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2006年08月27日
XML技術のハイプ曲線
昨日は、XSL-FOがハイプ曲線のピークにある、ということはないのでは?という話をしました。そこで、もう少し調べてみました。
ガートナー・グループでは、XML技術のハイプ曲線2006年版というのを販売しています。
Hype Cycle for XML Technologies, 2006 11 July 2006には、レポートの目次が出てます。
それをみますと、XSL-FOはSliding Into the Troughの章で紹介されていて、XSL-FOはどうも幻滅の時期(反動期)に分類されているようです。
どうやら、ガートナー・グループではXSL-FOについて2005年が期待のピークで、2006年にはその反動で溝に落ち込んでいるという認識をしているようです。
ジャストシステムの資料に紹介されているのは2005年の図ですので、その中で、いくつかの項目をピックアアップし、2006年の位置づけと比較して、1年でどう変化したかを簡単にプロットしてみました。ガートナー・グループのレポートを買ったわけではありませんので、あくまで推測を交えた図なのですが、次のようになります。
・2006年08月24日に取り上げましたDITAは、2005年のレポートでは登場していませんが、2006年に早くもピークという認識がなされてます。(そうなんでしょうか?)
・XMLデータベース(XML DB)は、2006年に安定期に入ったということです。
・そうかと思えば、XBRLのように2005年も2006年も同じ反動期に分類されているものもあります。
・今年、出現したOpen Office XMLファイル・フォーマットは黎明期で、これからということ。
こうしてみますと、大雑把にはあたっているといえなくもありません。
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