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2006年05月24日

サーバサイドPDF (3)

PlanetPDFに登録されているサーバサイドPDF製品の主なものを紹介しています。

・GhostScript
 すでに何度も紹介しましたが、サーバサイドでPostScriptからPDFに変換できます。ライセンシーは世界で80社と書いてあります。
・ImagerSDK Server Based Document Conversion
 サーバサイドで、文書変換を行う。DOC, HTML, PDF, XLS, PPTからTIFFなどの形式に変換できる。
 当社のServer Based Converterに似てるな!と思ったのですが、製品マニュアルを見ましたら、Nativeのアプリケーションを使って、プリンタ・ドライバで文書を画像化する。検索できない画像ベースのPDFを作るようです。あまりたいしたことのないソフトのようです。

・Jaws PDF Server
 PDF作成、最適化、配信用のサーバ。ドラッグ&ドロップでワークフローを設定できるGUIが特長。Distillerと同じPostScriptペースなのでEPSの処理ができる。また、WordなどのOfficeがインストールしてあれば、プリンタ・ドライバでOffice文書のPDF化ができる。PDF1.4ベース。これは基本的にAdobeの Document Serverみたいなものです。
・jPDF Template, jPDF Merger, jPDF Viewer, jPDF Signer, jPDF Encryption
 Crionics社の一連のJAVA用PDFツール。jPDF Viewer のみデスクトップ用で、他のはサーバサイドもあり。用途は、大体名前からわかりそうですが。
・LuraDocument.jpm PdfCompressor Server
 TIFF, JPEG, BMP and PNMファイルをPDF化。テキストをCCITT G4形式で圧縮、画像は、JPEG2000/Part 6で圧縮できる。
 開発者はドイツの人ではないかと思いますが。ドイツ人的パーフェクトさを感じます。

※参考
PNM: Portable aNy Mapの略。モノクローム画像形式 PBM (Portable BitMap)、グレースケール画像形式PGM (Portable Grayscale Map)、カラー画像形式PPM (Portable PixMap) を総称していう。

(続く)

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック