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2006年11月17日

Antenna House PDF Driver V3.1 を近くリリース

アンテナハウスでは、PDF Driver V3.1を近くリリースします。PDF Driver V3.1 は、現在、販売しているPDF Driver V3.0に比べて次の点を機能強化しました。

1. 出力PDFにバージョン1.6指定時、AES 暗号化方式を採用します。
2. Web表示用に最適化(リニアライズ)したPDFの出力ができます。
3. 保存先ダイアログを非表示とすることができます。
4. PDF作成時に、空白ページを削除することができます。

AES暗号アルゴリズムについては、昨日、お話しましたが、Antenna House PDF Driver V3.1 では、業界他社に先駆けてPDFの新しい暗号方式であるAESを採用しました。出力PDFのバージョンを1.6に指定し、PDFのオーナーパスワード・ユーザパスワードを設定した場合、AES暗号アルゴリズムでPDFのコンテンツを暗号化します。

第二に、出力するPDFをWeb表示用に最適化(リニアライズ)する機能を追加しました。V3.1からはリニアライズドPDFの出力が既定値になります。PDFをWebで配布する際は、リニアライズされているPDFの方がすばやく内容を確認できますので望ましいと考えます。

海外製のPDFドライバ製品は、多くのものがPDF作成時にリニアライズする機能をもっています。しかし、弊社の調べでは、日本製のPDFドライバには作成するPDFをリニアライズする機能を持っている製品はありませんので、この機能も国産初となります。

第三に、PDFドライバの設定で、保存先フォルダーを予め指定しておくと、それ以降はアプリケーションの印刷メニューからPDFを出力する際に、保存先ダイヤログを表示しないようにできます。これは、特にOEMのお客様から多く寄せられた要望に応えたものです。

最後に、Word、一太郎、ExcelからPDFを作成する際に、空白ページをPDFに出力しないような設定を新設しました。PDF作成時に、ワープロの改ページ機能の関係で、文字が入力されていないページ(空白ページ)ができてしまうことが時々ありますが、このような空白ページをできるだけ作らないようにする機能です。

アンテナハウスPDF Driverは、現在、弊社の製品にバンドルするほか、OEM先の様々なアプリケーションに同梱されて販売しています。評価版もご提供しておりますので、お気軽にoem@antenna.co.jp までお問合せください。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック