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2013年02月28日
DITA Festaの2日目
2月8日、DITA Festaの2日目が行われました。
* 海外DITA最新導入事例 DITA Europe2012視察報告(インフォパース 関根さん)
* 制作現場目線で見たDITA/CMS ~導入を通しての気づき~(横河電機 針ヶ谷さん、情報システムエンジニアリング 小川さん)
* 汎用製品を活用したDITA導入事例(PFUソフトウエア 竹森さん)
* 制作手法のひとつとしてのDITA(クレステック 碓井さん)
* DITAユーザ交流会 2013年度活動報告(横河電機 針ヶ谷さん)
といったアジェンダでした。
どれも興味深い話を聞けたのですが個人的にぶったまげたのは、PFUソフトウエア 竹森さんのお話でした。
ワープロ専用機、DocBook、FrameMakerを経てDITA導入に至るまでの話が最初にあり、続いてシステム環境の紹介がありました。
マップの設計やトピックの管理はExcel、リポジトリはSubversion、執筆は汎用テキストエディタを使っているとのことです。汎用テキストエディタのマクロ機能をフルに使って、できるだけ効率よく間違いのないタグ付けができるよう工夫されています。アンテナハウスはXMetaLというDITAエディタを販売しているので、こういったお話はあまりうれしくないのですが(笑)、それにしてもそこまでやるか!と関心してしまいました。要所要所で金沢の名所の紹介とかもあり、とても楽しかったです。
セッション後、竹森さんと少しお話させていただきました。「いや~、結構泥臭いことをしているんですよ」と謙遜されていましたが、プロトタイプをできるだけ安価に構築したいと考えていらっしゃる方には、とても参考になったはずです。実際竹森さんと名刺交換されている方がたくさんいらっしゃいました。
それから最後のDITAユーザ交流会のご報告にはちょっと考えさせられました。メーカが制作会社に制作依頼するとき費用はどのように算定するのがいいのか、というのが交流会の中での大きなテーマのようです。たしかにトピック指向のDITAの場合、今までのブック指向のものとは別の考え方を導入しないといけないですね。これってけっこう大問題かも。
投稿者 AHEntry : 2013年02月28日 09:00
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