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2005年12月07日

PDFの作成方法(16) – Fax受信のPDF

画像系PDFのもうひとつの作成方式として、FAXで受信した内容をPDF保存する方式があります。PDFが普及する前は、FAXソフトはFAX受信内容をTIFFやJPEGなどで保存していましたが、最近のFAX受信ソフトには、受信データをPDFにする機能がついているものがあります。

例えば、メガソフトの「StarFax2005」は、受信データをPDF化して電子メールに転送できます。

また、インターコム社の「まいとーくFAX Server5」は、受信FAXのPDFエクスポート機能がついています。

ソフトだけではありません。インターネットFAXサービスでは受信したFAXをPDFにしてメールで受け取ることもできます。

インターファックス・サービス

F@xEm@ilサービス

アンテナハウスのアメリカ法人でも、FAX受信にはインターネットFAX(eFax.com)を利用しています。このサービスでは、お客様からアメリカ法人のFAX番号宛に送られた注文書をPDF化して、電子メールで届けてくれます。そのPDFファイルは日本に転送されてきて、出荷担当に回ります。このサービスは確かに便利なのですが、FAX原稿は手書きが多いため、判読困難で困ることもあります。そんな訳で、FAXの受信データをPDF化しても、そのメリットはビューアとしてAdobe Readerを使えるということぐらいで、それ以外には大きなメリットはないようにも感じています。

Faxの受信データは、PDFではなく他の画像形式でも良いのではないでしょうか?

ところで、インターコムは、2003年に「マイトーク7Pro」に業界初のPDF送受信機能をつけたと発表しています→同社のニュースリリース。しかし、「マイトーク8Pro」にはその機能が見当たりません。なぜなんでしょうね。

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投稿者 koba : 08:00 | コメント (0) | トラックバック