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2008年05月11日
WordでDITAをオーサリング
アンテナハウスではWord2007でDITA XMLを編集するシステム開発のご提案を再開します。
もう既に、ブログで何回かDITAのことを取り上げてきましたし、ご存知の方も多いと思いますが、DITAとは、内容をトピックという小さな・再利用可能な単位に分けて記述し、マップを使ってトピックを組み合わせることで、マニュアルなどの文書を表現し、コンテンツ情報を再利用するための仕様です。
以前は、Word2003でご提案していましたが、昨年、Microsoft Office 2007にバージョンアップしたことなどもあり、しばらくWordによるDITAの編集について、見直していました。
XMLのオーサリングは非常に大きく、また、難しい課題ですが、コンテンツを制作するには、どうしてもオーサリングを避けて通ることはできません。
そんなことで、WordによるDITAの編集を、今度は、Office 2007でご提案していきたいと考えています。
DITAのトピックとは、わかりやすく言えば、マニュアルの章や節などにあたります。オーサリングを章や節の小単位レベルで行うことによって分割管理や再利用を可能にします。
分割レベルが大きすぎると編集に負担がかかるとか、再利用が出来なかったりします。
分割レベルが小さすぎると今度はシステム的に複雑になったり内容の統一性(整合性)が失われます。
Wordで編集する単位をどの位の単位で行うのが最も効率がよいかなどをさらに検討していく必要があります。
しかしながら、それらは単体では本という単位にするための情報はどこにもありません。これを定義するのが構成情報(DITAでいうところのmap)です。バラバラのトピックをどのような順でどのような構成で一冊の本に仕上げるかという定義をします。
お問い合わせは、sis@antenna.co.jpまでどうぞ。
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