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2006年05月01日

情報セキュリティSDK 「CRYPTER」について

アンテナハウスは、2006年4月20日付けで、株式会社エクスフロントより情報セキュリティSDK「CRYPTER」の開発元である(有)ラング・エッジの株式の50%を取得しました。

詳細はこちらのニュース・リリースをご参照ください。

CRYPTERは、デジタル情報の保護・管理・追跡を行う技術を簡単に使用できるようにするSDK(ソフトウェア開発キット)です。これを利用して、デジタル情報について、様々なライセンス管理を行うシステムを構築することができます。

CRYPTERは、デジタル情報の保護・管理・追跡を行う技術を簡単に使用できるようにするSDK(ソフトウェア開発キット)です。これを利用して、デジタル情報について、様々なライセンス管理を行うシステムを構築することができます。

例えば、次のようなことができます。

1.コンテンツ配信と閲読権限管理
コンテンツの配信とデジタル著作権管理(Digital Rights Management: DRM)のシステムは一般的に次のようなことを行います。
(1) デジタル情報のコンテンツを暗号化して配信します。
(2) コンテンツ利用者を予めサーバ側のデータベースで管理しています。
(3) コンテンツ利用者(端末)からの要求により、ライセンス発行の可否を決定。
(4) ライセンス発行サーバからライセンスを発行します。
(5) コンテンツ利用者(端末)側では、ライセンスを使って、コンテンツの暗号を解き、閲覧できます。

DRM-System.PNG

2.アプリケーションの動作を制限するアクティベート
CRYPTERのライセンス管理APIは、アプリケーションの動作を制御するためのアクティベート情報をC-PKCのかたちでアプリケーションに渡し、アプリケーション側でC-PKCをもとに各動作を許可、禁止する機能を提供します。この機能を利用すると、「体験版」として期間や動作の制限付きでインストールされ、アクティベートすると制限のない「製品版」として利用できるアプリケーションを作成できます。
その例を図で示します。
Activate-system.PNG

現在、情報セキュリティは、情報漏洩という観点から注目があつまっています。しかし、将来のことを考えますと、紙に代わってPDFを使った電子配信が今後もますます普及すると見込まれます。これにより、重要な情報が自由に複製・再配布されてしまうことを防止したり、あるいは、情報の真贋性の保証方法などについては、ますます重要な課題になると予想します。

今後は、Crypterで蓄積した技術をPDF関係にも生かしていきたいと考えています。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (1) | トラックバック