« DITA Europe 2008 | メイン | アンテナハウス・本社移転のお知らせ »
2008年10月29日
DITAと独自タグセットの比較
ドキュメントのXMLソリューションを作成する時、独自タグセットをゼロから設計する方法は自然な方法です。
これに対比する方法としては、既存のDTDを元にして、独自拡張することになると思います。
DITA標準を使う方法はこれに対して、どういうメリットがあるのかを考えてみました。
1.ユーザの立場としては、
(1)独自タグセットを使うのと比べて、標準を使うことで設計時のコストが少なくなります。
(2)標準をサポートするツールを使うことで、ツールのコストも少なくてすみます。
(3)他の会社などで、同じDTDを利用した事例を研究することができますので、新しいソリューションの導入に於けるリスクを減らすことができます。
2.ベンダーの立場としては、
共通のツールを予め、見込み生産で準備しておくことができます。
3.ソリューション・プロバイダの立場としては、
ある会社向けに開発したソリューションの経験を、ほぼそのまま、他の会社向けに提案・利用が可能になります。
こうしてみますと、独自タグセットよりはDITA標準を使う方がずっと良いように思えます。
投稿者 koba : 2008年10月29日 09:46
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.antenna.co.jp/PDFTool/mt-tbng2.cgi/1154
コメント
コメントしてください
サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 ( サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)