は、既にOEMのお客様向けには出荷していましたが、今回、一般のお客様向けもV3.1になります。また、これに同期をとって、PDF Tool V2.5をリリースしました。

■PDF Driver V3.1の機能改良点は、次の通りです。
(1) AES 暗号化方式の採用
Antenna House PDF Driver V3.1 では、業界他社に先駆けて PDF の新しい暗号方式である AES を採用しました。出力 PDF のバージョンを 1.6 に指定し、PDF のオーナーパスワード/ユーザパスワードを設定した場合、AES 暗号アルゴリズムで PDF のコンテンツを暗号化します。

(2) Web 表示用に最適化(リニアライズ)したPDFを出力可能に
出力する PDF を「Web 表示用に最適化(リニアライズ)」する機能を追加しました。PDF を Web で配布する際は、リニアライズされている PDF の方がすばやく内容を確認できます。

(3) 保存先ダイアログを非表示にする機能追加
PDF Driver の設定で、保存先フォルダを予め指定しておくと、それ以降はアプリケーションの印刷メニューから PDF を出力する際に、保存先ダイアログを表示しないようにできます。

(4) PDF 作成時に、空白ページを削除
Word、一太郎、Excel から PDF を作成する際に、空白ページを PDF に出力しないような設定を新設しました。PDF 作成時に、ワープロの改ページ機能の関係で、文字が入力されていないページ(空白ページ)ができてしまうことが時々ありますが、PDFにこのような空白ページを作らないようにすることができます。

(5) PDFの文字ウエイト設定の改善、用紙サイズ対応拡大
ボールドなどを指定した文字を出力するときのフォントの太さ(ウエイト)を、V3.0に比べて小さめに最適化しました。また、アプリケーション側で指定された用紙サイズからPDFの用紙サイズに対応できる種類を増やしました。

■PDF Tool V2.5
・PDF Tool V2.5では、同梱するPDF DriverをV3.1に変更しています。 これに伴い、PDF Toolの中のPDF Driver API — アプリケーションファイルの種類を判別して、そのファイルを印刷できるアプリケーションをオートメーションで起動、アプリケーションの印刷機能でPDFを作成するAPI — をPDF Driver V3.1用に変更しました。PDF Tool V2.5を使うには、PDF Driver V3.1との組合せが必須となります。

■ライセンス体系の変更
デベロッパ・ライセンスを追加しました。

■価格
価格はオープンプライスのままですが、アンテナハウスの直販価格、および、リセラー様向けの価格を変更させていただきました。価格改訂により多数のお客様にご迷惑をかけてしまう可能性があり、大変、心苦しいのですが、製品の機能追加、品質の向上、サポート・サービス水準の維持のために、やむを得ず、価格改訂をさせていただくことになりました。

なにとぞ、ご了承賜りたくお願い申し上げます。

【参考】
・Webサイト
 Antenna House PDF Driver
 Antenna House PDF Tool

・アンテナハウス直販ページ
 Antenna House PDF Driver
 Antenna House PDF Tool
※1月末までキャンペーン価格です。 

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック