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2006年08月19日

PDF/X-2について(5)

5.ファイル指定
前項で述べたReference XObject以外の方法により、PDF Reference 3.10項に定めるファイル指定機能を使うことは禁止です。

6.トラッピング
ファイルを交換するにあたり、info辞書のTrappedキーを使わなければなりません。Trappedキーでは、PDF/X-2ファイルそれ自身のトラッピング状態を示しますが、参照されるファイルや、PDF/X-2ファイルと参照されるファイル間の組合せにの間でのトラッピング状態を示すことはありません。

もし、PDF/X-2ファイルの中のすべての印刷要素についてトラッピングされているなら、Trappedキーの値はTrueになります。それ以外のケースでは、キーの値はfalseです。部分的にトラッピングされたファイルは許可されません。PDF/X-2ではTrappedキーの値にunknownは許されません。

Trappnet注釈を含むなら、Trappedキーの値はTrueでなければなりません。

FontFauxingキーの値についての条件は、PDF/X-1aと同じです。また、PCMキーの値の条件は、PDF/X-3と同じです。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック